ツンとした風味で、食材の味を引き立ててくれるわさび。名脇役的な調味料ですが、沢山の量を使うことは少ないので、気付いたら賞味期限切れだった…という経験がある人は多いのではないでしょうか。
そこで今回は、わさびの賞味期限についてご紹介します。
わさびの賞味期限はどれくらい?
生わさびの場合、購入時の新鮮度にもよりますが、冷蔵保存で1ヶ月前後が賞味期限の目安です。
チューブのわさびの場合は、開封前であれば常温で9ヶ月〜1年ほど日持ちしますよ。詳しくは、パッケージ記載の賞味期限を参考にしてくださいね。
ただ、パッケージ記載の賞味期限はあくまで「開封前かつ適切に保存した場合」の目安です。開封後は冷蔵庫に入れて、1ヶ月を目安に食べきるのが理想ですよ。
また、お刺身などに付いてくる小袋のわさびに関しては、購入した生鮮食品などと一緒に使い切るのが理想です。表示スペースが少ないため賞味期限表示が義務づけられていないそうですが、長期間取り置きするのはおすすめきません。
わさびは賞味期限切れでも食べられる?腐るとどうなる?
わさびには抗菌効果があり、その効果を使った抗菌グッズなどが作られているほど。あまり腐るということはありませんが、時間が経つと劣化は進んでしまいます。
賞味期限が過ぎた途端に食べられなくなるというわけではありませんが、賞味期限切れのわさびを食べることはおすすめできません。
また、わさびが下記のような状態になっていたらかなり傷んでいるサインです。賞味期限に関わらず、食べるのは控えるようにしてくださいね。
・すっぱい匂いや味がする
・ヌルヌルしている
・水分が抜けている
わさびの賞味期限をのばす保存のポイント
わさびの賞味期限を最大限にのばしておいしく食べるには、適切に保存することが大切です。下記のポイントを参考にしてくださいね。
生わさびの場合
生わさびは乾燥が大敵です。湿らせたキッチンペーパーなどで包んでから保存用袋にいれて冷蔵庫で保管しましょう。
冷凍保存したい場合は、すりおろしてから棒状、または平らにならして冷凍庫へ入れれば長持ちしますよ。
チューブのわさびの場合
一度開封したチューブのわさびは、キャップの口についた雑菌から劣化してしまうことがあります。
使うたびに口についた汚れを拭き取り、空気を抜いてからキャップをしっかり締めるようにしてくださいね。
わさびの賞味期限を知っておいしく食べきろう
わさびは劣化しにくい食材ですが、適切に保存していないと劣化してしまうこともあります。
日持ちさせるポイントをおさえて、できるだけ長くおいしくわさびを楽しんでくださいね。