洗濯物を洗うときに使う「洗濯ネット」。デリケートな衣類を守ったり、靴下などの小物をまとめていれたり、さまざまな使い方ができますよね。
ただ、「どんなときに使うの?」「何をいれればいいの?」と使い時に迷うこともあると思います。
そこで今回は洗濯ネットの基本的な使い方を細かく具体的にご紹介します。
もくじ
洗濯ネットを使う意味ってなに?どんな効果があるの?
まずは洗濯ネットがどんなはたらきをするのか確認しましょう。
洗濯ネットの一番の特徴は、「洋服を保護する」ことです。具体的には次のような効果があります。
また、靴下などの小物が紛れるのを防ぐといった、どこに何があるかがわかる「目印」としての役割もありますよ。
洗濯ネットの使い方│何を入れる?
洗濯ネットには洋服を保護する効果があるので、次のような洋服を洗うのに便利です。
ざっくり「大切にしたい」「長持ちさせたい」洋服を洗濯するときに使うものと考えても大丈夫。心配なときに使うと、安心してお洗濯ができますよ。
洗濯ネットの使い方│どんな洗濯ネットを選べばいい?
洗濯ネットにはたくさん種類があるので、目的に合ったネットを選べると洗濯の効率が上がります。
洗濯ネットを選び時は、次に紹介する3つのポイントで考えるといいですよ。
目の粗さ
目が細かいネットは「保護力が高い」のが特徴で、刺繍が飛び出たり、生地がほかの服とこすれたりするのを防ぎます。一方で目が粗いものは、水や洗剤がよく通るので、「汚れ落ちがいい」特徴があります。
サイズ
サイズも大きいものから小さいものまでたくさんあります。ポイントは「ネットのなかで洋服が少し動くくらい」の大きさを選ぶこと。だぶついてしまうとネット内でこすれ、キツキツだとうまく動かないので汚れ落ちが悪くなります。
特殊性
布団や下着など、何を洗うかが決まっていれば専用のネットを使うのもおすすめです。「ブラジャー専用」「枕専用」など、大きさや形が調整されているので使い勝手がよく、保護力も高いですよ。
洗濯ネットの使い方!基本的なルールは?
どんな洗濯ネットを使えばいいかわかったところで、実際にどう使えばいいのか使い方を見ていきましょう。
洗濯ネットに洋服を入れるときは、次の3つのポイントを意識してみてください。
洋服を裏返してから入れる
デリケートな素材や、刺繍・ボタンがたくさんついた洋服は裏返してからネットに入れます。こうすることで生地がほかの服とこすれるのを避けられ、傷むのを抑えられます。
汚れた部分が外側にくるように入れる
洗濯する服を入れるときは、汚れが目立つ部分ができるだけ外側にくるようにするのがコツです。こうすることで洗剤や水が届きやすくなり、キレイに仕上がりやすくなります。
大きさのバランスをあわせる
洗濯ネットを買う時点で洋服の大きさにあわせることも大事ですが、使うときに調整するのも大切な作業です。靴下などの小物を洗うときはネットごとゴムなどでしばっていくつかの部屋にわけるのも有効ですよ。
洗濯に使うネットにはどんな種類がある?
洗濯ネットにどんな種類があるのか、ここではいくつかまとめてご紹介します。お気に入りが見つかるといいですね。
『洗濯ネット 7枚セット』(KASOS)
角型、円筒形などいくつかの種類がセットになっています。ファスナーの色がそれぞれ違うので、家族や洗うもので分けたときにどれがどれだかわかりやすいですよ。
『寝具用洗濯ネット』(ダイヤコーポレーション)
布団などの丸洗いに使えるネットです。布団を丸めてこのネットの入れ、最後に巾着のようにキュッと引っ張ればすっぽり覆われて簡単に洗濯できます。
『ダブルガード ブラジャーネット』(レック)
ブラジャー用の洗濯ネットです。クッション性にすぐれ、カップの型くずれを防いでくれますよ。
洗濯ネットの使い方は洗濯だけじゃない!?
実は洗濯ネットは洗濯以外にもいくつか応用した使い方があります。あまりがあったり、どこか穴が空いたときはリメイクして活用すると便利ですよ。
お風呂のおもちゃの収納に
お風呂のおもちゃの収納に洗濯ネットはとても便利。タオルハンガーなどに引っかけておけば、自然と水が切れて清潔な状態をキープできます。床にものを置かないので掃除もしやすくなります。
洗濯ばさみなどの小物の保管に
洗濯ばさみなどのランドリーグッズを保管するときに使うのもおすすめ。一つにまとめれば、持ち運びも楽ちんです。干す時にはこれを持ち運ぶだけですみますよ。
旅行時の小分けの袋に
旅行時の洋服をいれるのにも洗濯ネットは使えます。下着や洋服などわけて収納するだけで、スーツケースのなかがスッキリきれいになります。
洗濯ネットは使い方を覚えればとても便利!
洗濯ネットは洋服の洗濯に欠かせない大切な洗濯道具です。メリットはたくさんあるので、ぜひ洗濯に取り入れてみてくださいね。
工夫しだいで洗濯以外の使い方もできるので、いくつかあるととても便利ですよ。