オレンジを長持ちさせたいけど、冷凍してもいいのかな?と考えたことはありませんか。
今回は、オレンジの冷凍方法をご紹介します。適切に保存すれば、常温の2倍ほどの期間日持ちさせることができるので、ぜひ試してみてくださいね。
オレンジは冷凍できる?
常温保存だと1〜2週間しか日持ちしないオレンジですが、冷凍保存することは可能です。
適切な方法で冷凍すれば、1ヶ月ほど日持ちさせることができますよ。
オレンジがたくさん手に入って使い切れない…という場合などは、ぜひ冷凍保存を試してみてくださいね。
オレンジの冷凍|手順を解説!
オレンジはみかんなどと比べて皮が厚いので、まるごと冷凍してしまうと食べるときに大変です。
少し手間はかかりますが、冷凍する際は皮と甘皮を取り除いておくと使い勝手が良くなりますよ。
下記でその手順をご紹介します。
①上下を切り落とす
包丁で皮のまま果肉が少し見えるくらいに上下を切り落とします。
②甘皮ごと皮を削ぐ
削ぐようにして、上から下に向かって皮を包丁で切り落とします。甘皮も一緒に切ってしまいましょう。
③中心に向かって包丁を入れて果肉を取り出す
そのあと中心に向かって包丁を入れ、中の果肉だけを取り出します。
④保存袋に入れて冷凍庫へ
冷凍用保存袋に重ならないように入れて凍らせます。熱伝導率の良いアルミやステンレスのバットの上に乗せると、さらに急速冷凍できておいしさを保てますよ。
オレンジの冷凍|解凍方法は?
冷凍したオレンジを食べるときは、冷蔵庫に戻してゆっくりと解凍し、「半冷凍」のシャーベット状で食べるのがおすすめ。完全に解凍してしまうと、水分が流れ出て食感が悪くなってしまいます。
凍ったままミキサーにかけて、スムージーやジュースにしてもいいですね。
オレンジの冷凍|冷凍におすすめの種類がある?
スーパーなどで購入できるオレンジの種類は、「バレンシアオレンジ」または「ネーブルオレンジ」が一般的。
ビタミンCの含有量はネーブルオレンジのほうが1.5倍ほど多いのですが、バレンシアオレンジのビタミンCはジュースなどに加工しても壊れにくいのが特徴です。
冷凍してスムージーやジュースにするなら、バレンシアオレンジがおすすめですよ。
バレンシアとネーブルの見分け方
見分け方としては、お尻が丸くおへそのような形になっているものがネーブルオレンジ、みかんに似て少し茶色みがかった色をしているのがバレンシアオレンジです。
また、旬の時期はバレンシアオレンジが11〜5月ごろ、ネーブルオレンジが6〜10月ごろとなっているので、売っている時期で判断することもできますよ。
オレンジを冷凍して長期保存しよう!
ビタミンCが豊富で、ストレス緩和などの効果も期待できるオレンジ。たくさん手に入ったら、長持ちさせるためにぜひ冷凍保存を試してみてください。
皮をむいて冷凍しておくことで、使いたいときにサッと使えて便利ですよ。