キッチンの換気扇はおうちのなかでも特に汚れがひどい場所のひとつ。掃除が面倒なので、12月の大掃除のシーズンにもなると憂うつになりますよね。そんな人はぜひ換気扇の汚れを予防するフィルターを活用してみては?

今回はキッチンの換気扇の汚れを防いでくれるフィルターの選び方やつけるときの注意点についてまとめました。

キッチンの換気扇にフィルター・カバーをつけるメリット

換気扇 フィルター カバー

料理中の蒸気には霧状になった油が含まれているので、吸い込むと換気扇全体がしっとりと油っぽくなるのが悩みのタネです。

換気扇のフィルターは、換気扇を油で汚さないようにするのが最大のメリット。ほとんどの汚れをキャッチしてくれるので内部のファンなどが汚れにくくなります。

うまく活用できると大掃除の苦労がぐっと減りますよ。

キッチンの換気扇のフィルター・カバーの選び方は?

換気扇のフィルター

キッチンの換気扇専用のフィルターはさまざまなメーカーから出ていますが、基本的な汚れを防ぐ機能には、そこまで大きな違いはありません。

しかし、つねに熱い蒸気を吸い込み油を吸っているので、ときとしてフィルターに火がついてしまう可能性があります。引火する危険性を理解した上で、以下の2点を満たしているものを選びましょう。

燃えにくい素材であること

何よりも大切なのが、燃えにくい素材でできたフィルターを選ぶこと。「キッチンの換気扇用」なら燃えにくい素材が使われていますが、念のためパッケージの裏面に「不燃性」あるいは「難燃性」と書かれていることを確認しましょう。

キッチン以外の換気扇のもので代用するのは危険なので、必ずキッチン用を選ぶようにしてください。

外れにくい設計であること

素材を選んだら、取り付け方にも注意してくださいね。磁石で取り付ける方法や金属のカバーに直接覆い被せるタイプなら安心です。

「時間がたったら落ちてきそうだな」「うちの換気扇の形とはあわないな」などと、少しでも不安を感じたら避けたほうが無難です。

換気扇フィルター・カバーのおすすめ3選!

ここで、いくつか換気扇フィルターをご紹介します。選ぶときは、事前におうちの換気扇のサイズなどを確認しておくと決めやすいですよ。

『60cmに切れてるレンジフードフィルター』

換気扇の汚れ防止フィルター

出典:楽天

多くの換気扇のサイズに合う60cmに切り取ってあるフィルターです。磁石で取り付けるタイプで落とさずしっかりと支えてくれます。交換用のフィルターも売られているので取り替えもしやすいのが特徴です。

『レンジフード 用 フィルター』

レンジフードフィルター

出典:楽天

自由な長さに切って使えるフィルターです。46cm幅で11mの長さがあるので、頻繁に取り替えるおうちにぴったりですよ。

『スターフィルター』(スターフィルター)

スターフィルター

出典:楽天

換気扇カバーとフィルターが一体になっているので、すでについている換気扇カバーとまるっと取り替えて固定します。効果が落ちたらそのまま処分できるので掃除は不要。分厚いガラス繊維でできているので燃えにくい点もうれしいですね。

換気扇にフィルターやカバーをつけるときの注意点は?

先ほどご紹介しましたが、換気扇のカバーにフィルターを取り付けるときは引火の可能性があることに十分注意が必要です。

ガスコンロの場合は火の気が近く、発生する熱も大きいのでフィルターは代用品ではなくきちんとした専用のものを選びましょう。

もし不安があったらつけないままのほうが安心ですよ。

キッチンの換気扇のフィルター・カバーは定期的な交換が必要

キッチン換気扇にフィルターをつける

フィルターは大掃除でつけて来年まで1年間そのままのおうちが多いかもしれません。でも、1年間ずっと汚れを吸収してくれるわけではありません。

油を吸い込んで黄ばんできたら、汚れが溜まっている証拠。交換してあげないと、蒸気をうまく吸いきれず、近くの壁などが油っぽくなってしまうこともあります。

年に数回は交換が必要で、フィルターにもよりますが、少なくとも3ヶ月に1回は交換できると衛生的。フィルターの力が弱まる前に取り替えると大掃除をもっとラクにできますよ。

換気扇にはフィルターやカバーを取り付けて掃除をラクに!

換気扇のフィルター

換気扇の掃除はフィルターの活用でぐっとラクになります。おうちの換気扇にあうものを選ぶことと、こまめな交換がポイントです。

フィルターに汚れを回収してもらったら、内部の汚れは最小限に。キレイに保てると掃除を時短できますよ。