仕事着のワイシャツは、人目につくのでできるだけピシッとキレイに保っておきたいもの。

いつもピシッとした状態で着るためにはクリーニングに出したほうがいいのかな…?と迷うことがあるかもしれません。

今回は、そんなワイシャツのクリーニングにまつわる情報をまとめてご紹介します。参考にしながら、クリーニングに出すか決めてみてくださいね。

ワイシャツのクリーニングはどんなメリットがある?

ワイシャツはおうちでも洗濯できますが、やはりおうちでの洗濯では得られないクリーニングならではのメリットがあります。

ワイシャツクリーニングのメリット

真っ白になる

おうちの洗濯機洗いでも汚れは落とせますが、100%落としきれているわけではありません。襟や脇などの皮脂が多くつく場所は汚れが落としきれずに少しずつ蓄積しています。

しかし、クリーニングであれば洗浄効果の高い特別な方法で真っ白に戻せます。おうちで洗濯するよりも格段に清潔感漂う仕上がりになりますよ。

アイロンがけがいらない

ワイシャツを洗濯した後に待っているのが、アイロンがけ。キレイに仕上げるのは神経を使うし、時間もかかって大変ですね。

自宅で落とせない汚れにも対処してくれる

長時間放置してしまった黄ばみやシミなどは、自分で落とそうとしてもなかなか難しいもの。色むらが出てしまったり、記事を傷める可能性もあります。

クリーニング店なら、自宅では落とせない黄ばみなども落としてくれる可能性が高いですよ。

ワイシャツのクリーニングで黄ばみが落とせる?

ワイシャツ 黄ばみ クリーニング

襟元の頑固な黄ばみやシミが、自宅の洗濯で落ちない…と悩んでいるなら、一度クリーニングに出してみるのがおすすめです。

クリーニング店では、黄ばみや染み抜き専用のコースが設けられていることが多いので、プロの力でしっかりきれいにしてくれますよ。

追加料金がかかることもあるので、クリーニングを依頼する際に、汚れの内容について相談してみることをおすすめします。

クリーニングに出したワイシャツはどんな工程で洗われている?

クリーニング アイロン

クリーニングに出したワイシャツは次の手順で洗われます。どれも業務用の特別な道具を使っているので、おうちではできないような仕上がりになるんですよ。

一般的な流れは次のとおり。遅くとも2〜3日でできあがります

状態の確認

プロの目でワイシャツにほつれなどがないことを確認する。

水洗い

特別な洗剤とお湯を使って、業務用の大きな洗濯機で洗う。

糊付け

汚れが落ちたら洗剤ごと洗い流し、糊付けをする。パリッと仕上がるポイント。

プレス

専用の機械で形を整えながらプレスしてシワを伸ばす。

乾燥

そのまま干して形を安定させる。最後にたたんでカバーをかけて完了。

黄ばみやシミがあるときは②のあとで染み抜き作業がはいることも。この作業があることで様々な汚れもスッキリ元通りに仕上がります。

ワイシャツをクリーニングする料金は?

お金

ワイシャツのクリーニングにかかる料金は、お店によってかなりばらつきがあります。目安は1枚あたり100〜200円です。

染み抜き加工や当日仕上げなどは別料金となっている場合も多いので、クリーニングに出すときによく確認しましょう。

ワイシャツのクリーニングは基本的にどんなお店でも扱っています。一度に何枚も出すことが多いので、近くで安く洗えるお店を探しておくといいですよ。

もしもワイシャツを毎回クリーニングに出したらいくらかかる?

ワイシャツの洗濯やアイロンがけをやめ、すべてクリーニングに出すとしても3,000円ほど(20営業日分)です。

これでアイロンがけなどの手間を省けるなら、毎回お願いすることを考えてみるのもいいかもしれませんね。

ワイシャツをクリーニングに出す頻度は?

ワイシャツ クリーニング

ワイシャツをクリーニングに出す頻度にとくに決まりはありません。

手間をできるだけ省きたい人は毎回、蓄積汚れだけ落とせればいい人は1ヶ月に1回などと好みにあわせて決めましょう。

大切な会議の前に、出張の前に、衣替えといっしょになど、柔軟に調整してみてくださいね。

ワイシャツはクリーニングに出さなくてもきれいになる?

ワイシャツの洗濯

クリーニングの仕上がりにはおよびませんが、おうちでも洗濯のやり方を工夫すればラクにキレイにできます。いくつかポイントがあるので見てみましょう。

洗剤を塗ってから洗う

襟や袖、脇など皮脂を吸って黄ばんだり黒ずみやすい場所には、軽く下処理をしてから洗うのがおすすめ。やり方は簡単で、黄ばみ部分に洗剤を塗ってなじませてから洗濯するだけです。

汚れに洗剤が直接作用するので、ガンコな汚れもスッキリ落ちますよ。

脱水時間を短めに設定する

アイロンがけが面倒な場合は、10秒ほど脱水しただけで取り上げて干すのがおすすめ。

手でシワを伸ばしてからハンガーにかけて吊り干しにしましょう。脱水の強い力がかからないためシワがつきにくく、残った水気で自然とシワが伸びる効果もあります。

クリーニング不要のワイシャツも!

ワイシャツ 

最近では、シワがつかない特殊な加工がされたワイシャツもたくさん販売されています。

この加工は「形態安定加工」と呼ばれていて、ただ洗濯するだけでもアイロンをかけたかのようにシワなくピシッとキレイに仕上がるのが特徴。

ワイシャツが古くなっていたら、形態安定加工のものを1着買って試してみてはいかがでしょうか。クリーニングに出す手間が省け、アイロンがけの時間も浮きますよ。

ワイシャツはクリーニングでスッキリきれいに!

ワイシャツ

毎日仕事に着ていくワイシャツは、身だしなみのためにもキレイに保っておきたいですね。

普段はおうちの洗濯で十分ですが、黄ばみが気になる場合などはクリーニングに出して清潔感を保ちましょう。

プロの手で仕上げられたワイシャツなら、気持ちよくでかけられますね。