さわやかな風味とシャキシャキとした食感がおいしいみょうが。さっぱり食べられるので、食欲のない暑い夏にもぴったりですよね。
しかしみょうがの正しい保存方法は意外と知られておらず、どう保存すればいいのか迷いますよね。
そこで今日は、みょうがの正しい保存方法についてご紹介します。
みょうがはどう保存するのが正しい?保存期間は?
みょうがは高温に弱いため、常温での保存は適していません。基本的には「冷蔵保存」をします。正しく保存すれば10日ほど日持ちしますよ。
それよりも長持ちさせたい場合は「冷凍保存」をすることもできます。2ヶ月ほど日持ちすることも。
ただしみょうがは乾燥に弱い食材なので、保存をするときは一工夫が必要です。冷蔵保存や冷凍保存を正しく行うことで保存期間が長くなりますよ。
みょうがの保存方法|冷蔵保存のやり方
みょうがは、ただ冷蔵庫に入れておくだけでは表面が乾燥して2〜3日で傷んでしまいます。より長持ちさせたいなら、「ペーパータオルを利用する」か「水につける」かするといいですよ。
それぞれのやり方と保存期間について見ていきましょう。
① ペーパータオルを利用する方法
表面をよく洗ったみょうがを湿らせたペーパータオルで2〜3個ずつ包み、ポリ袋やジッパーバッグに入れて保存します。10日ほど日持ちしますよ。
みょうがは水につけると香りや食感が多少損なわれてしまいます。しかしこの方法なら買ったときの食感や香りが長持ち。薬味や和え物にして生で食べるのがおすすめですよ。
乾燥と菌の繁殖を防ぐため、ペーパータオルは2〜3日に1回は交換してくださいね。
② 水につける方法
表面をよく洗ったみょうがをタッパーなどに入れ、みょうがが浸るくらいの水を入れて保存します。日持ちは1ヶ月ほど。雑菌の繁殖を防ぐため、水は2日に1回を目安に交換しましょう。
食感や香りが少し損なわれてしまいますが、味がしみやすくなるメリットがあります。スープや味噌漬けなどにするとおいしく食べられますよ。
薬味などにして生で使う場合は、カットしてよく水気を絞ってから使用してくださいね。
みょうがの保存方法|冷凍保存のやり方
より長持ちさせたい場合は冷凍保存がおすすめです。「丸ごと冷凍する方法」と「カットしてから保存する方法」があります。
① 丸ごと保存する方法
よく洗って水気を拭きとったみょうがを1つずつラップに包み、まとめてジッパーバッグなどに入れて冷凍します。約2ヶ月保存することができます。
凍ったまま食べやすいサイズにカットしてから使用します。固くて調理しにくいときは、常温で5分ほど置いておくと切りやすくなりますよ。
香りや食感は失われやすいので、味噌汁などの加熱する料理に使用するのがおすすめです。
② カットしてから保存する方法
みょうがをよく洗って水気を拭きとったら小口切りや千切りにします。食べやすい分量をラップで包み、まとめてジッパーバッグなどに入れて冷凍すれば完了です。
保存期間は約2週間と丸ごと保存するよりは短くなりますが、冷凍庫からサッと取り出して準備ができるのはうれしいですよね。
みょうがの使用方法にあわせて保存しよう!
みょうがは、保存方法によって保存期間や食感・香りの残り方が変化します。どんな料理に使うか考えて適した保存方法を選べると、よりみょうがの魅力を楽しむことができますね。