グレープフルーツといえば、黄色や赤みがかった色の2種類がありますよね。どちらもカロリーが低く、1個に1日分のビタミンCが含まれている果物なんです。さらに、リモネンと呼ばれる香り成分がストレスを解消してくれる効果があり、ダイエット向きのフルーツともいわれています。
今回はそんなグレープフルーツのむき方について、果肉の周りにつく白いワタの取り方なども含めてご紹介します。
グレープフルーツの皮は分厚くてむきにくい?
グレープフルーツといえば、同じ柑橘系のみかんやオレンジに比べて皮が分厚いイメージがありますよね。実は皮が分厚いというよりも、グレープフルーツは皮と果肉の間にある白いワタの量が多いのです。
果肉の周り薄い皮やワタに覆われているのですが、逆にいえばしっかりしている分皮も向きやすく、果肉をキレイに取り出すこともできるんですよ。
グレープフルーツの皮のむき方は?
果肉を覆う薄い皮ごと食べる場合
グレープフルーツの皮の向き方は、まず外側の皮(外皮)や白いワタを取り除くことから始めます。グレープフルーツの頭の部分を少し果肉が見える程度までナイフで切り落としましょう。次に、切り落とした頭の部分を確認しながら外側の皮をナイフで縦に切り落とします。果肉を切らないよう丸みに合わせてナイフを入れましょう。白いワタは後から手で取れるので、心配な方は少しワタを残しながら皮を切ってもかまいません。
果肉を切り落とすのが心配でナイフや包丁をを使いたくない方は、手で皮をむいても大丈夫です。外皮に数センチ間隔で縦の切れ込みを入れて、そこへ指を入れて皮をむきます。
残った白いワタは手で丁寧にむいていきます。きれいにワタが取れたら完成です。あとは好きな形に割ったりして食べてください。
果肉だけを取り出す場合
グレープフルーツの果肉だけを取り出したいときは、白いワタが取れた後グレープフルーツを半分に割り、内側の薄皮にナイフで切れ込みを入れてから手で薄皮を剥がします。薄皮がはがせると果肉が出てくるので取り出せば完成です。これを、果肉の数だけ繰り替えます。
グレープフルーツの皮のむき方で注意することって?
グレープフルーツの皮をむくときに注意したいのは、果肉を切って果汁が流れ出すことです。慣れないうちはナイフで果肉ごと切り落としてしまい、果汁が流れ出てしまうことがあります。もしグレープフルーツの向き方に慣れていないときは、手で皮をむくようにしたり、たくさんグレープフルーツをむくときは下にボウルを用意して果汁をキャッチするようにすると良いですよ。
グレープフルーツのむき方を覚えて果物のある生活を
グレープフルーツの皮のむき方は、それほど難しいわけではありません。ただ、慣れるまでは白いワタをとるのが面倒に思うことも。そんな方は少しずつでもいいので、ナイフや包丁を使ってより短時間で白いワタごとカットできるよう練習してみてくださいね。