みょうがは清涼感のある香りや味わいで、さっぱり食べられておいしいですよね。
しかし1回に使う量が少ないうえに鮮度が落ちやすいので「気が付いたら悪くなっていた…」ということも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、みょうがの賞味期限や長持ちさせる保存方法を紹介していきます。
もくじ
みょうがの賞味期限ってどれくらい?
みょうがは、乾燥に弱く鮮度も落ちやすいため、そのまま冷蔵庫に入れるだけだと2〜3日で傷んでしまいます。
しかし保存の仕方を工夫すれば「冷蔵保存」で約1ヶ月、「冷凍保存」で約2ヶ月の保存が可能になりますよ。
ただし賞味期限はあくまで目安です。以下のような場合は、賞味期限以内であっても、変色のある部分だけ切り捨てるか処分するようにしましょう。
みょうがの賞味期限を長くする保存方法って?
みょうがを長持ちさせる保存方法は、「冷蔵保存」か「冷凍保存」の2通り。
冷蔵保存は、「水に浸して保存する方法」と「ペーパータオルを使用した方法」、冷凍保存は「丸ごと冷凍保存する方法」と「カットして冷凍保存する方法」があります。
それぞれ賞味期限や使いやすい調理方法が異なるので、使う場面をイメージしながら保存方法を選んでくださいね。
みょうがを冷蔵保存する方法は?
冷蔵保存①|水に浸して冷蔵保存する
みょうがの表面の汚れを洗い落とし、タッパーなどの保存容器に入れ、みょうががかぶるくらいの水を注いでからフタをして保存します。水が傷まないよう2〜3日おきに交換すれば、1ヶ月ほど日持ちしますよ。
味わいは損なわれませんが、水につけておくことで柔らかくなり、香り成分が少し飛んでしまうというデメリットも。味噌汁の具材など加熱して使用する調理方法がおすすめです。
薬味として使う場合は、切った後に水気をよくしぼりましょう。
冷蔵保存②|ペーパータオルにくるんで冷蔵保存する
表面をよく洗ったみょうがを、濡らしたペーパータオルにくるみ、ポリ袋やジッパー付き保存袋に入れて冷蔵庫で保存します。
乾燥と菌の増殖を防ぐため、2~3日にペーパータオルを取り替えれば、10日ほど日持ちしますよ。
水に浸すよりは保存期間が短くなりますが、食感や香りは損なわれにくくなります。
みょうがを冷凍保存する方法は?
冷凍保存①|丸ごと冷凍保存する
みょうがをよく洗って水気を拭きとったら、ラップで1つずつ包み、ジッパー付き保存袋などに入れて冷凍庫で保存します。2ヶ月ほど日持ちしますよ。
冷凍すると柔らかくなり、食感や香りが損なわれやすくなるので、生で薬味として食べるのにはあまり向きません。味がしみこみやすくなるので、汁物や味噌漬けなどにするのがおすすめです。
凍ったみょうががカットしにくいときは、常温で数分解凍してから行うといいですよ。
冷凍保存②|カットして冷凍保存する
みょうがは、小口切りなど、使用用途に合わせてカットしてから冷凍することもできます。
賞味期限は2週間ほどと、丸ごと保存するときに比べて短くなりますが、冷凍庫から必要な分だけ取り出してささっと使えるのはうれしいですね。
みょうがの賞味期限を長くしたいとき注意することは?
みょうがの賞味期限は、鮮度がいいものを選んでいるかどうかでも変わってきます。
新鮮なみょうがは色が鮮やかで丸みがあり、先が開きすぎていないのが特徴です。スーパーなどで購入するときは、色や形をチェックしてみてくださいね。
みょうがを正しく保存して賞味期限を延ばそう
みょうがは傷みやすいですが、水分量を保てるように保存してあげれば長持ちさせることができます。
正しく保存して食卓に取り入れながら、夏の暑い日を乗り切っていきましょう。