洗った靴は、水がしたたるほどに濡れていますよね。そのままだと乾きにくいし、靴も洋服のように脱水できたらいいのにと困っている人は多いと思います。
そこで今回は、洗濯機を使ったり、洗濯機を使わずに靴を脱水する方法について紹介します。
もくじ
靴は脱水してもいい?スニーカーは?
靴は衣類と同じで、脱水をして乾きやすくしてあげましょう。
実は、靴も洗濯機を使って脱水ができます。縦型でもドラム式でも、脱水機能があれば問題なく対応できますよ。
スニーカーや上靴のようなものなら問題ありませんが、靴の種類によっては脱水できない靴もあります。たとえば、ハイヒールや革靴は生地を傷めやすいので洗濯機での脱水はNGです。
靴を脱水しても洗濯機は壊れない?
洗濯機で靴を脱水したら、壊れてしまうのでは…と思いますよね。
実際、洗濯槽を高速で回転させて生まれる遠心力を使って水分を飛ばしているので、靴を洗濯機にそのまま入れると洗濯槽を傷つけてしまいます。
そこで、洗濯機で靴を脱水するときは、靴どうしの摩擦や洗濯槽への衝撃をやわらげるためにひと工夫必要になります。
次からはその工夫と脱水の方法についてくわしく見ていきます。
靴の脱水|縦型・ドラム式洗濯機を使う方法
靴がぶつからないようにするために、摩擦や衝撃をやわらげるクッションをつくりましょう。
まずは家にあるものを使ってできる方法を紹介します。
用意するもの- 必須
- タオル2枚
- 洗濯ネット
- あると便利
- 歯ブラシ
用意するのは、靴をくるむための「タオル」と、靴がバラけないために入れる「洗濯ネット」です。
靴底の泥や小石を取り除く
洗濯機の故障の原因になるので、大きな汚れはあらかじめ払い落とす。歯ブラシなどを使うと簡単。
中敷と靴紐を外す
中敷を外すことで乾かす時間が短縮される。
靴を一足ずつタオルで包む
靴紐でタオルを結んだり、タオルの両端を結んだりして洗濯中にタオルが取れないようにする。
洗濯ネットに入れて2~3分脱水する
靴を洗濯ネットに入れて、2〜3分脱水のみで設定する。
日陰で乾かす
紫外線による生地の縮みを避けるため、日陰で干す。
靴をタオルで包むことで、洗濯槽に当たる衝撃をやわらげられます。数分でササっと脱水できるので、ぜひ試してみてくださいね。
靴の脱水|おすすめの脱水グッズ
靴を脱水するときにタオルでくるむのは意外と手間がかかります。そこでおすすめしたいのが、靴専用の洗濯ネット。
これがあれば靴を入れるだけなので、手軽に脱水ができるようになりますよ。
『シューズ洗濯ネット ブルー』
ネットの内側にクッションがついていて、靴を入れるだけで洗濯槽にぶつかる衝撃をやわらげます。
この洗濯ネットに入れればあとは脱水するだけなので、とても便利ですよ。
100均などでも少しサイズの小さい、下着などに使えるクッション付きの洗濯ネットが売っています。子供の上履きといった小さい靴であれば簡易的な洗濯ネットでも脱水に使えますよ。
靴の脱水|コインランドリーの靴専用乾燥機
自分の家の洗濯機で脱水するのに抵抗を感じる人は、大型のコインランドリーにある靴専用の乾燥機を活用しましょう。
靴を乾かすことに特化した乾燥機で、温風を使って靴の内側から一気に乾かしてくれます。
靴専用の乾燥機は100円で20分使えてお手頃な値段ですよ。20分で完全に乾かなければもう20分乾燥機にかけて完全に乾かしましょう。
また、靴専用の洗濯機もあり、一般的に200円で20分使えるので、洗ってすぐにまた履きたい場合はコインランドリーを使ってみるのもいいですね。
靴の脱水|洗濯機を使わない乾燥方法は?
靴を洗濯機に入れることに抵抗がある人は、新聞紙を使って水分を吸収させるといいですよ。
やり方は簡単で、新聞紙を軽く丸めて靴のつま先部分から詰めていきます。ぎゅうぎゅうに詰めると、より効果が増して早く乾きます。
20分ほどたって新聞紙がこれ以上水分を吸えなくなったら、新聞紙を詰めかえて、つま先を上にして日陰に干しましょう。
靴の脱水は基本は洗濯機、急ぎは乾燥機を活用すると◯
靴を洗濯機に入れるなんて考えたことのない人も多いかと思いますが、洗濯機を使えば簡単に脱水できますよ。タオルと洗濯ネットを使えば、大きな音を立てたり、洗濯槽の回転で靴や洗濯機が傷つけたりせずに脱水できます。
また、脱水したあとは、靴用の乾燥機を使ったり、乾燥機の代わりにドライヤーで乾かしたりするのも効果的です。
脱水して一晩でカラッと靴を乾燥させると、次の日も気持ちよくお出かけできますね。