カボスはさわやかな酸味と香りがおいしいですよね。すだちとよく似ていますが、ひとまわり大きく、酸味も強めなのが特徴です。魚料理との相性がよく、焼き魚の香りづけにもよく利用されています。

しかし一度に使う量が少なく、保存方法が分からないと感じている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、カボスのおすすめの保存方法をご紹介します。

カボスはどう保存するのが正しい?保存期間は?

かぼす

カボスは常温保存、冷蔵保存、冷凍保存の3通りのやり方で保存します。常温保存の場合は約10日、冷蔵保存の場合は約2ヶ月、冷凍保存の場合は3~8ヶ月日持ちしますよ。

ただし保存方法によって賞味期限は変わります。正しいやり方を覚えておいしく長持ちさせたいですね。

カボスの保存方法|①常温保存のやり方

大根 保存 新聞紙 キッチンペーパー

カボスを常温保存するときは、新聞紙などに包んで風通しの良く日の当たらない玄関や廊下などに保存しましょう。

ただし梅雨から夏にかけてのおうち全体が暑い時期は、カビが生えたり、乾燥したりすることがあるので、冷蔵保存か冷凍保存をするほうがおすすめです。

カボスの保存方法|②冷蔵保存のやり方

野菜室 冷蔵庫

カボスを冷蔵保存するときは、ペーパータオルや新聞紙で包む方法がおすすめです。湿度を調整でき、カボスを乾燥から守ってくれます。

それからポリ袋に入れて、乾燥しないよう口をしっかり閉じたら完了です。冷蔵室ではなく野菜室での保存が向いていますよ。

カボスの保存方法|③冷凍保存のやり方

冷蔵庫 冷凍庫 野菜室 収納 タッパー ボックス ケース

カボスを冷凍保存する方法には、「丸ごと冷凍する方法」「カットして冷凍する方法」「果汁のみ保存する方法」の3通りがあります。

①丸ごと保存する方法

丸ごと保存するときは、カボスの皮をよく洗って水気を拭き取り、数個ずつ重ならないように保存袋へ入れましょう。

カボスの皮がやや黄色く変色することもありますが、解凍すれば果肉はジューシーなままでおいしく食べられます。

②カットして保存する方法

一度で使い切れなかった場合や、少しずつ使用したい場合は、カットして冷凍するのがおすすめです。

カボスの皮をよく洗って、水気を拭き取り、使用用途に合わせてカットします。並べてラップに包み、保存袋に入れて完成です。

切り口が乾燥しないように、切り口とラップをしっかり密着させておきましょう。正しく保存すれば約3ヶ月保存できますよ。

包丁やまな板を使わなくてもすぐに取り出せて、時短になってうれしいですよね。

③果汁のみ冷凍する方法

たくさんカボスがある場合は、果汁のみ冷凍する方法もいいですね。最大8ヶ月ほど保存がききますよ。

カボスを半分にカットし、絞り器などで果汁を絞ったら、製氷機もしくは保存袋に入れて、冷凍室で凍らせれば完成です。

果実が固くて果汁が出てこない場合は、レンジで20~30秒ほど加熱すると出やすくなりますよ。

醤油や水に溶かして、ポン酢やドリンクにすればおいしく食べられますね。

カボスの使用方法にあわせて保存しよう!

生臭い 魚

カボスは、正しく保存すれば長持ちします。適したやり方であればかなり長持ちさせられますよ。使用用途に合わせて保存して、いろいろな料理に使ってくださいね。