スープのほか幅広い料理で使われるコンソメには、キューブタイプと顆粒タイプがありますね。
でも、「キューブ〇個」と書かれたレシピもあれば、「コンソメ大さじ〇」と顆粒タイプを前提にしたレシピもあり、自分が持っているタイプと違うと困ってしまいませんか?
今回はコンソメのキューブタイプと、顆粒タイプを小さじ・大さじで入れるときの違い、重さとの関係について詳しく説明します。コンソメを上手に活用できるようになりましょう!
もくじ
コンソメキューブの小さじ換算|1個は小さじ何杯分?
コンソメキューブ1個は、顆粒タイプに換算すると小さじ2杯弱が目安です。大さじ換算だと2分の1くらいになります。
コンソメを作っているメーカーによって違いはありますが、「キューブ1個=小さじ2弱(大さじ2分の1)」を目安に、味を確かめながら調節してみてください。
コンソメキューブの小さじ換算|1個の重さは何グラム?
コンソメキューブ1個あたりの重さは5グラムほどです。メーカーによって違いはありますが、だいたい5グラムと覚えておけば問題ありません。
では、同じ重さを大さじ・小さじではかるときはどうすればいいのでしょうか?小さじ2杯でコンソメキューブと同じくらいの量になりますが、はかり方を間違えると多く入れすぎてしまったり、少なくなったりして料理の仕上がりに影響します。
顆粒タイプを小さじではかるときは、最初に小さじ山盛り1杯で顆粒をすくいます。そして、別の計量スプーンの柄やヘラなどで平らにならしてすりきり状態にして、小さじ1杯とカウントします。これを2杯分取れば、キューブと同じ量になりますよ。
また、大さじではかる場合はだいたいスプーンの7分目まで入れると、大さじ2分の1の量になります。
コンソメキューブの小さじ換算|そもそもコンソメって何?
「コンソメ」とは、フランス語の「consommé(完成された)」に由来するスープを意味します。
コンソメと似たものに「ブイヨン」がありますが、ブイヨンは香味野菜とお肉、ブーケガルニで煮出して作られただし汁で、コンソメはブイヨンをベースとして味を調えてスープとして完成させたものです。
コンソメの素にはキューブタイプと顆粒タイプの2種類があり、料理のレシピによっては「キューブ1個」や「小さじ1杯分」などと違う表記がされていることも。
キューブタイプと顆粒タイプの分量を覚えておくと、レシピでどんな記載があっても慌てずにすみますね。
コンソメキューブの小さじ換算|塩分やカロリーは?
コンソメのカロリーや、含まれる塩分などの栄養情報は、製造メーカーによって違いはありますが、以下の数値がおおまかな目安になります。
キューブ1個あたり・小さじ1あたり・大さじ1あたりのカロリーと塩分をそれぞれチェックしましょう。
【キューブ1個あたり】・エネルギー:12キロカロリー
・塩分(食塩相当量):2.5グラム
・エネルギー:6キロカロリー
・塩分(食塩相当量):1.25グラム
・エネルギー:18キロカロリー
・塩分(食塩相当量):3.75グラム
コンソメのカロリーは気にするほどでもありませんが、塩分は少し気になるところ。「コンソメキューブ1個=1人分」というわけではありませんが、塩分を気にする人はコンソメの入れすぎに注意しましょう。
コンソメキューブの小さじ換算|料理でどれくらい使う?
- 【2人前】
- 野菜スープ:キューブ1.5個(小さじ3)
- オムライス:小さじ1 (水に溶かさないので顆粒がベター)
- カレーライス:キューブ0.5個(小さじ1)
- なすとチーズのパスタ:キューブ1個(小さじ2)
コンソメを使う料理では、どれくらいの量が入っているのかキューブや計量スプーンで換算してみました。料理をするときの参考にしてください。
キューブタイプは計量の必要がほとんどないので便利です。顆粒タイプは計量の必要はありますが、水に溶かさず使用できるというメリットがあります。ぜひ使い勝手がよいほうを選んでみてください。
コンソメのキューブが小さじ何杯分かを覚えて上手に使いこなそう
コンソメキューブ1個分は、グラム換算すると約5グラム。小さじだと2杯弱、大さじだと2分の1杯分に相当します。キューブと顆粒それぞれの量を把握しておけば、レシピにどちらの記載があっても迷わずにすみますね。
コンソメの「完成された」味を楽しむには、料理に入れるコンソメの量がとても重要です。入れすぎてもしょっぱくなりますし、少なくても味気なくなってしまいます。
キューブタイプでも顆粒タイプでも、好みのコンソメを選んで量を適切に使って、おいしいごはんづくりに役立ててくださいね!