タイル張りのお風呂などで気になるのが、目地の汚れや欠損ですね。黒ずみともなると、いくらカビ取り剤を塗ってもなかなか白さが戻らず、困りもの。

黒ずんだタイルの目地は、補修することで白さを取り戻せます。そこで、今回はタイルの目地を簡単に補修し、白く戻す方法をご紹介します。

タイルの目地って何?

タイルの目地のカビ
改めて、目地(めじ)とは一体なんでしょうか。レンガやブロック、浴槽のタイルなどの隙間を埋める役割をしているモノを目地といいます。

目地の役割はタイルの接着剤、緩衝材、汚れの侵入を防ぐなどです。つまり、目地がしっかりしているからこそ丈夫で清潔な床や壁が維持できるともいえます。

タイルの目地に補修が必要な理由は?

ブラシでタイルの目地を掃除する
それでは、どうして目地は補修などの手入れが必要になるのでしょうか。理由は簡単で、傷ついたり老朽化が進んだ目地をほうっておくと、先ほど紹介した役割が果たせなくなり、タイルがひび割れたり、目地に汚れが溜まってしまうからです。

タイルの目地埋めや補修の手順。繋ぎ目をキレイに見せるコツは?

ハイターと片栗粉を混ぜる
必須
目地の補修材
『カビキラー』などの塩素系漂白剤
いらない布
マスキングテープ

どうしても取れないタイルの目地に詰まった汚れ。スポンジでこすったり、カビ取り剤を使っても落ちないのであきらめてそのままにしがちですね。

補修というとなんとなくむずかしく考えてしまいますが、実は簡単なんです。補修の流れは主に3つ。
1. カビや黒ずみを掃除する
2. 漂白する
3. 目地の欠損を埋める

補修後は、目地が固まるまでに時間がかかるのでお風呂上がりや休日などに試すのがおすすめです。次に、具体的な手順をご紹介します。

塩素系漂白剤で除菌する

黒ずみが目立つ場所に塩素系漂白剤をかけて3〜5分待つ。

漂白剤を流して乾燥させる

塩素系漂白剤を流し、乾拭きして一度乾かす。

マスキングテープを貼る

タイル部分に補修材がつくのを防ぐため、目地の周りにマスキングテープを貼るのが後々キレイに見せるコツ。

補修材を塗り込む

チューブならノズルの先端を切りって絞りながら目地に塗り込む。希釈タイプなら水で薄めて目地に塗り込む。

補修材をならす

付属のヘラで補修材を平坦にする。

はみ出た補修材は拭き取る

この時点ではみ出た補修材があればタオルなどで拭き取る。

24時間乾燥させたらマスキングテープを剥がす

マスキングテープを剥がして元の状態に戻す。

はみ出た補修材をヤスリで削る

もしタイルの上に補修材がはみ出ていたりしたときは、ヤスリなどでキレイに削りとる

目地の補修材を使わず掃除だけしたいとき

ラップとハイターでカビを取る
「補修しないで、タイルの黒ずみだけキレイにできないの?」という場合もありますね。まずはしっかり漂白して黒ずみが取り除けないかテストしてみましょう。

用意するのは「カビ取り剤」「片栗粉」「割り箸」「ラップ」「お皿」の5つです。

いてタイルの目地に密着しやすくなります。さらに上からラップをして蒸発を防ぐことで効果的に黒ずみが漂白できるというわけです。

片栗粉とカビ取り剤を混ぜる

片栗粉を少量お皿に出し、カビ取り剤を混ぜてとろみのある液体にする。

割り箸で塗り込む

できたカビ取り剤を割り箸を使って目地に塗り込む。とろみがあるので汚れに密着する。

ラップをして放置する

さらにラップをし、しっかり浸透させる。そのまま15〜30分ほど放置。

すすぐ

すすいで黒ずみ汚れが落ちたら完了。

タイルの目地埋めや補修におすすめのアイテム2選

タイルの目地補修には専用の補修材が必要で、いろんな種類が販売されています。ここでは、タイルの目地でよく目につく「欠損」や「黒ずみ」を補修するためのアイテムをご紹介します。

『バスコークN』(セメダイン)

一部分が黒ずんでいたり、欠けていたりと狭い範囲の補修がしたいときにおすすめなのが『バスコークN』。

ペンタイプなので、気になる部分めがけて直接補修材が塗れるのが特徴です。接着剤メーカーが開発しているのでその性能はお墨付き。防水性もしっかりしているので安心して使えますよ。

『タイル目地材』(ロックタイト)

広い範囲の補修には、大容量パックがおすすめ。こまかい作業は必要なく、黒ずんだ目地の上からどんどん塗り込めばあっという間に全体の目地の補修が完了します。

元の目地に近いセメントタイプなので、耐久性にすぐれているのがポイントです。

タイルの目地埋めや補修での注意点

壊れたタイル
ほとんどの場合、タイルの目地補修は市販のアイテムを使えば簡単にできますが、なかには補修材で対処しきれない場合もあります。

たとえば、「タイル自体にヒビが入っている」「傷んでから1年以上たっている」など。この場合はタイルの奥深くまでカビが侵入していたり、防水性が失われていたりします。目地を補修しても、汚れを閉じ込めるだけでしかなく、タイル自体の交換が必要かもしれません

タイルの交換はおうちではむずかしいので、施工した工務店や管理会社に相談しましょう。費用はかかってしまうので、保証や保険がないか確認しておくといいですよ。

タイルの目地を補修して、清潔でキレイな空間を取り戻そう

タイルの床
タイルの目地が欠損していたり、黒ずんでいたりすると、なかなかキレイにならないので困っている人も多いですよね。

どうしても取れない目地の汚れは一度除菌・漂白したら、上から補修して真っ白にする方法がおすすめです。

目地が真っ白になるだけでも、雰囲気は一気に明るくなって清潔感が増しますよ。