おうちでも手軽に作れる懐かしのデザート、「冷凍みかん」。今回は、冷凍みかんをの作り方と、おいしく作るためのちょっとしたコツをご紹介します。

冷凍することで、余って腐らせてしまいがちなみかんを日持ちさせることもできますよ。ぜひ試してみてくださいね。

冷凍みかんって?食べ方は?

みかん 冷凍

冷凍みかんは、その名の通りみかんを凍らせた食品。学校給食で馴染みの深い方も多いのではないでしょうか。スーパーや駅の売店などで氷菓として売られていることもありますよ。

半解凍状態で食べると、シャーベットのような口当たりに。ヨーグルトやアイスクリームに混ぜたり、ミキサーにかけてスムージーようにしたりと様々な食べ方ができます。

冷凍みかんの作り方|「再冷凍」がコツ!

みかん オレンジ 洗う

市販されている冷凍みかんは、ただみかんを凍らせるだけでなく、冷凍する際にひと手間加えることでおいしさを保っているそう。

家庭で作る際にも、同様の方法でおいしい冷凍みかんを作ることができますよ。下記で作り方を紹介します。

①皮の表面をよく洗い、冷凍用保存袋に入れる

この際、水は拭き取らず、濡れたままの状態で入れましょう。

②凍ったみかんを取り出して、サッと冷水にくぐらせる

こうすることで、みかんの表面に氷の膜ができ、果実の乾燥を防ぐことができます。

③再度冷凍すれば、出来上がり!

冷凍する際、熱伝導率の良いアルミやステンレスのバットの上に乗せると、急速冷凍できてよりおいしくできあがります。

冷凍みかんの作り方|皮をむいて冷凍もできる?

みかん

皮むきの冷凍みかんを作っておけば、皮をむかずすぐに食べられます。凍ったまま調理する場合にも便利ですよ。

①みかんの皮をむき、白い筋を取りのぞく

食感は落ちますが、みかんの白い筋は食物繊維やビタミンが豊富なので、取り除かなくてもOKです。

②みかんをラップで包み、冷凍用保存袋に入れて冷凍する

まるごとの場合はそのまま、小房に分けた場合は一つずつ包みましょう。

小房に分けた場合は、できるだけ房同士が重ならないように並べると効率的に冷凍できますよ。

冷凍みかんの食べごろは?

みかん

冷凍みかんをそのまま食べるときは、常温で自然解凍すればOK。触ってみて少し柔らかくなった頃が食べごろです。

完全に解凍してしまうと、水分が全て流れ出て食感が悪くなってしまうので、「半解凍」の状態で食べるのがおすすめですよ。

みかんを冷凍して日持ちもアップ!

みかん

常温保存だと1ヶ月ほど日持ちするみかんですが、冷凍することで最長2ヶ月ほど長持ちさせることができます。

みかんがたくさん手に入って一度に食べきれない…という場合にも便利な保存方法です。ぜひ冷凍みかんを作ってみてくださいね。