みかんの賞味期限は何日？日持ちさせる方法と期限切れのサインを解説

旬の時期にみかんをたくさん買ったりもらったりして、賞味期限が気になったことはありませんか？

今回は、みかんの賞味期限の目安と、日持ちさせるための保存方法をご紹介します。

みかんに賞味期限はあるの？

「賞味期限」とは、国で決められた食品表示法によって『加工食品』に記載されるもの。みかんは加工食品ではなく生鮮食品なので、明確な賞味期限はないんです。

ただ、おいしく食べられる期間の目安はあります。その目安も保存方法によって変わってくるので、下記で紹介していきますね。

みかんの賞味期限の目安と日持ちするコツ

みかんをおいしく食べられる期間は、保存方法によって異なります。それぞれの場合の賞味期限の目安と、日持ちする保存のポイントをご紹介します。

常温保存

みかんを常温で保存した場合、賞味期限の目安は1ヶ月ほどです。

常温といっても、直射日光や暖房の風が当たる場所では悪くなってしまいます。また、春〜夏にかけては部屋の温度や湿度が上がるため、冷蔵保存がおすすめです。

保存場所は廊下や玄関など、風通しのいい場所にしましょう。みかんはヘタの部分が最も固くて丈夫なので、ヘタを下にして置くことで重みによるダメージを減らせます。

少し面倒かもしれませんが、ひとつひとつをキッチンペーパーでくるむと、さらに日持ちしやすくなりますよ。

冷蔵保存

みかんを冷蔵庫や野菜室で保存した場合、賞味期限の目安は2ヶ月ほどです。

新聞紙やキッチンペーパーに包んでから、ポリ袋に入れて保存するのがおすすめです。冷蔵庫の中でも適度な水分量が保て、おいしく日持ちしますよ。

冷凍保存

みかんは冷凍保存することもできます。冷凍した場合の賞味期限の目安も2ヶ月ほどです。

表面をよく洗ったら、濡れたまま保存袋に入れて冷凍します。乾燥を防ぐため、凍ったら一度水にさっとくぐらせ、再冷凍するのがポイント。

みかんのまわりに薄い氷の膜ができることで、果実の湿度を保ったままおいしく冷凍できます。

食べるときは冷蔵庫に移して自然解凍するか、「冷凍みかん」としてシャーベットのように食べてもおいしいですよ。

みかんの賞味期限切れのサインは？

みかんが下記のような状態になっていたら賞味期限切れのサインです。食べてしまわないように気をつけましょう。

カビたみかんがひとつあると、他のみかんにもカビがうつってしまいます。カビているみかんを見つけたら、すぐに取り除くようにしてください。

みかんの賞味期限を長く保てる保存方法を選ぼう

明確な賞味期限のないみかんですが、保存方法によっては最長2ヶ月ほど日持ちさせることができますよ。

気付いたら腐らせてしまっていた…ということのないように、適切な保存方法を実践してみてくださいね。