清涼感ある風味とシャキシャキとした歯ごたえがおいしいみょうが。ただ、あまり使うシーンがなくて余らせてしまう…という方も多いのではないでしょうか。

そんな方におすすめなのが、みょうがの甘酢漬け。さっぱり食べられて保存もきくので、夏の常備菜としておすすめですよ。

そこで今回は、みょうがの甘酢漬けの作り方や保存方法についてご紹介します。

みょうがの甘酢漬けって?保存期間は?

みょうが 保存 甘酢

みょうがの甘酢漬けとは、みょうがを甘酢に漬けた保存食のこと。ピンク色のキレイな見た目とさっぱりとした味わいで、箸休めにもぴったりなメニューです。

さらにみょうがに含まれる「α-ピネン」という香り成分は、食欲増進や熱さましの効果もあると言われています。食欲が落ちてしまいがちな暑い時期にちょうどいいですね。

そのまま食べるだけでなく、細かく刻んでタルタルソースにしたり、お寿司の具材にしたりとアレンジが利くのもポイントです。

みょうがの甘酢漬けのレシピは?

みょうが 保存 野菜 薬味

材料

【主材料】
みょうが…5〜6本

【調味料】
◯酢…100ml
◯砂糖…大さじ 3-4杯
◯塩…少々

作り方

酢、砂糖、塩をひと煮立ちさせて甘酢を作る

出来上がった甘酢は粗熱をとっておきましょう。

保存容器に①と、洗って水気をしっかり拭きとったみょうがを入れる

お酢とみょうがの色素成分が反応して、きれいなピンク色に変化します。

冷蔵庫で一晩寝かせたら完成

日が増すごとに酢が染み込んでいき、味が変化していきます。

保存期間は2ヶ月ほどと長持ちするので、多めに作っておくと便利ですよ。残った甘酢も、すし酢にするなどして余すことなくおいしく食べられます。

みょうがの甘酢漬けの保存方法

みょうが 甘酢 野菜 薬味

みょうがの甘酢漬けは、密閉できる保存容器に入れて野菜室か冷蔵室で保存します。

保存容器は作った量に合うものを選ぶのがポイント。すき間なく入れられると、空気が入らず腐敗を防ぐことができます。

フタはしっかりと閉めて保存するようにしましょう。フタの閉め方がゆるいとそこから空気が入って傷みやすくなります。

また、菌の繁殖を防ぐため、取り出すときは清潔な箸やスプーンを使って取り出すようにしてくださいね。

みょうがの甘酢漬けの注意点

注意 ポイント 指

みょうがの甘酢漬けを作るときは、消毒してある清潔な保存容器を使いましょう。

甘酢漬けに限らず、長期保存するものは時間とともに菌が繁殖しやすくなります。容器が消毒されていない状態だと、付着していた菌やカビを繁殖させてしまい、食中毒などの原因になってしまいます。

保存容器は、使用前に煮沸消毒をするのがおすすめ。フタの溝などもしっかり消毒できますよ。ただし容器の耐熱温度が100℃以上であるか確認してから行ってくださいね。

みょうがの甘酢漬けを利用して賢く保存しよう

みょうが 野菜 薬味

みょうがは傷みやすいですが、甘酢漬けにすればおいしく長持ちさせられます。ピンク色できれいなので、食卓を彩ってくれますよ。

みょうががたくさん余ったときなど、ぜひ甘酢漬けにチャレンジしてみてくださいね。