タイル張りのお風呂などで気になるのが、目地の汚れや欠損ですね。黒ずみともなると、いくらカビ取り剤を塗ってもなかなか白さが戻らず、困りもの。

黒ずんだタイルの目地は、補修することで白さを取り戻せます。そこで、今回はタイルの目地を簡単に補修し、白く戻す方法をご紹介します。

タイルの目地は補修でキレイになる!

タイルの目地のカビ
どうしても取れないタイルの目地に詰まった汚れ。スポンジでこすったり、カビ取り剤を使っても落ちないのであきらめてそのままにしがちですね。

補修というとなんとなくむずかしく考えてしまいますが、けっこう簡単なんです。用途にあった道具を用意すれば簡単にできますよ。

次から具体的に紹介するので、さっそくチャレンジしてみてくださいね。

タイルの目地を補修するのに使う道具は?

タイルの掃除 赤カビ
用意するもの
必須
目地の補修材
『カビキラー』などの塩素系漂白剤
いらない布
マスキングテープ

タイルの目地補修には専用の補修材が必要で、いろんな種類が販売されています。ここでは、タイルの目地でよく目につく「欠損」や「黒ずみ」を補修するためのアイテムをご紹介します。

『バスコークN』(セメダイン)

一部分が黒ずんでいたり、欠けていたりと狭い範囲の補修がしたいときにおすすめなのが『バスコークN』。

ペンタイプなので、気になる部分めがけて直接補修材が塗れるのが特徴です。接着剤メーカーが開発しているのでその性能はお墨付き。防水性もしっかりしているので安心して使えますよ。

『タイル目地材』(ロックタイト)

広い範囲の補修には、大容量パックがおすすめ。こまかい作業は必要なく、黒ずんだ目地の上からどんどん塗り込めばあっという間に全体の目地の補修が完了します。

元の目地に近いセメントタイプなので、耐久性にすぐれているのがポイントです。

タイルの目地を補修する方法は?

ブラシでタイルの目地を掃除する
目地の補修材を買いそろえたら、準備は完了です。狭い範囲を補修するか、広い範囲を補修するかで、少しだけ手順がことなるので、それぞれ見てみましょう。

狭い範囲の補修

塩素系漂白剤で除菌する

黒ずみが目立つ場所に塩素系漂白剤をかけ、3〜5分ほど待つ。

流して乾かす

塩素系漂白剤を流し、乾拭きして一度乾かす。

マスキングテープを貼る

タイル部分に補修材がつくのを防ぐため、目地の周りにマスキングテープを貼る。

補修材を塗り込む

ノズルの先端を切り、チューブを絞りながら目地に塗り込む。

ならして固める

付属のヘラで平坦にしたら、24時間ほど放置して固まるのを待って完了。

固まるまでに時間がかかるので、お風呂上がりや休日などに試してみてくださいね。

広い範囲の補修

除菌する

塩素系漂白剤を吹きつけて数分待ってすすぎ、除菌しておく。

目地を軽く掃除する

ハンパに剥がれた目地剤は軽くこすって取り除く。マイナスドライバーなどを使うと便利。

補修材に水を加える

補修材半分に対し、水75mlを少しずつ加えて溶かす。

塗り込む

付属のヘラなどを使い、目地に塗り込む。タイルに付着しても大丈夫。

タイルを拭く

タイルについた補修材を布で拭いて取り除く。

放置する

24時間放置して固まったのを確認したら完了。

タイルで固まってしまった補修材は、ヤスリなどでこすり落としましょう。

石膏タイプの補修材だともとの目地材に馴染みやすく、広く塗り込めば新品のような輝きが戻ってきますよ。

おうちでタイルの目地補修ができない場合もある?

壊れたタイル
ほとんどの場合、タイルの目地補修は市販のアイテムを使えば簡単にできますが、なかには補修材で対処しきれない場合もあります。

たとえば、「タイル自体にヒビが入っている」「傷んでから1年以上たっている」など。この場合はタイルの奥深くまでカビが侵入していたり、防水性が失われていたりします。目地を補修しても、汚れを閉じ込めるだけでしかなく、タイル自体の交換が必要かもしれません

タイルの交換はおうちではむずかしいので、施工した工務店や管理会社に相談しましょう。費用はかかってしまうので、保証や保険がないか確認しておくといいですよ。

覚えておきたい

エコなわざあり

タイルの目地を補修せずにキレイにする方法って何かある?

「補修しないで、タイルの黒ずみだけキレイにできないの?」という場合もありますね。まずはしっかり漂白して黒ずみが取り除けないかテストしてみましょう。

ラップとハイターでカビを取る
用意するのは「カビ取り剤」「片栗粉」「割り箸」「ラップ」「お皿」の5つです。

ハイターと片栗粉を混ぜる

片栗粉とカビ取り剤を混ぜる

片栗粉を少量お皿に出し、カビ取り剤を混ぜてとろみのある液体にする。

割り箸で塗り込む

できたカビ取り剤を割り箸を使って目地に塗り込む。とろみがあるので汚れに密着する。

ラップをして放置する

さらにラップをし、しっかり浸透させる。そのまま15〜30分ほど放置。

すすぐ

すすいで黒ずみ汚れが落ちたら完了。

片栗粉に溶かすと、とろみがついてタイルの目地に密着しやすくなります。さらに上からラップをして蒸発を防ぐことで効果的に黒ずみが漂白できるというわけです。

タイルの目地を補修して明るい空間へ!

タイルの床
タイルの目地が欠損していたり、黒ずんでいたりすると、なかなかキレイにならないので困っている人も多いですよね。

どうしても取れない目地の汚れは一度除菌・漂白したら、上から補修して真っ白にする方法がおすすめです。

目地が真っ白になるだけでも、雰囲気は一気に明るくなって清潔感が増しますよ。