あらゆる場所の掃除に使えると話題の『オキシクリーン』。ガンコな汚れもスルッとおとしてくれることから、常備しているおうちも多いと思います。ただ、大きなパックなので保存するのに困った経験はありませんか?
実はオキシクリーンの保存方法にはちょっとした注意点があるんです。ここでは保存方法についてくわしくご説明します。
オキシクリーンの保存は注意が必要?
オキシクリーンは粉末の洗剤で、汚れを強力に分解する酸素の泡を出すのが特徴です。
実はこの酸素、粉末の状態でもつねに出続けています。そのため、密閉容器に入れるのはNGなんです。
密閉された空間に酸素だけがどんどんと増え、粉が飛び散ることがあります。蒸気穴付のタッパーなど空気を逃がせる容器を使うようにしましょう。
「密閉しない」ようにすれば問題はないので、次からは上手な保存の仕方をご紹介します。
オキシクリーンの保存方法│別の容器に入れ換えて保存するポイント
「密閉しない」という点も大切ですが「使いやすく保存する」というのも大切なポイントです。オキシクリーンを使いやすくするには次の点も参考にして容器を選びましょう。
口の大きな容器を選ぶ
オキシクリーンに付属の計量スプーンはちょっと大きめ。口が小さいとスプーンが入らなかったり、計量するのに不便な思いをします。
口が大きくて、スプーンですくいやすいデザインのものを選びましょう。
使い方にあわせた大きさを選ぶ
収納場所や使い方にあわせてぴったりのサイズを選びましょう。
「拭き掃除に使う分は少量なので小さめの容器」「洗濯ではたくさん使うので大きめの容器」と、目的に応じて容器の形状やサイズを工夫して保管しましょう。
オキシクリーンの保存│おすすめの容器を紹介!
オキシクリーンを保存するのに向いた容器をご紹介します。
100均などでも密閉せずに保存できる容器はたくさんあるので、一度チェックするのもいいですね。
『持ち手付きストッカー』(野田琺瑯)
ホーロー製でやわらかな印象のストッカーです。このモデルは容量が1.2リットルと大きく、1か所にまとめて保管したい人におすすめ。
上からプラスチックのフタをはめるだけなので密閉されていないのもポイント。
『Cook-Lock スクエア』(アデリア)
ガラス製のタッパーは見た目にもおしゃれなので、お部屋の雰囲気をこわしません。残量をひと目で確認できるのもポイントです。
サイズのバリエーションも豊富なので、いくつか用意してあちこちに収納するのもおすすめ。密閉用の栓がついているので、ゆるめればOKです。
『調味料ストッカー アクア』(山崎実業)
調味料を入れておくストッカーをオキシクリーンの収納に代用する方法も。取っ手がついていて、持ち運びがラク。フタの開閉も片手ですみます。
ほかの調味料と間違わないようにだけ注意して保管してください。
オキシクリーンの保存場所はどこがいい?
オキシクリーンは基本的にはどこで保存してもかまいませんが、できるだけ使う場所の近くに置くと使いやすいです。
1か所に置いておくのもいいですが、キッチンやお風呂など数か所に分けて収納するとより使い勝手がいいですよ。
オキシクリーンは水に溶かして保存できない!
オキシクリーンの有効成分である酸素の泡は水に溶かすと一気に出てきます。水に溶かしたら酸素の力は6時間ほどで出きってしまい、効果がなくなります。
スプレーなどにいれて保管すると拭き掃除などに便利そうですが、洗浄液の作りおきはできません。
都度洗浄液をつくるのが、ガンコな汚れを気持ちよく落とすための近道なんですよ。
オキシクリーンを使いやすく保存しよう!
オキシクリーンの保存方法は「密閉容器にいれない」ように気をつけるだけ。あとはどこに置いても、どんな容器に移しかえてもかまいません。
見た目にこだわる人は、好きなデザインで使いやすい容器に移して楽しんでくださいね。毎回のオキシクリーンを使った掃除がもっと楽しくなりますよ。