爽やかな香りで食欲を誘うバジル。パスタやピザ、アヒージョなどいろいろな料理に合いますが、1回に使う量が少ないうえにすぐに萎れてしまうので、購入するのをためらうこともありますね。
バジルは冷凍すれば長持ちします。正しいやり方で冷凍すれば、香りもなるべく保ちながら保存できますよ。
そこで今回は、バジルの冷凍保存方法をご紹介します。
バジルは冷凍できる?保存期間は?
バジルは野菜室で保存するのが一般的ですが、保存期間は1週間とあまり長持ちしません。
長持ちさせたいときは冷凍保存がおすすめです。冷凍すると色味や香りが少し落ちてしまいますが、適したやり方で保存すれば1ヶ月ほど日持ちしますよ。
冷凍したものは解凍するとしなびてしまうので、そのまま使用します。飾りとして使うには不向きですが、炒めものなどに使うならおすすめですよ。
バジルの冷凍保存の手順は?
バジルは、サッと洗ってから葉に付いた水分をキッチンペーパーなどでしっかりと拭き取り、1回で使う分量ごとにラップで包んで、保存用袋に入れて保存します。
凍ったバジルは飲むと粉々に砕けます。パスタやピザなどにトッピングするのにぴったりですね。
バジルはペーストにしても冷凍保存できる!
バジルは、ペースト状にして冷凍すれば、1ヶ月ほど日持ちします。
にんにくを1/2片ざく切りにし、松の実を30g、バジルを40g、粉チーズを40gフードプロセッサーに入れ、攪拌しましょう。それからオリーブオイル75mlを少しずつ加え、なじむまでさらに撹拌します。
さいごに塩小さじ1/2を入れ、味を整えたらバジルペーストの完了です。
ジッパー付きの保存袋に平らにして、できるだけ空気を抜いて冷凍しましょう。使用するときは、必要分だけ割って解凍してくださいね。
バジルを冷凍保存するときの注意点は?
バジルは先述したとおり、冷凍すると色味や香りが劣化してしまいます。サラダなどに入れて生の風味を味わいたいときはあまり向いていません。炒めものなどに使うのがおすすめですよ。
また、バジルを冷凍するときは、新鮮なうちに早めに冷凍しましょう。冷凍保存をしているうちにも徐々に品質は劣化していくので、なるべく早めに使うようにしてくださいね。
バジルの冷凍保存を利用して料理を楽しもう
バジルはそのままだとすぐにしなびてしまいますが、冷凍すると長持ちしますよ。適したやり方で保存すれば香りをキープできるので、余ったときなどぜひやってみてくださいね。