季節の変わり目などに、衣替えとあわせて毎日使っている敷布団もクリーニングしたほうがいいのかな…と考える人は多いのではないでしょうか。
でも、汚れは落としたいけど「クリーニングに出したことがないので不安…」「料金ってどれくらい?」「どこに出せばいいの?」と疑問はつきませんよね。
そこで今回は敷布団のクリーニングについての情報をまとめてご紹介します。
敷布団はクリーニングに出すべき?
寝ているあいだの汗などを毎日受け止めているので、敷布団は思ったよりも汚れています。とくに夏は寝汗でぐっしょり湿っています。
ベランダに干してケアしている人もいるかもしれませんが、湿気は飛ばせても汚れはどんどん蓄積して、放っておくとカビやダニの温床に。クリーニングで丸洗いしてもらうと汚れが一掃できてリフレッシュしますよ。
ずっと使っている敷布団の汚れが気になるときや、部分洗いをしても臭いや汚れが残っている場合は、クリーニングに出してみましょう。
敷布団のクリーニングって何をするの?
クリーニングに出した敷布団は、業務用の大きな洗濯機や乾燥機を使って丸洗いされています。
表面の汚れはもちろん、奥までしみ込んだ汗やダニ・カビなども徹底的に洗い流してくれます。そして、ダニやカビが苦手とする高温の熱風で乾かすので、駆除・除菌効果もあります。
おうちでは洗えない、デリケートな素材やダブルサイズ以上の大きな敷布団もクリーニングならしっかり洗えて、ふわふわになって返ってきますよ。
敷布団のクリーニング│どこに出してもいいの?
敷布団のクリーニングはどこのお店でもやっているわけではありません。
大手のクリーニング店だと「白洋舎」「うさちゃんクリーニング」などであれば依頼できます。敷布団をお店まで持っていくのは大変ですが、集荷・配送サービスがセットになったコースを用意しているところもあります。
近くにクリーニング店がないときは「リネット」などインターネットで依頼・集荷・配送・返却が完結するクリーニングサービスもありますよ。
まずは近くのお店が敷布団のクリーニングに対応しているか調べてみましょう。
敷布団のクリーニング|料金の目安は?
敷布団のクリーニングにかかる料金は、お店によって上下しますがおよそ「4500〜8000円」。料金設定に幅があるのは、敷布団の「サイズ」や「素材」によっても金額が変わるためです。
依頼するときはまず見積もりをとって、どれくらいかかるのか確認しましょう。
1000円ほどで「防ダニ加工」などのオプションサービスをつけられる場合もあるので、子供用の布団などアレルギーが気になる場合はプラスしておくといいですよ。
敷布団のクリーニング│自宅でもできる?
敷布団のクリーニング料金がちょっと高く感じて、踏みとどまってしまう人もいるかもしれません。
もしおうちで使っている敷布団が「綿」などの比較的丈夫な生地でできたものなら、コインランドリーの大型洗濯機を使えば半額以下で洗える可能性があります。手順はとてもシンプルなので、覚えておいて損はありませんよ。
洗濯機に入れる
ドラムにあわせて敷布団を丸め、筒状にして入れる。料金を投入して洗濯開始。
乾燥機に移し替える
脱水まで終わったら、乾燥機に移し替える。大きめの乾燥機を選ぶのがポイント。
乾燥
まずは40分を目安に料金を投入し、乾燥をはじめる。
確認
終わったら少し熱を冷ましてから乾き具合を確認し、まだ濡れているようなら10分ずつ追加して完全に乾かす。
コインランドリーの洗濯でかかる料金は洗濯で500円、乾燥も500円ほど。1000円ほどで丸洗いして乾燥までできるんです。
丸洗いなのでクリーニングと同じように、奥に入り込んだ汚れやハウスダストまでしっかり落とせます。乾燥が終わるまでに1〜2時間ほどと短時間ですむのも大きな魅力です。
敷布団のクリーニング│他の寝具一式も一緒に出すのがおすすめ
敷布団と同じく、掛け布団も汚れています。敷布団をクリーニングに出すときは、布団一式クリーニングに出してみてはどうでしょうか。
2枚セットだと割引になることもあるので、お得感もありますよ。
もちろん掛け布団もコインランドリーで洗えます。キルティング加工のされた掛け布団なら、敷布団と同じ方法で洗濯乾燥までできます。
クリーニングよりも低価格かつ短時間でできるので、コインランドリーで洗えるかチェックして、ダメそうだったり不安があったりする場合はクリーニングに出しましょう。
敷布団のクリーニングで眠りを快適に!
敷布団をはじめ、寝具は毎日長い時間使うもの。とくに夏は寝ている間に汗をたくさんかくので、汚れてしまいます。
ずっと使っている敷布団はいたわりの気持ちもこめて、定期的にクリーニングに出してあげるのがおすすめ。1〜2年に1回ほどでもいいので丸洗いして汚れを流しましょう。
クリーニングから返ってきた敷布団は、ふわふわで見違えるような姿に。毎日の眠りが快適なものになりますよ。