さまざまな料理の香り付けにかかせないにんにく。ただ、まるごと買うとなかなか使い切れず、賞味期限は大丈夫かな?と心配になる人は多いかもしれません。
そこで今回は、にんにくの賞味期限や適切な保存方法についてご紹介します。
にんにくの賞味期限は?
にんにくは生鮮食品なので、明確な賞味期限の記載が義務付けされていません。おいしく食べられる目安としては、常温で場合だいたい1ヶ月ほどです。
ただし、これは冷暗所で正しく保存した場合の目安です。保存状態が悪ければ、もっと早くに悪くなってしまうことも。
下記で賞味期限を長くするための保存方法を紹介するので、参考にしてみてください。
にんにくの賞味期限を長くする保存方法3つ
にんにくは冷暗所に常温保存が可能ですが、冷蔵や冷凍などの保存方法もおすすめです。使うシーンに合わせた保存方法を選んでみてください。
①常温保存
にんにくを常温保存する場合は、風通しを良くするため、ネットなどに入れて吊るして保存するのが理想。外皮ははがさず丸のままのほうが乾燥をふせげます。
直射日光や冷暖房が直接当たらない冷暗所であれば、1ヶ月ほど日持ちさせられますよ。
②冷蔵保存
にんにくを冷蔵庫に入れる場合は、まるごとペーパータオルに包んで、ポリ袋に入れて保存しましょう。
冷蔵の場合、1〜2ヶ月ほど日持ちさせられますよ。
③冷凍保存
にんにくを下処理しておいてすぐに使いたい、という場合は冷凍保存が便利。
にんにくの薄皮をむき、小分けにしてラップに包んだら冷凍保存用袋に入れて凍らせましょう。
スライスしたり、みじんぎりした場合も同様に保存できますよ。保存期間は1ヶ月ほどです。
にんにくの賞味期限を長くするには、こんな方法も!
にんにくがたくさん手に入って、もっと賞味期限をのばしたい…という場合は、こんな保存方法もおすすめです。
乾燥させる
にんにくの薄皮をむき、輪切りか縦半分に切って芯を取ります。
ザルに並べて、途中上下を返しながら2日ほど干せば乾燥にんにくのできあがり!1〜2ヶ月ほど長持ちします。
オイル漬けにする
にんにくを一番長く楽しむ方法は、オイル漬けにすること。清潔な密閉容器にオリーブオイルを入れて、皮を向いたにんにくを浸すだけで、1年ほど日持ちさせられますよ。
お好みで唐辛子を入れても。パスタやドレッシング、炒めものなどに便利です。
にんにくの賞味期限を知っておいしく食べよう
にんにくに含まれる栄養素には解毒作用や抗菌作用があり、「万病の予防薬」と言われるほど。
正しい方法でにんにくを保存して、普段の料理に積極的に取り入れてみてくださいね。