キッチンで料理をしていると、どこからかイヤ〜なにおいが漂ってくることってありますよね。

一体どこから出てくるのでしょうか?臭いの原因がわからないとどうしようもありませんよね。

そこで今回はキッチンが臭いときの原因と臭い消しの方法についてご紹介します。

キッチンが臭い原因は?

生ゴミ

キッチンから生ゴミのようなにおいがする…。原因がわかっていればすぐ対処できますが、キッチン全体に充満しているとどこからにおってくるのかわからないですよね。

実はキッチンが臭くなる原因のほとんどは、水まわりで雑菌が繁殖していることが原因です。たいていの場合は「シンクまわり」がにおいの元と考えられます。

次でより詳しい場所をチェックし、原因から取り除きましょう。

キッチンが臭い!異臭を消すには?

キッチンの臭さを解消するための第一歩は、シンクまわりにたまった汚れやゴミを取り除くことから。

「排水口」と「三角コーナー」を重点的に掃除してみましょう。ふたつの汚れを取り除けば徐々にキッチンのにおいが消えていくはずですよ。

キッチンが臭い!異臭を消すには?

排水口を掃除する

排水口では油汚れや食材のカスなどをエサに雑菌が繁殖し、嫌なにおいが発生します。

ヌルヌルを触らずにキレイにするには『カビキラー』などの塩素系漂白剤を使うのがおすすめ。フィルターと排水口まわりにたっぷりとカビキラーを吹きつけ、数分置いたらすすぎましょう

排水口が臭くなるのを防ぐには、排水口に丸めたアルミホイルを入れるのが効果的。水を流すたびに金属のイオンが出て雑菌が繁殖しにくくできますよ。

三角コーナーのにおい取り

生ゴミが常に入っている三角コーナーは雑菌が繁殖しやすく、イヤな腐敗臭を放ちます。

一度ゴミを取り除き、排水口と同様に漂白剤をかけて除菌しましょう。細かな網目にゴミがたまるのでスポンジでこすり洗いしておくとさらに効果的です。

生ゴミのにおいを防ぐには殺菌作用のある「お酢」や「アルコールスプレー」を生ゴミにかけておくのがおすすめです。

シンク周りの汚れを漂白剤を使って撃退したら、仕上げに「換気」をしましょう。これで漂っていたにおいが外に排出され、快適なキッチンに戻りますよ。

キッチンが臭い原因は他にもある?

キッチンの異臭は、水まわりを掃除すれば解消されることが多いのですが、他の場所にも汚れが残っているとスッキリ解消とはいかないことも。

そんなときはシンクまわりのほかに異臭の出やすい「グリル」や「レンジ」をチェックし掃除してみてくださいね。

魚焼きグリルの匂い

グリル

魚焼きグリルを使った後には生臭さが残ります。掃除を忘れてしまうと異臭はさらにひどくなるので、使ったらすぐに掃除しましょう。

魚焼きグリルの網などを外して洗ったのに臭いときは、グリル内が油で汚れているのかもしれません。完全に冷めた状態にしてから重曹を溶かした水をキッチンペーパーにつけて拭いてください。

拭いた後もにおいが気になったら、レモン汁をつけて拭くと臭さのもとになる成分を中和してくれます。

電子レンジのにおい

レンジ

意外とにおいのもとになるのが電子レンジ。温めたときに食材の油や汁などが飛び散って、異臭の原因になります。汚れがついたままだと、温めるときの効率も悪くなるので定期的に掃除しましょう。

掃除方法は簡単で、きれいな雑巾を濡らして電子レンジで1分ほど温めた後に、その雑巾で電子レンジの中を拭くだけです。水蒸気が汚れを柔らかくして汚れが落ちやすくなります。

雑巾を濡らす水に重曹を溶かしておくと、油汚れがより落ちやすくしてくれるのでおすすめです。

キッチンが臭いまま…頑固な異臭への対処法は?

ゴミ箱

キッチンまわりをきれいにしてもにおいが取れないときは、キッチン用の消臭剤を活用しましょう。様々な食材を調理するキッチンにはにおいがつきものなので、上手に活用してくださいね。

また、消臭剤を用意しなくても、重曹を使えば簡易的な消臭剤が作れちゃいます。口の広い瓶や小皿に重曹をたっぷり入れて、置いておくだけ。においを中和して消してくれます。

こぼしても無害な物質なので小さな子どものいる家庭でも安心です。倒すのが心配なら、瓶やお皿にガーゼをかぶせて輪ゴムなどで止めてくださいね。

キッチンが臭いのを予防するには、こまめな掃除を

キッチン収納

夏場などの暖かい時期は雑菌が繁殖しやすく、においが出やすくなります。「嫌なにおい=不衛生」ということなので、キッチンの異臭はキッチン汚れの黄色信号です。

口に入るものをつくるキッチンはきれいに保っておきたいものです。においが発生しやすい場所は、こまめにチェックしておくと安心ですよ。

毎日はむずかしくても、毎週末には汚れていないかを確認する習慣をつけてキッチンが臭くなるのを防ぎましょう。