モロヘイヤはネバネバとした食感がおいしいですよね。しかもβ-カロテンやカリウムなどの栄養が豊富に含まれていて、ぜひ積極的に取り入れたい食材でもあります。しかし、あまり日持ちしせずしなびてしまうので、長持ちさせる方法はないかと考えることも。

そんなときにおすすめなのが冷凍保存です。今回は、モロヘイヤを長持ちさせる冷凍保存のやり方についてご紹介します。

冷凍すると、長持ちするだけでなく、より粘りが強くでておいしくなりますよ。

そこでこの記事では、正しいモロヘイヤの冷凍保存方法をご紹介しますね。

モロヘイヤは冷凍できる?保存期間は?

モロヘイヤの茹で方 葉をちぎって茎と葉を分ける

モロヘイヤは冷凍保存ができる食材。冷蔵保存では約2~3日しか日持ちしませんが、冷凍保存をすると約1ヶ月保存がききますよ。

ただし正しく保存できていない場合は、日持ちが短くなります。適したやり方で保存しておいしく食べ切ってくださいね。

モロヘイヤの冷凍保存の手順は?

モロヘイヤの茹で方 茎葉の順に茹でる

モロヘイヤは、アクが強いので、下茹でしてからカットして冷凍保存します。

まずは流水で全体を洗います。根元から流水を当てて洗い、葉先までしっかり汚れを落としましょう。根元を輪ゴムなどで束ねておくと、ばらばらにならず扱いやすいですよ。

モロヘイヤを輪ゴムで束ねたまま、塩入りの沸騰したお湯で1分ほど茹でます。鮮やかな緑色をキープでき、甘みやうまみが出やすくなりますよ。

茹で終えたら氷水か冷水にとり、水気をよく絞ります。

それからモロヘイヤの茎の固い部分をカットして捨て、ほかはざく切りなど使用用途に合わせてカット。

1食分ずつなど小分けにしてラップに包み、まとめて保存袋に入れて冷凍したら完成です。
 
スープや炒め物にするときは、凍ったまま調理できますよ。

おひたしなどそのまま使用するときは、電子レンジ(600W)で20~30秒加熱してから使用してくださいね。

モロヘイヤを冷凍保存するときの注意点は?

注意 ポイント 指

新鮮なものを選ぶ

モロヘイヤは傷みやすい食材です。長期保存したいときは、スーパーなどで購入するときに、葉が濃い緑色で張りがある新鮮なものを選ぶよう心がけましょう。

鮮度が落ちているものは、葉がしなびていて、茎の切り口が茶色く変色しているので、購入時に選ばないよう注意してくださいね。

早めに冷凍する

モロヘイヤは、鮮度が落ちてくると固くなってしまう性質があります。

よりおいしく食べるためにも、購入したらできるだけ早く下茹でしましょう。

家庭菜園のものはサヤの中にある実に注意

モロヘイヤは育てやすいので家庭菜園でも人気がありますが、自分で育てたものを食べるときには注意が必要です。

モロヘイヤの小さなサヤの中にある実には種が入っていて、毒性の強い成分が含まれています。茎にも同じ毒性がある場合も。

市販のものは取り除いてありますが、自分で収穫した場合は葉だけを食べるなどして、対策を取ってくださいね。

モロヘイヤの冷凍保存を利用して料理を楽しもう

モロヘイヤの茹で方

傷みやすいモロヘイヤも、冷凍保存することでかなり長持ちします。小分けにしておけば、少しずつ使えるので便利ですよ。正しく冷凍保存して、いろいろな料理に使ってくださいね。