爽やかな香りと程よい酸味で、料理のアクセントになるゆず。でも一度に使う量は少ないので余らせてしまい、保存方法に悩むこともありますよね。

そこで今回は、ゆずの正しい保存方法や保存期間をご紹介します。


ゆずはどう保存するのが正しい?保存期間は?

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ゆずには、主に「常温」「冷蔵」「冷凍」の3通りのやり方で保存します。丸ごとやカットした状態など、さまざまな形状で保存できますよ。

保存方法は、ゆずの使用方法や用途にあわせて選ぶと便利ですよ。

常温で保存したゆずは7〜10日ほど日持ちしますが、爽やかな香りが楽しめるのは1週間程度。それ以降は徐々に香りが飛んで弱くなっていきます。

冷蔵保存したときは、丸ごとなら2〜3週間、カットした状態なら5〜7日ほどが保存期間の目安です。

さらに長期保存するなら冷凍保存がおすすめ。

丸ごと冷凍したゆずは1〜6ヶ月ほど、カットした状態でも1〜2ヶ月ほど保存しておけます。

ゆずの皮と果汁に分けて冷凍した場合も、1〜2ヶ月ほど長持ちしますよ。

ゆずの保存方法|① 常温保存のやり方

大根 保存 新聞紙 キッチンペーパー

本来ゆずは11〜12月頃の寒い時期が旬なので、高温・多湿を苦手とします。夏場などは、常温保存を避けましょう。

もし常温で保存するなら、ゆずを新聞紙で包んで直射日光の当たらない冷暗所に保管しましょう。

ただしカットしたものは傷みやすく常温保存はできないので注意しましょう。

ゆずの保存方法|② 冷蔵保存のやり方

ゆず

ゆずを冷蔵保存するときは、「丸ごと」か「カットした状態」かでやり方が異なります。

① ゆずを丸ごと冷蔵保存する方法

ゆずを1つずつラップで包み、ジップ付きの保存袋に入れましょう。

しっかりと口を閉じ、冷蔵庫の野菜室へ。ゆずがたくさんあって1つずつラップで包むのが難しい場合は、保存袋に入れてしっかりと密閉してくださいね。

② カットしたゆずを冷蔵保存する方法

カットしたゆずは、1つずつラップで包みます。断面から酸化して香りが飛んでしまうので、ぴっちりと包んでくださいね。

あとは丸ごと保存するときと同様に、ジップ付きの保存袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保管しましょう。

ゆずの保存方法|③冷凍保存のやり方

冷蔵庫 冷凍庫 野菜室 収納 タッパー ボックス ケース

ゆずの冷凍保存のやり方は、主に「丸ごと」「カットした状態」「皮と果汁に分けた状態」の3とおり。それぞれの方法をお伝えします。

① ゆずを丸ごと冷凍保存する方法

ゆずを水洗いして、水気をよく拭き取り、1つずつラップで包みます。水滴が残っていると霜がついて冷凍焼けの原因になるので、ていねいに拭くのがポイントですよ。

それから冷凍可能な保存袋に入れて冷凍します。

② カットしたゆずを冷凍保存する方法

ゆずを水洗いして、水気を拭き取り、半分や1/4カットにしてから1つずつぴっちりラップで包みます。

それから冷凍可能な保存袋に入れ、冷凍室へ入れましょう。

カットしたゆずは、使用する際に少量ずつ解凍できて便利ですよ。

③ ゆずの皮と果汁を分けて冷凍保存する方法

ゆずを水洗いして水気を拭き取ったら、皮を大きめ(約2㎝ほど)に、縦方向に剥きます。

剥いた皮を1つずつラップで包み、保存袋に入れて冷凍室で保管しましょう。

残りの果肉は、金属製のバットやトレイなどに並べたアルミカップに果汁を絞り、冷凍室で凍らせるといいですよ。

ゆずの使用方法にあわせて保存しよう!

ゆず

ゆずにはさまざまな保存方法があります。一度に使い切れない場合も、長持ちさせればムリなく使い切れますね。使用方法や用途にあわせて、正しく保存してくださいね。

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