「手洗い」の表示があるデリケートな服は、大事にしたいと思っていても手で1着ずつ洗うのが面倒ですよね。実は洗濯機のコースをうまく使うと手洗いの代わりができるんですよ。

ここでは、「手洗い」の表示がついた服の洗い方や、洗濯を失敗しないための洗濯表示の見かたなどをくわしくご紹介します。

手洗いマークの洗濯表示がある服はどんなもの?

手洗いマーク

洗濯表示で上のような手洗いマークがついているものは、ウールやシルクなどデリケートな素材を使った服に多く、通常の洗濯機の洗い方では傷んでしまうものがほとんどです。

表面が毛羽立ったり、伸び縮みしたり、シワがついたり、大切にしてきた洋服を1回の洗濯でダメにしてしまうことも。

そうならないよう、洗面器で手洗いしたりクリーニングに出したりと、手をかけているおうちも多いと思います。

実は「手洗いマーク」はていねいに洗う必要があることを表すマークなので、洗濯機でていねいに洗う方法があれば、その手間をはぶけるんですよ。

手洗いマークの洗濯表示のある服は洗濯機で洗える?

洗濯機 ボタン

手洗いマークのある服でも、ものによっては洗濯機で洗えます。

デリケートな服を洗うときは、洗濯機のコース選びで「ドライ」を選びます。メーカーによっては「手洗いモード」「おうちクリーニング」など名前が違うので、操作パネルを確認してみましょう。

これらのコースは手洗いを再現するために、通常の洗濯よりも少量の水でやさしく揺するように洗うので、繊維へのダメージが少ないのが特徴。

装飾が多くて傷みやすい洋服も、このコースを使えば手間をかけずに洗えますよ。

洗濯機の手洗いコースでも洗えないマークがある?

洗濯表示 手洗い30

手洗いマークがあっても、洗濯機の手洗いコースがあればほとんどの服は洗うことができます。

ただし、上記のような「30」の下に線が2本の表示がついている場合は要注意。これは、「液温は30℃を限度として、ごく弱い水流で洗う」ことを推奨するマーク。洗濯表示のなかでもとくに傷みやすいものについています

この服は洗濯機を使わずに、手洗いするのが理想。次の方法で手洗いしましょう。

また、洗濯機の手洗いコースがOKなマークでも、ネクタイなどの小物や色落ちが気になる衣類、とくに大切な洋服などは、念の為手洗いした方が安心です。

手洗いもNGなマークも!この洗濯表示に要注意!

さらに、下記のマークがついている場合も要注意です。

洗濯表示 洗濯不可

これはそもそも、家庭での洗濯(洗濯機でも手洗いでも))ができない、という意味になります。

このマークがある衣服は、クリーニングに出すようにしてくださいね。

手洗いマークの洗濯表示がついた服の手洗い方法

手洗い 洗面器

デリケートな洋服を手洗いする場合の手順は以下になります。

洗浄液をつくる

洗面器や洗面所のシンクに水をため、その分量にみあった洗剤を溶かす。

つけおき洗いする

洋服をその洗浄液に浸し、つけおき洗いする。前後左右にゆする振り洗いでもOK。

脱水する

軽く水を切って洗濯ネットに入れ、そのまま洗濯機に移して10秒ほど脱水のみをおこなう。大きめのタオルにくるんで水気を取るだけでも大丈夫。

すすぐ

洗面器の水をキレイな水に入れ替え、泡が出なくなるまですすぎ、再度脱水すれば完了。

手洗いのなかでも「つけおき洗い」や「振り洗い」と呼ばれる、繊維に負担の少ない方法で洗いましょう。

これを洗濯機で洗うまえの下洗いとするのもおすすめ。「ドライ」で洗濯機を回すよりも汚れがキレイに落とせますよ。

手洗いマークの洗濯表示がついた服を洗濯機で洗う方法

洗濯ネット

手洗いマークの服を洗濯機で洗う場合は下記の方法で行いましょう。洗濯機の種類によってコースが違うこともあるので、取扱説明書をしっかり読んでから行うと安心です。

用意するもの
必須
『エマール』などのおしゃれ着洗剤
洗濯ネット
あると便利
『レノア』などの柔軟剤

洗う服をたたんで洗濯ネットに入れます。こうすることで服が絡まらなくなり、型崩れを防ぎます。

そして、『エマール』などのおしゃれ着洗剤を使って洗います。通常の洗濯洗剤は洗浄力があるので、多少繊維を傷める可能性があるためです。柔軟剤はいつも通り入れてかまいません。

洗い方

手順はふだんの洗濯とほとんど同じ。設定を変えるだけであとは完了まで待てばいいだけなので、楽ちんですね。

たたんでネットに入れる

たたみ方は自由で大丈夫。ただ汚れた面が表にくるように入れると汚れ落ちがよくなる。

コースを選ぶ

洗濯機の電源をいれ、弱水流で洗えるコースを選ぶ。

洗剤を入れる

中性のおしゃれ着用洗剤を、洗濯機に表示された量いれる。

干す

脱水まで完了したら、風通しのいい場所で干したら完了。

洗濯機の「手洗いコース」で「よりやさしく仕上げる」には?

洗濯機 脱水

洗濯機で洗えるおしゃれ着は、基本は洗濯機に任せきりでも大丈夫ですが、さらに服を長持ちさせる上級テクニックもあります。

それは「脱水の時間を10秒くらいで切り上げる」という方法。水を含んだまま取り上げるので乾くのに時間はかかりますが、生地に余計な負担がかからないので傷むのを抑えられるんです。

お気に入りの服をもっと長持ちさせるために、余裕があるときに実践してみてくださいね。

手洗いマークの洗濯表示があるときは洗い方に注意して

セーター 服 洗濯 たたむ

洗濯表示と洗濯機を見直して、手洗いを洗濯機で代用できないか確認してみてください。面倒な手洗いの時間がなくなるかもしれませんよ。

洗濯機が自動でやってくれるなら、あとあとの洗濯の手間を考えなくていいので、着るときの気もラクになります。もっとおしゃれを楽しめますね。