出張や記念日、子供の参観日など、大切なイベントが間近に迫っていると、当日着ていく服がキレイかどうか、クリーニングに出した方がいいか、気になりますよね。急ぎでクリーニングしてもらいたいときは、「間に合うのかな…」と不安になってしまうもの。
そこで今回は、クリーニングにかかる日数の目安を説明します。
もくじ
クリーニングの日数は決まっている?
クリーニングにかかる日数は、どんな洋服を洗うかによってもまちまちですし、クリーニング店によっても変動があります。
一番確実なのは「お店の人に服を見せ、仕上がり日を確認する」方法ですが、そこまでするのはちょっと大変ですね。
ただ、大手のクリーニング店に出す前提であれば、おおまかな目安はわかります。
間に合うか不安…というときは、次から紹介する目安を参考にしてみましょう。
クリーニングにかかる日数|最短でどれくらい?
日数はクリーニングする衣類の種類によって変わってきます。ここでは大まかに3種類にわけて、ご紹介します。
スーツやワイシャツ
「スーツやワイシャツは1〜2日」が仕上がりの目安。
この2つはクリーニングに出される頻度の多いアイテムで、洗い方が統一されているため早く仕上がります。これなら土日の休日で十分キレイになりそうですね。
コートやセーター
「コートやセーターなどは5〜7日ほど」とスーツよりも少し長い時間がかかります。
これは素材にあわせた洗い方を選んでいるから。コートやセーターと一口にいっても、使われている素材は服によってバラバラです。スーツ以外は時間がかかると考え、少し余裕をもって出せるといいですね。
ダウンジャケット
「ダウンジャケットは7〜14日ほど」とさらに長い時間がかかります。石油系の溶剤を使ってドライクリーニングが行われるので、通常よりも時間がかかります。
クリーニングにかかる日数|少しでも最短で依頼するには?
クリーニングにかかる日数を短くするには、2つの方法があります。急ぎでクリーニングしてもらいたいときは試してみましょう。
朝早くに出す
お店によっては早朝から開店し、クリーニングを受け付けています。早くにクリーニングに出せるとその分工場に到着するのも早まるので、最大で1日ほどの短縮になるんです。
早い場合は即日(その日の夕方)に受け取れることもありますよ。
スピード仕上げを利用する
別途料金はかかりますが、とくに急いでるときは優先的に仕上げを進める「スピード仕上げ」を利用する手も。
近くのお店に案内がないかチェックしてみましょう。
クリーニングの日数はどんな場合に伸びる?
クリーニングにかかる日数は時期やコース選びによっては伸びるケースもあります。事前に知っておくと、余裕をもって依頼できますね。
繁忙期
衣替えのシーズンは、それまで使った季節アイテムや制服などのクリーニングが増え、お店が混み合います。新学期が始まる4月や10月、長期休み前後などは普段より数日伸びるかもしれません。
オプションを加えたとき
撥水・防水加工や、上質仕上げ加工などのオプションコースを選ぶと、その分仕上がりまでに時間がかかります。1週間ほどはかかると考え、クリーニングに出すときはお店の人に聞いてみましょう。
インターネットサービスのクリーニングも日数は同じ?
クリーニング店の営業時間でなかなか取りにいけない場合や、出したい服がいっぱいあるときは『リネット』などの宅配のクリーニングサービスが便利です。
宅配のクリーニングでは通常のクリーニングよりも持ち込む手間などがかからない分、仕上がるまでに少し時間がかかります。集荷・配送の時間を考慮して、目安の日数プラス2日と考えましょう。
普段よりもさらに余裕をもって出してください。
クリーニングは日数に余裕をもたせて
クリーニングをあまり利用しないと、どれくらいで仕上がるか見当もつかないですよね。
基本的な目安は「スーツ類なら1〜2日」「それ以外なら5〜7日」ほど。余裕をもって出すに越したことはありません。
忙しくて取りにいけない日ができるなどの不慮に備えて、1週間ほどの余裕をみておけると安心です。必要になる日から逆算して出せると、特別な日も万全の準備で迎えられますよ。