レモンはさわやかな酸味と香りで、食卓に彩りを与えてくれるレモン。レモンに含まれるクエン酸には、疲労物質を分解する効果があると言われています。
しかし、1度に使う量が多くないので意外と使い切るのは難しいかもしれません。使いかけなどどのように保存すればいいか迷いますよね。
そんなときは冷凍保存がおすすめです。今回はレモンの正しい冷凍保存についてご紹介しますね。
レモンの冷凍|保存期間はどれくらい?
レモンは基本的に冷蔵保存をする食材で、正しいやり方で1ヶ月ほど保存できます。だたしカットすると4〜5日とあまり日持ちしなくなってしまいます。
カットしたものでも日持ちを長くしたい場合などは冷凍保存がおすすめ。まるごと冷蔵したときと同じく、1ヶ月ほど日持ちしますよ。
たくさんあるときでも無理なく使い切れて、少しだけ使いたいというときにも便利です。
レモンの冷凍|方法別の手順を解説
レモンの冷凍方法には、丸ごとかカットするか、また果汁を凍らせるかの3通りのやり方があります。
丸ごと保存する方法
丸ごと保存するときは、レモンの皮をよく洗って水気を拭き取り、1つずつラップに包んで冷凍します。空気をしっかり抜きながら保存袋などに入れて冷凍室へ入れましょう。
解凍するときは、30分くらい常温に置いておけばOK。冷凍したまま皮ごと削って、餃子などの具材に混ぜ込んだり、肉料理に薬味のようにかけたりしてもおいしく食べられます。
ただし、皮ごと使うときは、国産のものを使うのがポイント。ほとんどの輸入品には、皮に防腐剤やワックスがかけられています。
輸入産を利用するときは、皮を食べない場合でも、適量の塩でしっかりこすり洗いしてくださいね。
カットして保存する方法
一度で使い切れなかった場合や少しずつ使用したい場合は、カットして冷凍するのがおすすめ。
レモンの皮をよく洗って、水気を拭き取ったら、串切りや輪切りなど、使いやすい大きさにカットします。
その後カットしたものを並べてラップに包み、保存袋に入れて冷凍しましょう。しっかり空気を抜いて保存してくださいね。
果汁のみ冷凍する方法
たくさんのレモンがあって使いきれない場合におすすめなのが、果汁のみ冷凍する方法。最大10ヶ月ほど日持ちしますよ。
レモンを半分にカットし、絞り器などでレモン果汁を絞ったら、製氷機もしくは保存袋に入れて冷凍室で凍らせましょう。
氷代わりに使えば、簡単におしゃれなレモン水が作れます。凍ったまま油と混ぜてドレッシングのようにしてもおいしいですよ。
レモンの冷凍|注意するポイントは?
レモンは乾燥が苦手です。冷凍室は乾燥しているので、正しく保存できていないとパサパサになって果汁があまり出なくなっていた…ということも。
みずみずしいまま保存するためには、空気に触れないように保存することが大切です。保存袋の中の空気をしっかり抜いて冷凍してくださいね。
レモンの冷凍保存を利用して料理を楽しもう!
レモンは常温保存だと数日しか持ちませんが、冷凍保存することによって長期保存が可能になります。
使用用途に応じてレモンを正しく冷凍して、いろいろな料理に使ってみてくださいね。