お気に入りのTシャツをたくさんもっているという人もいると思いますが、意外と困るのがその収納法。せっかくたたんで収納したのに、出し入れを繰り返すうちにグチャグチャになってしまう…なんてことはよくあります。頻繁に使うものだからこそ、使い勝手よく収納しておきたいですね。
そこで今回は、Tシャツの収納方法について、使いやすくするコツや100均アイテムを使ったアイデアなどをまじえてご説明します。
Tシャツはどこに収納する?
衣類の収納法には、ハンガーに吊るす収納か、たたんで引き出しなどに入れる2通りがあります。
それぞれ、
ハンガー収納:出し入れしやすい反面、スペースを広く取る
引き出し収納:出し入れの手間はあるものの、コンパクトに収納できる
という特徴があります。
Tシャツは枚数が多くなりやすいので、コンパクトにできる引き出し収納がおすすめです。Tシャツ用の引き出しがあればほかの衣類とごっちゃにならず、コーディネートを考えるときの邪魔にもなりません。
Tシャツの収納は、引き出し内に「立てる」
Tシャツを引き出しにしまう場合、お店のように平たくたたんで重ねている人も多いと思います。しかし、これだと下にあるものが取り出しにくく、抜き出すうちにグチャグチャになることも。
そこでおすすめなのが、Tシャツを「立てる収納」です。
引き出し内にTシャツを立てて並べれば見渡しやすくなる上、出し入れも簡単になります。出し入れしたせいでグチャグチャになることもありません。
Tシャツを立てて収納するにはどうたためばいいの?
Tシャツが立つようにたたむのはそれほどむずかしくありません。次の手順でたためば大きさがそろうので見た目にもきれいです。
タテに二つ折りにする
広げてシワを伸ばしてからたたむとキレイに。
袖をたたんで長方形に
重なった袖を内側に折り込む。縦長の長方形にする。
長さを4分の1にする
肩と裾を重ねるように半分に折り、もう一度半分に折る。
収納する引き出しの深さにあわせ、③で4つ折りではなく3つ折りにしてもOKです。
たたむのが面倒なら、②の段階で裾からクルクルと丸める方法も手軽なのでおすすめですよ。引き出しの形に合わせてやりやすい方法を選んでください。
Tシャツの収納を便利にする100均グッズを使ったアイデアは?
Tシャツを収納するときに、引き出し内のスペースが広すぎたり、Tシャツの生地がやわらかすぎたりすると、うまく立ってくれないこともあります。
そんなときは、100円ショップなどでも手に入るブックスタンドやボックスを使うといいですよ。
立てて並べたTシャツが倒れないようにブックスタンドを置くか、Tシャツをたたんだときと同じくらいの幅のボックスにいれるかするとぴったり収まりますよ。
100均アイテムを使えば引き出し内を使い勝手よくできるのでぜひ参考にしてください。
Tシャツを平置きでも使い勝手よく収納できる?
Tシャツは立てる収納にするとかなりコンパクトになりますが、小さくたたみすぎるのは折りジワが気になる人もいるかもしれません。
そんなときは、棚に平置きする方法があります。
引き出し内に平置きにすると下のものが見えなくなりますが、棚であれば店頭のように見ることができますね。
直接重ねると取り出しにくくなるので、1枚ずつ平置き用の書類ケースに入れてそれを重ねておけば出し入れするときにグチャグチャになる悩みがなくなりますよ。
Tシャツの収納でハンガーに吊るしてもいい?
Tシャツをたたむ時間を省きたい人には、ハンガーにかけて収納する方法を選んでも構いません。
たたむよりもスペースはとりますが、Tシャツのプリントや柄を選びやすくなるのでコーディネートが楽しくなります。
洗濯物を干すときのハンガーとクローゼット内のハンガーを同じものにすれば、たたむ手間が省けて出し入れも簡単に。
ちなみに、洗濯したTシャツをハンガーにかけていると生地の重みで首周りが伸びやすく、傷んでしまいます。すべり止めがついたハンガーなら重みが首周りにかかりにくくなるのでおすすめです。
覚えておきたい
Tシャツを長期間収納するときの注意点は?
長い間着ない服の収納には、普段とは違った注意が必要です。それは「服の傷み」と「防虫対策」。
普段は立てた収納でも大丈夫ですが、コンパクトにたたんだまま長期間置いておくとシワが残ったり繊維に力が加わって傷んだりすることも。
また、クローゼットには綿を好んで食べる虫がひそんでいるので、虫食いの穴をつくらないように防虫対策をしっかりしておきたいもの。
そこで長期間収納するときはゆったりとたたんで平置きにし、防虫剤と一緒に入れておくように。このひと手間だけで来年もお気に入りの服をキレイな状態で着れますよ。
Tシャツの収納法を見直して出し入れの手間を省こう
夏場になるとTシャツを着る頻度が増えますね。そうなってくると、1枚のTシャツの出し入れに手間がかかっていると、それだけ無駄に時間がかかってしまうことになります。
そのためTシャツはできるだけ簡単に収納できるようにして、手間を減らすことが大切です。
さっそく今日からTシャツの収納法を見直して、ストレスなく出し入れできるようにしていきましょう。