甘酸っぱくてジューシーなみかん。ダンボールなどで多めに購入する人も多いのではないでしょうか。でも、買っておいたみかんが気付いたら悪くなっていた…という経験がある人は多いかもしれません。
今回は、みかんをおいしく長持ちさせる保存方法をご紹介します。
みかんの保存方法は?
みかんのベストな保存温度は5〜10度と言われています。季節や環境によって、適切な保存方法を選択しましょう。
冬場は常温保存でOK
暖房の効いていない部屋があれば、冬場は常温で保存できます。廊下や玄関など、風通しのいい場所に置いておきましょう。
ひとつずつキッチンペーパーにくるみ、通気性のよいかごなどに入れて保存するのがおすすめです。この場合の保存期限はおおよそ1ヶ月程度です。
冬以外の季節は冷蔵庫で保存
冬以外の季節や、暖房の効いていない部屋がない場合は、冷蔵庫(野菜室)で保存しましょう。
ひとつひとつ新聞紙やキッチンペーパーに包んでから、ポリ袋に入れて保存するのがおすすめ。乾燥した野菜室の中でも水分量が保て、おいしく長持ちします。
冷蔵保存した場合の日持ち期間は、2ヶ月程度です。
みかんを保存する際のポイント
みかんを保存する際には、なるべくヘタを下にして置くのがポイント。ヘタの部分が一番硬いので、つぶれて傷んでしまうのを防げます。
また、みかんを重ねて置くと痛みの原因になるので、重ねるのは多くても2段までにしましょう。
みかんは冷凍保存もおすすめ!
みかんは冷凍保存することもできます。皮の表面をよく洗い、濡れたまま保存袋に入れて冷凍庫へ。凍ったら、一度水にさっとくぐらせ、再度冷凍します。
こうすることでみかんのまわりに薄い氷の膜ができ、乾燥を防いでおいしく冷凍できます。
食べるときは冷蔵庫に移して自然解凍しましょう。「冷凍みかん」として半解凍の状態で食べてもおいしいですよ。
保存のきくおいしいみかんの見分け方
みかんをおいしく保存するために、新鮮でおいしいみかんの見分け方を覚えておくのがおすすめです。
スーパーなどでみかんを選ぶ際には、下記のポイントをチェックしてみてください。
・平べったいもの
・ヘタが小さいもの
・皮と実の間にスキマがなく、フカフカしていないもの
また、みかんは一年を通して市場に出回っていますが、旬は冬(11〜1月頃)です。旬の時期には含まれる栄養素の量も増え、味もおいしくなりますよ。
みかんの保存方法を正しく知って、おいしく長持ち!
みかんに含まれるビタミンCやクエン酸には、風邪予防や疲労回復の効果があります。比較的手頃で手に入りやすいので、ぜひ積極的に食卓に取り入れたいですね。
環境や季節に合わせて適切にみかんを保存して、長くおいしさを楽しんでください。