レシピの分量が「4分の1カップ」「4分の3カップ」と記載されていると、どれくらい入れたらいいのか迷いませんか?
ミリリットルやグラム表記がわかるとだいたい目安がつきますよね。
そこで今回は4分の1カップや4分の3カップの量や重さなどについて詳しく説明します。
もくじ
4分の1カップとは?量は何cc?4分の3カップは?
4分の1カップとは、料理で使う計量カップ1杯を4等分した量を指します。
計量カップはモノの「体積(かさ)」をはかる道具で1カップが200ml(cc)なので、
4分の1カップは、それを4等分するので50ml(cc)です。4分の3カップの場合は、150ml(cc)です。
4分の1カップを大さじで換算すると?
大さじの容量は15ml(cc)で、小さじが5ml(cc)なので、4分の1カップは大さじ3杯と小さじ1杯でちょうど同じ量になります。
4分の1カップであれば、大さじと小さじではかることができますね。
4分の3となると大さじを何杯も入れなければならないので、やはり計量カップでまとめてはかるのがおすすめです。
4分の1カップ・4分の3カップの正しいはかり方
4分の1カップも4分の3カップも正しくはかるには、ちょっとしたコツがあります。「液体」と「固体」で少し違いがあるので、順番に説明します。
液体の4分の1カップ・4分の3カップのはかり方
計量カップを平らな場所に置く
場所が傾いていると正確にはかれないので注意。
「1/4」または「3/4」の目盛りまで入れる
微調整して目盛りにあわせるので最初から入れすぎないように注意。
カップの真横から水平に目盛りを見て調整する
少しずつ足して調整すればOK。
目線を目盛りと同じ高さにして水平に見ましょう。斜めから見ているとズレが出てしまいます。
粉末の4分の1カップ・4分の3カップのはかり方
計量カップを平らな場所に置く
場所が傾いていると正確にはかれないので注意。
「1/4」または「3/4」の目盛り近くまで入れる
材料・調味料はふんわりと入れる。押し込むと量が変わるので注意。
表面を平らにならす
計量カップを軽くゆすったり、側面をトントンと手でたたいて表面を平らにならす。
カップの横から水平に目盛りを見て微調整する
軽くゆすりながら少しずつ入れて微調整する。
粉末も真横から見て少しずつ調整しましょう。粉は山盛りになって目盛りが読みにくいので、平らにならしながら入れることを心がけてください。
4分の1カップ、4分の3カップの重さは何グラム?調味料で変わる?
計量カップは体積(かさ)をはかるもので、重さがはかれるわけではありません。調味料によって重さは違ってくるので、それぞれの重量を把握しておくと便利ですよ。
主な調味料の4分の1カップあたりの重さ(g)を一覧にしました。4分の3はその重さを3倍にして計算してください。
液体の調味料・材料など
・酒・酢:4分の1カップ=50g
・醤油・みりん:4分の1カップ=57g
・油:4分の1カップ=45g
・牛乳・豆乳:4分の1カップ=53g
・生クリーム:4分の1カップ=50g
粉末の調味料・材料など
・グラニュー糖:4分の1カップ=45g
・ざらめ:4分の1カップ=50g
・あら塩(天然塩):4分の1カップ=45g
・食塩(精製塩):4分の1カップ=60g
・小麦粉(強力粉・薄力粉):4分の1カップ=25~28g
・片栗粉:4分の1カップ=33g
・パン粉:4分の1カップ=10g
調味料などの重さはメーカーや製法によって違うこともあるので、ここのリストはあくまでも参考としてください。
4分の1カップ・4分の3カップの量を正しく覚えよう
計量カップをあまり使ったことがないと、4分の1カップや4分の3カップを正しくはかれるか不安ですよね。今回で、4分の1や4分の3がどれくらいの量になるのかがわかったので、レシピの表記に慌てることはなくなりますね。
計量カップやキッチンスケールなどを使って、4分の1カップ・4分の3カップを正しく計量することから始めてみてくださいね。