パスタやピザ、肉料理と、イタリアンに欠かせないハーブとして有名なバジル。ちょい足しするだけで料理の色合いや香りをアップさせてくれるので、おうちで使う人も多いですよね。しかしバジルはしおれるのが早く、保存方法には悩むもの。

そこで今回はバジルの保存方法をご紹介します。香りを保っておいしく長持ちさせられるので、ぜひチェックしてみてくださいね。

バジルはどう保存するのが正しい?保存期間は?

バジル

バジルは、茎のついた状態であれば常温で保存できます。ただし保存期間は適したやり方をしても2〜3日とあまり日持ちしません。

長持ちさせたいのであれば、冷蔵保存や冷凍保存が◎。冷蔵保存であれば1週間、冷凍保存であれば1ヶ月日持ちしますよ。

冷凍保存は、冷蔵保存に比べて香りや見た目が少し劣化してしまいますが、日持ちは長くなります。使う予定がしばらくない場合などは冷凍した方が安心ですね。

バジルの保存方法|① 常温保存のやり方

バジル 植物 プランター

バジルを常温保存するときは、水を入れたコップを使います。バジルの茎を挿して、水を吸い上げられるようにしましょう。このとき、葉に水がかぶると傷んでしまうので、茎だけ浸すようにしてくださいね。

バジルの保存方法|② 冷蔵保存のやり方

冷蔵庫

バジルを冷蔵保存するときは、葉だけでも茎がついていてもOK。寒さに弱いため、冷蔵室よりも野菜室での保存が適しています。

乾燥すると香りが失われていくので、バジルをペーパータオルで包んで乾燥予防をしてからポリ袋に入れて保存しましょう。

バジルの保存方法|③ 冷凍保存のやり方

バジル 冷凍 冷凍庫

バジルをすぐに使わないときは、冷凍保存が便利です。葉だけを摘んで小分けにし、ラップで包んでから冷凍用保存袋に入れましょう。しっかり空気を抜いて保存してくださいね。

冷凍したバジルは、凍ったまま料理に使用します。解凍すると色や風味が落ちてしまうので、飾り用として使うのではなく、炒めものなどに使うといいですよ。

また、凍ったバジルは、揉むと粉々に砕けて粉末状になります。パスタやピザなどの風味づけに使ってもいいですね。

バジルの保存方法|そのほかの保存方法

冷蔵庫 冷凍庫 野菜室 収納 タッパー ボックス ケース

バジルは、乾燥させたり調理したりすることで長持ちさせることもできます。おすすめの方法をご紹介しますね。

乾燥バジルにする

バジルは、1枚ずつザルの上に干して、ドライバジルにして保存してもいいですよ。乾燥できたら密閉容器に入れて常温保存をしましょう。だいたい1ヶ月ほど日持ちしますよ。

電子レンジで加熱して乾燥させてもOK。耐熱皿にキッチンペーパーを敷き、その上にバジルを並べたら、600Wで1分半を目安に加熱するといいですよ。

バジルペーストにする

バジルとにんにく、粉チーズ、松の実、オリーブオイル、塩を使って、バジルペーストにしてから保存してもいいですね。じゃがいもやタコなど、食材に和えるだけでおいしい一品ができあがりますよ。

数日中に使うのであれば、フタ付きの密閉容器に入れて冷蔵室で保存すればOKですが、長期間保存したいのであれば冷凍保存をしましょう。1ヶ月ほど日持ちしますよ。

ジッパー付きの保存袋に空気を抜いてなるべく平らにして入れておけば、必要分だけ割って使えて便利です。ぜひやってみてくださいね。

バジルの使用方法にあわせて保存しよう!

パスタ チーズ トマトソース バジル

バジルは、適したやり方で保存すれば、香りを保ったままおいしく保存できますよ。ペーストなどにして保存をしておけば、時短調理にも役立ちますね。ぜひこの機会にバジルの保存方法を覚えてくださいね。