スーツが汚れてきたからそろそろクリーニングに出そうかなと考えると、気になるのがその料金。
相場を知っておけば、近所のクリーニング店がお得なのか損なのかを判断できますよね。
そこで今回は、スーツのクリーニングにかかる料金について、相場やお店によって違う理由などをくわしく説明します。
スーツをクリーニングに出す値段の相場は?
クリーニングにかかる料金はお店によって違います。オプションなどによって料金が違ってくるので、相場がどのくらいかは一概にはいえません。
でも、基準がないと判断がむずかしいので、相場としてはスーツ上下で1000円〜2000円だと考えましょう。
あとは、お店の形態やどういうオプションがつくのかによって料金に幅が出てきますよ。
それぞれどのような違いがあるのか、お店の形態とオプションについて順番に説明していきます。
店の形態で違う!スーツのクリーニング料金
クリーニング店には、大きく3つの形態のお店があります。それぞれに応じて特徴があるので、目的に応じて選んでください。
① チェーン店
街中でよく見かける「ホワイト急便」「白洋舎」などはチェーン店です。多店舗展開していることもあり、「安さと早さ」が特徴です。
クリーニング代は比較的安いですが、1枚1枚にかけられる時間は短いことが多いです。
チェーン店ではアイロンが全自動でスーツのクリーニングを行うところもあり、早いスピードで仕上げてくれますよ。
② 個人経営のクリーニング店
個人経営のクリーニング店は「高品質」が特徴です。
個人経営のお店は最初から最後まで職人さん一人で行うことが多く、クリーニング代は比較的高くなります。そのぶん1枚1枚丁寧に仕上げてくれるので、仕上がりが違ってきますよ。
とれにくいシミがついたスーツやお気に入りのスーツは個人経営のお店だとしっかり相談できてキレイにしてくれるのでおすすめです。
③ 宅配クリーニング店
宅配クリーニング店は「便利さ」が特徴です。「リネット」などの宅配クリーニング店はスーツを店まで運ぶ必要がないのでとても便利。
クリーニング代自体は1600円くらいですが、送料がプラスされることがあります。
たとえば「リネット」で通常会員がスーツ上下を依頼する場合は送料込みで3,683円。月額390円のプレミアム会員に登録すれば3,000円以上で送料無料になるのでまとめて出せば割安でクリーニングできます。
【オプション別】スーツのクリーニング代の違いは?
クリーニングサービスとして機能をお好みでプラスすることができます。お気に入りの服を長持ちさせたいときなどにおすすめですよ。
デラックス仕上げ
1着ずつきめ細やかに対応して、より丁寧に仕上げてくれるデラックス仕上げ。
通常の倍ほどの価格になることもありますが、熟年のスタッフが衣類にあわせた洗浄や細部までキレイに仕上げてくれます。
高級なスーツなど全体のシルエットをキレイに仕上げたいときにおすすめですよ。
折目加工
ボトムスなどの折り目をビシッとキープさせてくれる折目加工。プラス1,000円程度でできる店が多いです。効果の持続期間も長く、一度すれば数ヶ月はもちます。
新品のようにビシッとかっこよく決めたいときにおすすめですよ。
はっ水加工
雨などにかかっても水をはじいて濡れるのを防ぎます。標準価格の50%程度でできる店が多いです。
水だけでなく、花粉対策としても効果的なので、梅雨や花粉症の時期におすすめですよ。
覚えておきたい
スーツをクリーニングに出す頻度は?
スーツをクリーニングに出す頻度はどれくらいが適切なのでしょうか?
クリーニングに出す頻度は、「1シーズンに1回」を目安としましょう。
ただし、夏は汗をかくことも多くなるので、2週間に1回くらいは臭いやシミをチェックして、気になったらその都度クリーニングに出すようにしましょう。
スーツのクリーニング代の相場を覚えておこう
スーツのクリーニング料金の目安は上下で1,000円〜2,000円。
でも、お店やつけるオプションによってスーツのクリーニング料金はまちまちなので、まずはお店で確認してみましょう。
料金やサービスの違いを意識しながらお店を利用して、スーツの状況や使用頻度によってお店を使い分けられると納得のいくクリーニングができます。
納得のいく料金でスーツをクリーニングして、長く大切に着てくださいね。