「電子レンジの汚れはレモンで掃除できる」と聞いたことはありませんか?実は、電子レンジの汚れを取るのにレモンはピッタリな食材なんですよ。
ここでは、余ったレモンで電子レンジを掃除する方法をご紹介します。終わったときには爽やかな香りが広がりますよ。
もくじ
電子レンジはレモンの皮で掃除できるの?
電子レンジには「食材から飛んだ油汚れや水分」がたくさんついています。時間がたつにつれて水分が蒸発し、油汚れだけがどんどん重なったものがこびりつく汚れの正体。
この油汚れに効くのが、レモンの皮に含まれる「リモネン」という成分。油汚れを落とすはたらきがあります。
自然由来の成分なので身体に害がなく、食べ物を温める電子レンジの掃除にぴったりですね。
リモネンは柑橘類に多く含まれていて、市販の洗剤に「オレンジ成分入り」と書かれたものは、ほとんどがこの成分のことを指します。
電子レンジをレモンで掃除|必要なレモンは何個?
- 必須
- レモン 1個
- 耐熱容器
- 雑巾
レモンは1個用意すればOK。皮だけあればいいので、使い終えたもので構いません。
ただし、絞ったものはリモネンも流れ出てしまっている可能性があるので、少し量を多めに用意すると汚れ落ちがいいですよ。
もちろん買ったばかりの状態でもOKです。その場合は、レモンを半分にカットし、耐熱容器に汁をしぼり出しておきましょう。
電子レンジをレモンで掃除|皮の使い方は?
レモンでの掃除は「皮を温めたあとに水拭きする」だけ。複雑なことは何もありません。
容器にレモンと水を入れる
耐熱容器にレモンの皮とひたひたになるくらいの水を入れる。
温める
フタをせずに600Wのレンジで4分ほど温め、蒸気を充満させる。
放置する
扉は開けず15分ほど待ち、蒸気で汚れがふやけるのを待つ。
雑巾で拭き取る
庫内の水滴を拭く。温めたレモン水を浸けて拭くとさらに効果が高まる。
水拭きする
雑巾をすすぎ、よく絞ってさらに水拭き。あとは乾くまで扉を開けておけばOK。
レンチンするときは多少吹きこぼれてしまっても大丈夫。あとで拭き取るので問題ありません。ただ、作業時の火傷には注意しましょう。
電子レンジの掃除にはレモンと同じ柑橘系の皮も使える?
油汚れに効く「リモネン」の成分を含むのはレモンだけではありません。
オレンジやグレープフルーツ、柚子、ライムなど、ほとんどの柑橘系の果物に含まれています。
しかも、オレンジ、グレープフルーツ、柚子にかんしては、リモネンの含有量がレモン以上。
レモンがない場合は別のもので代用してみてくださいね。
電子レンジのあともレモンの皮は掃除に役立つ!
レモンの使いみちは電子レンジの掃除だけではありません。フローリングやドアノブの皮脂汚れ、油性マジックやクレヨンの落書きなども落とせます。
皮で直接こするだけでスルスルと気持ちいいほどキレイになりますよ。余ったレモンの皮や柑橘類の皮を掃除に活用してみましょう。
電子レンジのベタベタ汚れはレモンでキレイにできる
電子レンジの油汚れはただこすっても伸びるだけ。なかなか落とせません。洗剤を使うかどうか迷ったらレモンを試してみましょう。
余ったり捨てる前のレモンを使って掃除するので、ムダもありませんね。捨てる皮が出るたびに掃除すればいつもキレイで爽やかな電子レンジを保てますよ。