暑い季節に欠かせないTシャツ。毎日のように頻繁に着て出かけている人も多いですよね。
パッと目につく服なだけにシワが気になっていませんか?毎回アイロンをかけるのも大変だしどうにかならないかな…と思ってしまうものですね。
ここではTシャツにできたシワの簡単な取り方と、防止策をご紹介します。
もくじ
Tシャツにシワができる原因は?
Tシャツにシワができてしまうのは大きく3つの原因が考えられます。洗濯するとき、干すとき、収納のとき、とそれぞれの段階に原因がかくれているのでふだんの洗濯を思い返してみましょう。
洗濯の問題
洗濯機いっぱいに洗濯物を詰め込んで運転すると、洋服同士が絡まってシワがつきやすくなります。特に脱水のときにかかる力はかなり強く、シワの大きな原因となります。
干し方の問題
洗濯でシワがついたまま干すと、そのままの形で乾燥します。シワを残さず仕上げるためには干すときが一番の鍵になると覚えておきましょう。
収納の問題
キレイにたたんでも、ぎゅうぎゅうに詰め込まれたら強い力がかかってシワが残ります。なかでも薄い生地のものはよれやすいので収納するときも注意が必要です。
Tシャツのシワ取り|①ドライヤーで乾かす
Tシャツのシワを伸ばすには「軽く湿らせる」のがポイントで、寝癖と同じように、一度水分を含ませてから乾かすとシワが取れやすくなります。このやり方ならアイロンは必要ありません。
まずは、軽く水を含ませた手で叩いてシワを伸ばし、ドライヤーで乾かせば目立たないくらいには戻せます。スプレーなどでまんべんなく水を含ませるのもおすすめ。
Tシャツのシワ取り|②お風呂にひと晩干す
翌朝までにのばしておきたいTシャツなら、入浴直後のお風呂に干すのがおすすめ。空気中の水分を一度吸って、シワが伸び、ふたたび乾いたときにはシワが気にならない程度になっています。
乾いたTシャツをハンガーで吊るし、換気扇をつけっぱなしにしておきましょう。
Tシャツのシワ取り|シワにならない洗い方は?
Tシャツのシワを防ぐには洗い方から工夫してみてください。ちょっとしたひと手間で仕上がりがぐっとよくなりますよ。
デリケートなものはネットに
洗濯の間にかかる強い力は洗濯ネットに入れることで避けられます。ただ、全部のTシャツをネットに入れるのは大変なので、「よく着るお気に入りのTシャツ」や「デリケートな素材が使われているもの」と基準をつくっておく分けやすいです。
脱水時間を短めに
洋服に一番負担がかかるのが「脱水」の工程です。暑くて天気がいい日は乾きも早いので、脱水時間を半分にするなど短めにしましょう。Tシャツに水分が多く残った状態なので、干している間に重力でシワが伸ばせる効果もあります。
Tシャツのシワ取り|シワにならない干し方
Tシャツのシワを防ぐには、干すときがもっとも重要です。洗濯のときにシワが残っていても干すときにしっかり対処できれば取れることも多いんですよ。
干す前にシワを伸ばす
干す前には一度Tシャツをバサバサと振りさばいて、シワを伸ばしましょう。生地が空気を含むので乾きやすく、やわらかく仕上がります。また、手でパンパンとたたくのもおすすめです。
ハンガーを使わずに干す
ハンガーにかけてもいいですが、物干し竿に脇の下のラインで二つ折りにして干す方法もおすすめです。ハンガーにかけるとヒラヒラとなびいて縦にシワがつきますが、このやり方だとピンと伸ばした状態で干せるのでシワが伸びやすく、首元を引っ張らないのでヨレも防げます。
Tシャツのシワ取り|シワにならないたたみ方は?
せっかくシワができないように洗濯しても、ぎゅうぎゅうに収納していたら意味がありません。ポイントは「たたみ方を統一し、ゆとりを持って収納する」こと。
Tシャツのたたみ方は「長方形にし、収納場所に収まる大きさに調節する」のが基本。
まずは裏返して両脇から折り込み、長方形に整えましょう。さらに上下に4つ折りほどにしてたためば完了。
たたんだら引き出しに立てて収納するのがおすすめ。横並びであれば無理な力がかからずシワを作りにくい上、取り出すのも簡単です。
Tシャツのシワの多くは「干す前のひと手間」で減らせる
Tシャツにシワがついていると着たいときに着られず、その日はがっかりした気持ちになりますね。
できてしまったシワを朝の忙しい時間に直すのは大変なので、洗濯ついでに日頃から対策をしましょう。
最低限、干すときにバサバサと振ってシワを伸ばすだけでも効果はあります。たった10秒ほどのひと手間で洗濯物がピシッとキレイに仕上がりますよ。