長持ちさせたい大切なおしゃれ着は、やさしい手洗い洗濯を選びたいですね。

でも、いざ手洗いしたあとで困るのが脱水の方法。水を絞るときに力を加えてしまったら丁寧に洗ったのが台無しになるのでは…?と不安に思いますよね。シワができてしまっては元も子もありません。

そこで今回は、手洗い後の脱水の方法とコツなどをまとめてご紹介します。

手洗いした後の脱水はどうする?

洗濯機に洋服を入れる

つけおき洗いや押し洗いなど、デリケートな素材の洋服を手洗いしたあとは脱水方法が気になると思います。手間をかけず、しかも生地への負担を少なく脱水する方法が知りたいですよね。

実は、手洗い洗濯したときでも、洗濯機で脱水してあげていいんです

せっかくやさしく洗ったのに洗濯機の脱水にかけたら意味がないんじゃ…と思うかもしれませんが、少しの工夫を加えて脱水してあげれば、伸びたり、シワがよったりといったトラブルは起こらないんですよ。

手洗いした服の脱水方法!

ドラム式洗濯機を動かす

洗濯機を使った脱水のコツは次の3点。これに気をつければ、ていねいに洗った服も傷めずに脱水できますよ。

① 洗濯ネットを使う

デリケートな服の脱水は、洗濯ネットが欠かせません。軽く水を切ってたたみ、洗濯ネットに入れましょう。脱水の回転による型崩れを防ぎ、シワ防止にも効果的ですよ。

② 短時間に設定する

長く脱水するほど乾きが早まると思いがちですが、実は最初の30〜60秒で大半の水分がとれています。それ以上かけると生地の負担が大きくなるだけです。手洗いした服はできるだけ短時間の脱水にとどめましょう。

③ 脱水中に形を整える

脱水中一番の高速回転に入ったところで一時停止し、フタを開けて洋服の形を整えるのもコツです。水気の切れ具合をチェックする意味合いもあるので、脱水時間を最低限にとどめられます。

手洗いした服の脱水時間の目安は?

タイマー 待つ 時間 時計

「脱水時間を短く」といっても具体的に何秒くらいなのかわかりにくいですよね。

脱水時間は洗った服によって変えるのがおすすめ。薄手の服か、厚手の服かでおおよそ次を目安に調節してみましょう。

ワイシャツなどの薄手の服の場合

シャツやブラウスなどの薄手の服は水気が切れやすいので、10〜20秒の脱水で十分です。洗濯槽が高速回転に入って数秒で停止しましょう。

ナイロンなどの化学繊維が使われた服も乾きやすいので、同じようにごく短時間で大丈夫です。

ニットなどの厚手の服の場合

ニットやパーカーなどの厚手の服は含んでいる水分量も多いので、20〜30秒を目安に脱水しましょう。

「10〜20秒の脱水を2セット」にして、その脱水と脱水のあいだで形を整える方法もおすすめ。キレイに仕上がるのでやってみるといいですよ。

手洗いした洋服の脱水方法は「洗濯機」以外にもある!

デリケートな服を手洗いしたあとは、「できれば洗濯機で機械的に脱水せずに、ほかの方法でなんとかできないかな…」と考えることもあると思います。そんなときは次の方法を試してみましょう。

タオルドライ

タオル

洗濯機で脱水しない場合に、一番簡単に取り組める脱水方法は、タオルで包んで水分を吸い取る「タオルドライ」です。

たたんだ服を大判のタオルで挟むように置き、上から押さえましょう。ていねいにたためば、シワも伸びてキレイに乾かせますよ。

脱水なし

手洗い

薄手の服に限りますが、あえて「脱水をせずに干す」という方法もあります。水がしたたるのでベランダやお風呂を使って吊り干しや平干しして乾かしましょう。

乾燥までに少し時間がかかりますが、水の重みでシワが伸びやすくなるメリットもあります。脱水による無理な力もかからないので、薄いデリケートな服であればやってみてくださいね。

覚えておきたい

エコなわざあり

手洗いの脱水後は干し方にも工夫を!

部屋干し タオル

脱水まで終えたら、最後は干し方も工夫すると完璧です。

できるだけ傷まないよう、風通しのよい日陰に干すと、日焼けなどのトラブルが起きにくくなります。

また、ニットなどの伸び縮みしやすい服は水平にして干す「平干し」にしましょう。ピンチハンガーの上面などで簡単にできますよ。

服の性質に合わせた干し方ができると、毛羽立ったり、変色したり、ヨレたりといったトラブルが少なくすみます。

手洗いの後は脱水方法もひと工夫

ブラウス 

実は、洗濯のうちで一番服に負担がかかるのは「脱水」の工程です。せっかくていねいに手洗いしたなら、脱水方法にも気を使いたいところ。ひと工夫するだけで生地へ負担をかけずにすみます

素材にあった脱水の仕方を選んで、シワやヨレのない、キレイな仕上がりに。また着るのが楽しみになりますね。