雨の日に履いたズボンや靴は泥汚れでいっぱい。手洗いや洗濯機だけではなかなか落ちませんよね。

今回は、そんな泥汚れの落とし方や時間がたった汚れを落とすコツなどをご紹介します。

泥汚れが落ちにくい原因は?

泥汚れ

服についた泥や土汚れは、事前に水洗いしたり、洗剤をたらして洗濯機で洗うだけではなかなか落ちませんよね。

それもそのはずで、ほかのシミとは少し性質が違うんです。

コーヒーや醤油、口紅などの多くのシミ汚れは水か油に溶けるので、汚れに合った洗剤を使えばスッキリ落とせます。

一方、泥汚れはホコリや砂、泥の細かい粒が洋服の繊維の奥に入り込んでいるので、水にも油にも溶けず、繊維に入り込んだ粒を何かしらかの方法で物理的に外へ押し出すしかありません

そこでここでは、できるだけ簡単に泥や砂を落とす方法をご紹介します。

泥汚れの落とし方|必要なものは?

ウタマロ
用意するもの
必須
『ウタマロ石鹸』などの固形石鹸
『キュキュット』などの食器用中性洗剤
歯ブラシ
あると便利
ドライヤー

泥汚れには特別な洗剤や道具は必要ありません。体や手を洗うための「固形石鹸」と「食器用洗剤」、泥を押し出すための歯ブラシがあれば十分です。

泡立ちのよい固形石鹸は繊維に入り込んで泥の粒子を包み込み、取り出しやすくしてくれる働きがあります。ふだん使いのものでも大丈夫ですが、できれば『ウタマロ石鹸』などの洗濯用のものがおすすめです。

泥汚れの落とし方|洗濯機での洗い方は?

泥汚れ

今回は土でべったりと汚れたこの靴下を洗って実践しながらやり方をご紹介します。

はじめにもご紹介した通り、泥汚れを落とすのは「下洗い」が大切。泥汚れは、皮脂と混ざって落ちにくくなるので「汚れに石鹸をあてて落とす」と「汗・皮脂を食器用洗剤で流す」の2段構えの手順で進めていきます。

① 大まかな泥を払い落とす

泥汚れを払い落とす

汚れた部分をはたき、おおまかな泥を落とします。ベランダや玄関など土が散らかってもいい場所に移動しましょう。濡れている場合はドライヤーなどで乾かすと落としやすくなります。

泥汚れをブラシで払い落とす

あわせて歯ブラシを使ってこまかな泥まで落としておくとさらに効果的です。

② 固形石鹸を塗る

泥汚れに石鹸を塗る

汚れた靴下と固形石鹸をお湯で湿らせ、泥汚れがうっすら白くなるくらいにたっぷりとこすりつけましょう。

泥汚れに石鹸を塗った様子

コツは「両面から石鹸をたっぷり塗り込む」こと。泥のこまかな粒子が奥に入り込まないよう、裏返し中に手を入れてこすりましょう。

③ もみ洗い

泥汚れを揉み洗い

洗面器などに水をため、水に溶かし出すようにもみあらいします。泥が繊維の奥に入り込まないよう、裏返して流しやすくしましょう。

泥汚れが溶け出た様子

石鹸でゆるんだ汚れがどんどん流れ出てきて、水がかなりにごりました。

④ 洗剤をたらしてもみあらい

泥汚れに洗剤を垂らす

次に、食器用洗剤を数滴たらし仕上げのもみ洗いします。

皮脂汚れや残った泥の汚れが洗剤成分に包まれ、溶け出しやすくなります。

⑤ 水やぬるま湯でよくすすぐ

泥汚れをすすぐ

裏側から流水をあてて、繊維にはいりこんだ泥が落ちるまですすぎましょう。

⑥ 洗濯機に入れて洗う

洗濯機 掃除 

最後にいつもの方法で洗濯機に入れて洗えば完了です。

一番のポイントは「固形石鹸のこすり洗い」です。たっぷりと塗ってからすすぐ、を何度か繰り返すうちにどんどん汚れが流れ出てきます。

ほとんどの汚れはこれだけで見違えるように白さを取り戻しますよ。

泥汚れの落とし方|時間がたった汚れは?

泥汚れを落とすための道具
用意するもの
必須
『アタック』などの液体洗剤
重曹
洗面器
あると便利
『ワイドハイター』などの酸素系漂白剤

上記のやり方でも落とせないような時間がたった泥汚れには、先ほどの道具にくわえて、『アタック』などの液体洗剤と重曹を用意しましょう。さらに効果の高い「つけおき洗い」を試してください。

① おおまかな汚れを落とす

泥汚れ

上の①〜⑤の手順をおこない、できるだけ汚れを落としておきます。

② つけおきする

泥汚れ

洗面器などに40℃ほどのお湯を張り、洗濯1回分ほどの「洗剤」と同量の「重曹」を加えてつけおき液をつくります。

今回はさらに効果を高めるため酸素系漂白剤も加えておきました。

できた液に泥で汚れた靴下を入れ、1時間ほどを目安につけおきしましょう。

④ 洗濯する

洗濯機の電源を入れる

あとはそのまま洗濯するだけでOK。つけおきでゆるんだ汚れが溶け出し、ふつうに洗濯するよりもずっとキレイになりますよ。

泥汚れ

洗い上がった靴下は洗う前と遜色ないくらいにキレイになりました。べったりとついてしまった泥汚れも洗濯でしっかりキレイになりますよ。

基本的には手洗いの後につけおきをはさむだけでOK。つけおき時間は長くしても問題ないので、寝る前につけおきして翌朝洗濯するのもいいですよ。

臭いのある靴下も、つけおきすれば除菌されてさっぱりしますよ。

泥汚れを落とすのにおすすめの洗剤3選

小さな子供がいるおうちなど、泥汚れを洗濯する機会が多い場合は専用の洗剤を用意するのがおすすめ。

使いやすい洗剤や道具を選んでおけば、面倒な思いをすることはぐんと減らせますよ。

『ウタマロ石鹸』(東邦)

今回ご紹介した「ウタマロ石鹸」は泥汚れに抜群の効果があると、ママの間で大人気。

白さをより際立たせる成分が添加されているので、白い靴下や運動着などに使うと真っ白な仕上がりになりますよ。

『アタック プロEX 石けん ケースつき』(花王)

洗濯洗剤でおなじみの「アタック」からも、泥汚れに対応する固形石鹸が発売されました。

青いスティック状の石鹸が特徴で、付属のケースにいれてペンのようにこすりつけて使いましょう。ケースにはブラシがついているので、歯ブラシを用意することなくすぐに手洗いに取り掛かれます。

『バイオ濃厚洗剤 ポール』(ミマスクリーンケア)

屋外でスポーツする子供がいるおうちでは、毎回手洗いするのは大変ですね。そんなときには洗濯洗剤を乗り換える方法も。

ポールは昔から汚れ落ちの評判が高い粉末洗剤。泥汚れもすっかり洗い流す力があるので、洗濯機洗いでも十分キレイにできます。

泥汚れの落とし方は「下洗いを早めにする」のが肝心

靴下

泥汚れを見ると面倒な気分になりますよね。でも、きちんと下洗いすると、思いのほか汚れがキレイに落ちるものです。洗濯するときにちょっと時間はかかりますが、一度試してみてください。

コツコツ泥汚れを落としておくと、泥を落とすためにもう1回洗ったり、染み抜きをしたりする手間が省けて、結果的に日々の洗濯がラクになりますよ。