カーテンはこまめに洗濯するものではないので、いざ洗おうとするとどうしていいのか困ってしまうかもしれません。
そんなカーテンですが、掃除でおなじみの「オキシクリーン」を使えば簡単に洗濯できます。
黒ずんで落ちにくくなった汚れも、オキシクリーンの漂白力でスッキリ真っ白に戻せますよ。
もくじ
オキシクリーンでカーテンが洗濯できる?
![オキシクリーン](https://d17uhz2kob7es4.cloudfront.net/images/pictures/images/000/004/658/_DSC2781-thumb_480.jpg?1506913969)
オキシクリーンはもともと洗濯用の漂白剤として発売されているくらいなので、もちろんカーテンの洗濯にも使えます。
おすすめはレースカーテンの洗濯。レースカーテンには部屋の汚れや窓の結露などがついていて、だんだんと黒ずんできます。オキシクリーンには強力な漂白作用があるので、積もり積もった汚れを取り除いて漂白し、真っ白に戻してくれるんですよ。
オキシクリーンで洗濯できるカーテンはどんなもの?
![洗濯表示 水洗い不可](https://d17uhz2kob7es4.cloudfront.net/images/pictures/images/000/005/697/wash_icon03-thumb_480.png?1513057880)
一点注意したいのが、漂白作用で傷んでしまう素材もあることです。細かな装飾がついているもの、濃い色のカーテンなどは要注意。
まずは洗濯表示を確認し、「水洗い不可」のマークがないかを確認しましょう。
ここでは白いレースカーテンの洗濯方法を中心にご紹介していきますね。
カーテンのオキシ漬け|正しい手順は?
![オキシクリーンパッケージ](https://d17uhz2kob7es4.cloudfront.net/images/pictures/images/000/004/897/_DSC3615-thumb_480.jpg?1508718084)
- 必須
- 付属のスプーン2〜3杯のオキシクリーン
- ゴム手袋
オキシクリーンには「アメリカ版」と「日本版」の2種類がありますが、どちらを使っても大丈夫。使う分量も、付属のスプーン2〜3杯分と変わらないので同じように使えますよ。
カーテンの洗濯はお風呂で!
![お風呂にオキシクリーンを入れる](https://d17uhz2kob7es4.cloudfront.net/images/pictures/images/000/005/778/DSCN0403_1-thumb_480.jpg?1515113806)
レースカーテンはオキシクリーンでつけおき洗いすればキレイになります。そうはいってもカーテンは大きくてなかなかつけおき洗いできるようなスペースがありません。
そこでおすすめなのが、「お風呂の浴槽を使ったつけおき洗い」。容量の大きな浴槽なら家中のカーテンを一気に洗えますよ。
準備
カーテンの洗濯表示を確認し、レールから外す。レールに引っかけるフックも外しておく。
お湯をためる
オキシクリーンが効果的に働く、40〜50℃のお湯を浴槽にためる。カーテンがすべて浸るくらいの水位があれば十分。
オキシクリーンを溶かす
付属のスプーンで2〜3杯を目安にオキシクリーンを溶かす。あらかじめお湯で溶き、浴槽に入れるとラク。
つけおき洗いする
カーテンを軽くたたんで液のなかに入れる。3時間ほどを目安につけおき洗いする。
すすぐ
栓を外して洗浄液を抜き、キレイな水に入れてすすぐ。泡が出なくなるまで2〜3回繰り返す。
脱水
10〜20秒ほど洗濯機の脱水にかける。大きめの洗濯ネットに入れると生地が傷まないので安心。
そのまま干す
はじめに外したフックを再び取り付けて、元通りにレールに設置したら完了。
カーテンについている汚れは漂白剤だけでぐんぐん取れます。こすったりもんだりする必要はありません。ほとんど手はかかりませんよ。
カーテンのオキシ漬け|カビ取り効果を高めるコツは?
オキシクリーンを効果的に使うためには2つのコツがあります。意識すると汚れ落ちがさらによくなりますよ。
![オキシ漬けの効果を高めるコツ](https://d17uhz2kob7es4.cloudfront.net/images/pictures/images/000/026/458/%E3%82%AA%E3%82%AD%E3%82%B7%E6%BC%AC%E3%81%91%E3%81%AE%E5%8A%B9%E6%9E%9C%E3%82%92%E9%AB%98%E3%82%81%E3%82%8B%E3%82%B3%E3%83%84-thumb_480.png?1672133995)
熱めのお湯を使う
オキシクリーンは熱いお湯に溶くと、漂白成分である酸素が出やすくなります。ベストなのは、お風呂よりも少し熱い40〜50℃ほど。残り湯を温め直して使ってもいいので、できるだけ温かいお湯を用意しましょう。
つけおき洗いの時間を長くする
オキシクリーンの酸素はゆっくりと出てくるので、漂白までは少し時間がかかります。最低でも1時間以上は浸けるのがおすすめです。カーテンにそれほどひどい汚れはつかないので、2時間もすれば真っ白に戻りますよ。
オキシクリーンが使えないカーテンはどうする?
![カーテン 窓 日差し](https://d17uhz2kob7es4.cloudfront.net/images/pictures/images/000/003/175/shutterstock_496898434-thumb_480.jpg?1500636369)
生地が分厚い遮光カーテンや、デリケートな装飾のついたカーテンなど「水洗い不可」の洗濯表示がついたデリケートなものはオキシクリーンで洗えません。
でも、掃除機を使えば汚れはキレイにできます。カーテンについている汚れは多くがホコリなので、洗うよりも手間はかかりますがキレイになります。
方法はシンプルで、掃除機を上から下まであててホコリを吸い取るだけです。ホコリっぽい臭いがする場合は『ファブリーズ』などの布用消臭スプレーを吹きつけてればケアできます。
クリーニングなどに出さなくても、これだけで気にならないくらいには汚れが落とせますよ。
カーテンのオキシ漬けで失敗しないポイント
![窓 日差し](https://d17uhz2kob7es4.cloudfront.net/images/pictures/images/000/003/445/_DSC8913-thumb_480.jpg?1501229625)
カーテンをオキシ漬けするときに注意したいことは「色落ち」です。長時間熱いお湯にオキシ漬けにすると、色物のカーテンによっては色落ちする可能性があります。
色物のカーテンを洗うときは事前にカーテンの端っこなどで色落ちをしないかテストしてみましょう。
オキシクリーンでカーテンを洗えばお部屋がもっと明るく
![カーテン 窓 日差し](https://d17uhz2kob7es4.cloudfront.net/images/pictures/images/000/003/172/shutterstock_407305990-thumb_480.jpg?1500636367)
カーテンは買ってからずっとかけっぱなしで、なかなか洗わない…という人が多いと思います。
漂白力の高いオキシクリーンを使ったつけおき洗いなら、洗い上がりはバッチリ!汚れが落ちて見違えるように真っ白になります。
天気がいい日に洗濯すると部屋も明るくなり、清々しい気持ちになりますよ。