旦那さんが毎日着るワイシャツ。いつものように洗濯しようと思ったらシミのようなものが…。
白いワイシャツにシミができてしまうと目立つうえに、なかなか元の白には戻らなくて困ってしまいますね。
そこで今回は汚れにあわせたワイシャツの染み抜き方法をご紹介します。頑固そうな汚れでも原因さえ突き止めれば簡単にキレイにできますよ。
もくじ
ワイシャツはきれいに染み抜きできる?
一口にシミといっても、ワイシャツにできるのは「汗ジミ」「ボールペンのインク」「コーヒー」「醤油」など、その原因はさまざま。汚れの正体がわかれば落とす方法が突き止めやすくなりますが、どうして汚れたのかわからないこともありますよね。
ただ、染み抜きにはいくつかポイントがあり、そのポイントをおさえれば、ほとんどのシミは落とすことができますよ。
まずは、これから紹介するどんな汚れに対しても効くやり方を試してみるのがおすすめです。使うものもおうちにある一般的な洗剤だけなので「シミを見つけたらとりあえずコレ」と覚えておきましょう。
ワイシャツの染み抜き|必要なものは?
- 必須
- 『アタック』などの液体洗剤
- 『ワイドハイター』などの酸素系漂白剤
- 洗面器
ワイシャツの染み抜きに使うアイテムは、普段の洗剤に加えて『ワイドハイター』などの漂白剤があれば十分です。
あとは部分的に手洗いができるように、洗面器があると作業がラクにできますよ。
ワイシャツの染み抜き|汚れの落とし方は?
ポイントは「洗濯前に温かいお湯でつけ置き洗いする」こと。洗剤は温めることでより力が高まり、時間をかけることでガンコな染みもふやかしてくれます。
こびりついた汚れや、時間がたったシミでない限り、この方法でスッキリ真っ白に戻せますよ。
つけ置き液をつくる
洗面器に40〜50℃ほどの温かいお湯を張り、水量にあわせて洗剤と漂白剤を混ぜる。
つけ置きする
ひどいシミには直接漂白剤を塗り込んだあとにつけ置き液に浸す。
放置する
30分ほど放置して汚れがふやけるのを待つ。
そのまま洗濯
洗面器の液ごと洗濯機にいれ、いつもと同じ手順で洗濯したら完了。
やり方はシンプルで、つけ置きしてそのまま洗濯機にかけるだけ。熱を加えつつ、時間をかけることでほとんどのシミは跡形もなくキレイになりますよ。
ワイシャツの染み抜き|汚れごとに注意することって?
紹介した方法でも落ちないときには、汚れにあわせた方法で再度チャレンジしてみてください。
汗ジミ
脇や袖、襟周りにできる黄ばんだ汚れは、汗などが酸化してできる「皮脂」の汚れ。これは油汚れの一種なので「固形石鹸か食器用の洗剤」を使うのがおすすめです。
まずはお湯をかけてふやかし、石鹸か洗剤を塗り込みましょう。手でもみこんでなじませたらそのまま洗濯機にかけるだけでキレイにできます。
コーヒー、お茶、醤油
コーヒーなどの色素が濃い液体でできたシミは水性の汚れ。水に溶けやすいので十分に流水ですすいで直接タオルをあて、食器用の洗剤をつけた歯ブラシでシミの裏からトントン叩くと落とせます。
タオルに汚れを移しとるイメージでシミを取り除いていきましょう。
ボールペン
胸ポケットなどにできるインクの汚れはボールペンのものかも。ボールペンインクの汚れは少し厄介で、完全に落とせるのは油性のものだけです。
油性インクはアルコールに溶けやすいので、手指消毒用のアルコールをかけて汚れを浮かせましょう。ちょっとかけるだけでも面白いように浮いてくるので、ティッシュで拭き取ってある程度落としたらあとは洗濯機でキレイにできますよ。
ワイシャツの染み抜きは応急処置が肝心
ワイシャツの染み抜きは「いかに早くとるか」がポイントですが、帰ってきてからの洗濯するのでは時間があきすぎてしまいますね。
染み抜きを少しでもラクにするため、応急処置のやり方を覚えておくといいですよ。
応急処置のやり方はシンプルで「ティッシュで包んで、つまみとる」だけ。できればおしぼりなどの湿り気のあるもので取ると効果的です。こするとシミが伸びるだけなので注意してください。
あとはその日のうちに洗濯できればバッチリ。応急処置がしっかりできていれば、先ほど紹介したつけ置きだけでキレイにできますよ。
ワイシャツの落ちないシミはクリーニングへ
ワイシャツは毎日着る服なだけにどうしても汚れが付きやすいもの。特に温かい季節だと汗じみなどもできやすくなります。
ワイシャツくらいなら思い切ってクリーニングに出してプロに任せてしまうのも手。一枚あたり150円ほどと、お金もそれほどかかりません。
クリーニングのときには、シミの場所とどんな汚れがついているのかを伝えておくとクリーニング屋さんも対処しやすくなります。シミが取れてキレイになれば、いつもの仕事着ももっとかっこよく見えますよ。