不意の雨で靴が濡れてしまい「明日も履きたいのに…」と困ったことはありませんか?靴を洗いたくても、乾く時間を考えて先延ばしにしてしまう…なんてことも。
そんなときのため、今回は靴を早く乾かすためのコツをまとめてみました。
もくじ
濡れた靴を早く乾かすポイントは?
靴を早く乾かすにはズバリ「靴に温かく乾いた空気をふれさせる」ことが重要です。
そのためには次の温度、湿度、風通しの3つの条件が整った場所で乾かす必要があります。
上記のうち、最低でも2つの条件をそろえるよう、工夫してみましょう。次から具体的な方法をご紹介していきます。
靴の乾かし方|基本の方法
環境を整えたら靴を乾かしていきましょう。濡れた靴を乾かすのは「できるだけ水気を切り、風通しのいい場所で、乾きやすく干す」の順番ですすめます。
以下で、それぞれのやり方を確認してください。
①水気を切る
靴を早く乾かすには干す前にできるだけ水気を切っておくのが大切。ブラシなどで泥を簡単に払い、乾いた雑巾などで拭きましょう。
子供の運動靴などの丈夫な靴は、大きめの雑巾でくるんで洗濯機の脱水にかけるのもいいですよ。
②風通しがいい場所を選ぶ
実は玄関は空気がこもりやすく乾きにくいので、おすすめできません。
雨があがっていれば外に出しましょう。どうしても外に出せない場合は、新聞紙を敷いて室内に置き、窓を開けるか換気扇を回すと乾きが早まります。
③全体に風が当たるように干す
壁際につま先を上にして立てかけて、靴底にも風が通るように干しましょう。できれば靴紐を外してなかに空気が通るようにしておきましょう。
湿気を吸収する新聞紙などを敷いておくとさらに効果的ですよ。
靴の乾かし方|早く乾かす4つのコツ
明日も履きたいから靴をできるだけ早く乾かしたい!という場合は、もっと工夫ができないものかな…?と考えてしまうものです。おうちにあるものを活用すれば、さらに靴の乾燥を早められますよ。
4つのコツを紹介するので組み合わせて取り入れてみてくださいね。
①ドライヤーで温める
干す前に一度ドライヤーの温風をあてて、靴のなかを温めると乾きが早まります。ドライヤーで完全に乾かすにはかなり時間がかかるので、あくまで温める程度で。
革などデリケートな素材が使われているものには向きませんが、運動靴やスニーカーであればこれだけでグッと乾きやすくなります。
②新聞紙をつめる
新聞紙は湿気を吸収する力をもっています。軽く丸めて詰めておけば乾きにくいつま先の水気を吸い込んでしっかり乾かしてくれますよ。
③フックやペットボトルで空中に干す
大きめのS字フックで吊るしたり、2Lペットボトルを立ててそこに履き口を差したりと、空中に干すと風がよくあたって早く乾きます。
④扇風機で風をあてる
そよ風程度でも十分なので、弱運転で風をあてましょう。常に新鮮な空気に当たるのでより乾燥が早くなりますよ。
靴の乾かし方|長靴も乾かせる乾燥グッズ3選
早く乾かすためのコツをおさえても自然乾燥なのに変わりはなく、多少時間がかかってしまうものです。
そこでもっと早く乾かしたい人は、乾燥のための専用のグッズを用意しておくととっても便利。濡れた靴もすぐに履けるかもしれませんよ。
『ドライペット くつ用』(エステー)
手軽に用意できるのが、靴用の除湿剤。できるだけ水気を切った靴の中に差し込んでおくだけで、内側から湿気を吸い込んで乾きを早めてくれますよ。湿気を吸っても除湿剤自体を天日干しすれば繰り返し使える便利グッズです。
『くつ乾燥機 シューズパル』(TWINBIRD)
靴用の乾燥機も販売されています。ノズルにひっかけてスイッチを入れれば、乾いた温かい空気が靴の内側から湿気をとってくれます。靴の種類を選ばないので長靴などの大きな靴でも重宝します。
『布団乾燥機カラリエ』(アイリスオーヤマ)
靴乾燥用のノズルの付いた布団乾燥機です。布団にたまる湿気のこまめな手入れもできるため、雨が続く時期には毎日のように使えそうですね。
濡れた靴は一度洗ってから干せると◎
濡れた靴を乾燥させるときには、「ついで洗い」ができると靴をキレイな状態で保てます。
雨や泥の汚れはついてすぐであればこびりついておらず、簡単に取れます。一度乾いてしまうと生地に定着して取れにくくなってしまうので、乾かす前が汚れを落とすチャンス。
汚れは簡単にブラシなどで取り、時間があったらクレンザーなどの洗剤で蓄積した汚れも一緒にかき出してあげるといっきにキレイに。
あとは紹介した方法で乾燥させれば次履くときには汚れが落ちてさらに履き心地がよくなっていますよ。
靴の乾かし方を覚えて快適に過ごそう
毎日履く靴が雨に濡れてしまうと気分が落ち込むものです。
早く乾かすためのポイントは「温かく、乾いた空気を当てる」こと。まずはおうちにあるものを活用して、乾きが早まるかチャレンジしてみてくださいね。
ひと晩でカラッと乾いたら、次の日も気分よく出かけられますね。