キッチンのタイル掃除｜目地の油汚れは落と仕方と注意点は？

タイル張りのキッチンはツヤツヤとしていてかわいらしいですよね。清潔感もあって素敵ですが、悩ましいのがその掃除方法ではないでしょうか。タイルとタイルの間、目地のヘコみ部分に入り込んだ汚れが取れなくて困っているおうちも多いと思います。

ここではキッチンのタイルを掃除する方法について、用意する道具や手順などくわしくご紹介します。

キッチンのタイルの目地が汚れるのはどうして？

キッチンのタイルはきちんと手入れしていても、どうしても黒ずんでしまいますよね。

もともとタイルはガラスのようにツヤがあって汚れを弾きやすい素材なので、タイル自体についた汚れは拭き掃除ですぐにとれます。

ただ、目地の部分だけは要注意。コンクリートでザラザラしていたり、樹脂でプニプニと弾力のあったり、タイル表面に比べて汚れが取れにくい素材でできています。放っておくとどんどんと黒ずみが進んでしまうので注意が必要なんです。

タイルの目地をどうやったらキレイにできるのか、次から道具とその使い方について具体的にご紹介します。

キッチンのタイル掃除｜クレンザー使った方法

キッチンタイルの掃除はクレンザーとブラシを活用するのが基本です。汚れがかなり広い範囲に渡っていたり、カビがどうしても落とせなかったりするときには漂白剤を使ってみてください。

まずはクレンザーで掃除する方法を具体的に見てみましょう。

長い時間放っておいた汚れでなければ、『ジフ』などのクレンザーで十分落とせます。洗剤に含まれる顆粒がうまく作用して汚れをかき出してくれますよ。

スポンジの代わりに『激落ちくん』などのメラミンスポンジを使うのも効果的。メラミンスポンジはすぐに摩耗してボロボロになるのでこまめに取り替えながら使ってくださいね。

キッチンのタイル掃除｜塩素系漂白剤で汚れを落とす方法

しみ込んでガンコにこびりついた汚れには塩素系の漂白剤を使いましょう。漂白剤は『カビキラー』などのスプレータイプがおすすめ。狙ったところに出せるので使いやすいですよ。

漂白剤はかなり強い洗剤なので肌に触れないようにゴム手袋をつけましょう。これで目地に詰まった汚れはキレイになりますよ。

キッチンのタイル掃除｜スチームクリーナーを使う方法

キレイになるとはいえ、こすり洗いは手がかかるのでできればもっとラクな方法を知りたいですよね。

そんなときにはスチームクリーナーを活用するのがおすすめです。

スチームクリーナーは蒸気の力で汚れを浮かしてくれる便利な掃除道具。水しか使わないので洗剤残りの心配もありません。

レンタルサービスがあるので、大掃除シーズンならガンコな汚れを一掃できる最終兵器として用意しておくのもいいですね。

キッチンのタイル掃除におすすめのグッズ3選

キッチンは油汚れが多くて掃除が大変な場所。大掃除の忙しいシーズンに時間をかけて広い壁を掃除するのはなかなかむずかしいですよね。そんなときは掃除を簡単にする便利アイテムが使えます。

一度付いてしまった汚れを落とすのは大変ですが、汚れがつくことを予防しておけば掃除いらずですよ。

『マジックリン』（花王）

キッチン掃除に使えるロングセラー洗剤、『キッチンマジックリン』はタイルにも使えます。油汚れの分解力は換気扇の油もスッキリ落とせます。

『はがせる透明シート』（東洋アルミ）

壁に貼り付けるタイプのフィルムです。透明なのでタイルの雰囲気を損ねることなく汚れから守ってくれるのがうれしいところ。年末の大掃除にはシートを張り替えるだけでいいので手がかからず、一瞬で済ませられます。

『床を保護する多用途マット』（ottostyle.jp）

床がタイル張りなおうちにおすすめなのが、透明なキッチンマットです。自由な大きさにカットできるのが魅力で、おうちの必要な場所に合わせて調整できますよ。

キッチンのタイル掃除の注意点

キッチンのタイルにたまった油汚れを落とすときは、目や手に直接触れないよう注意が必要です。塩素系の澆薄剤など、協力な洗浄力をもつクリーナーは人体に有害な物質を多く含んでいます。

高い場所に吹きかけたり天井に吹きかけたりするときは特に気をつけてくださいね。

キッチンのタイル掃除で明るい空間を

タイルの目地に詰まった汚れを掃除するのは面倒ですよね。

でもおうちにあるクレンザーでキレイに落とせるんです。もしそれでもダメなら漂白剤、と段階を踏んで掃除してみてください。

黒ずんだ汚れがキレイに落ちるとキッチンが明るく見えて毎日の料理がもっと楽しくなりますよ。