さわやかな香りとやらわかい酸味がおいしいすだち。見た目もきれいなので、添えるだけで料理が華やかになります ね。

しかし一度に使う量が少ないので、どう保存したらいいか分からないと感じている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、すだちの保存方法をご紹介します。

すだちはどう保存するのが正しい?保存期間は?

すだち

すだちは常温保存、冷蔵保存、冷凍保存の3通りのやり方で保存できます。

常温保存なら約10日の日持ちですが、冷蔵保存なら約20日、冷凍保存の場合は6~8ヶ月と長持ちしますよ。ただし、賞味期限は保存方法によって左右されるので、正しいやり方で保存するようにしましょう。

すだちの保存方法|①常温保存のやり方

すだち

すだちを常温保存するときは、新聞紙などに包みます。気温が高いと傷んでしまうので、風通しのよい冷暗所で保存しましょう。

ただしすだちを常温保存すると香りが飛びやすいので、冷蔵保存か冷凍保存がおすすめ。とくに黄色くなっているものは熟しているので、冷蔵室か冷凍室で保存して早めに使いきる方がいいですよ。

すだちの保存方法|②冷蔵保存のやり方

冷蔵庫

すだちを冷蔵保存するときは、乾燥対策をするのがポイント。数個まとめてでOKなので、ペーパータオルや新聞紙に包んで、ポリ袋に入れてから口を閉じて保存しましょう。

冷蔵室よりも野菜室の方が保存に適していますよ。

すだちの保存方法|③冷凍保存のやり方

冷蔵庫 冷凍庫 野菜室 収納 タッパー ボックス ケース

すだちの冷凍方法には、「丸ごと冷凍する方法」「カットして冷凍する方法」「果汁のみ保存する方法」の3通りあります。

①丸ごと保存する方法

丸ごと保存するときはすだちの皮をよく洗って水気を拭き取り、5~6個ずつ保存袋などに入れて完成です。保存期間は、約6ヶ月です。

冷凍したまま皮ごと削れば、魚料理や鍋物の風味付けとしておいしく食べられます。カットするときは10分ほど常温において解凍しましょう。

②カットして保存する方法

一度で使い切れなかった場合や使用目的が決まっている場合は、カットして冷凍するのがおすすめ。

すだちの皮をよく洗って水気を拭き取り、1/2カットや輪切りなど使用用途に合わせてカットします。重ならないようにラップに並べて包み、保存袋に入れて完成です。

切り口が乾燥しないようにラップと切り口をしっかり密着させるのがポイントです。約6ヶ月保存できますよ。

③果汁のみ冷凍する方法

大量にすだちがある場合は、果汁のみ冷凍する方法もいいですね。最大8ヶ月ほど保存がききますよ。

すだちを半分にカットし、絞り器などで果汁を絞ったら、製氷機もしくは保存袋に入れて冷凍室で凍らせましょう。

醤油や油と混ぜてポン酢やドレッシングにするとおいしく食べられますよ。

すだちの使用方法にあわせて保存しよう!

生臭い魚焼きグリル

すだちは常温で保存できますが、冷蔵保存や冷凍保存をすればより長持ちさせられます。使用用途に合わせて正しく保存して、最後までおいしく使い切ってくださいね。