キッチンの排水溝の汚れ、気になりますよね。
掃除をしたばかりなのに、ふと見るとまた汚れがたまってる...なんて唖然としたことも多いのではないでしょうか。
キッチンの排水溝の汚れやぬめりは、雑菌にとって絶好の環境。悪臭の原因にもなるので、「しかたがないこと」と放置しておくわけにはいきません。
キッチンの排水溝をキレイに保つためにも、汚れる原因を知り、簡単に掃除する方法を覚えておきましょう。
キッチンの排水溝が汚れる原因は?
キッチンの排水溝が汚れる原因は、毎日の食事が関係しています。
たとえば、食べ物の残りカス。詰まりを引き起こすような大きなゴミではなくても、細かい汚れは少しずつ排水溝にこびりついていきます。
また、調理中に使ったフライパンの油やお皿についた油なども、洗剤で洗い落とされたあと排水溝に流れ込み、汚れとなって蓄積されます。
食事が作られてから後片付けをする間に、キッチンの排水溝にはさまざまな汚れが流れ込んでいるというわけです。
キッチンの排水溝は、そもそも「汚れやすい場所」だと理解したうえで、こまめに掃除する習慣を身につけることが大切です。
キッチンの排水溝の掃除の仕方
キッチンの排水溝を掃除する方法はいくつかありますが、できるだけ手を触れずにキレイにしたいですよね。
今回はできるだけ触らずに手軽にキレイにする方法として、「塩素系漂白剤」を使う方法と、重曹&クエン酸を使う方法の2つを紹介します。
塩素系漂白剤でキッチンの排水溝を掃除する方法
『キッチン泡ハイター』のような泡タイプの塩素系漂白剤を使うのが一番手っ取り早く掃除できます。
泡タイプは基本的に「吹きつけて待つ」だけで大丈夫。手軽に使えるので、こまめな掃除もやりやすいですね。
キッチンの排水溝のパーツを外す
大きなゴミは取り除き、排水溝のフタやゴミ受けなどを外す。
『キッチン泡ハイター』を吹きつける
外したパーツと排水溝内にキッチン泡ハイターをかける。フタの裏側や排水口のフチなどにも忘れずに。
5~10分置く
放置することで洗剤が浸透し、ぬめりを落としてくれる。
汚れを洗い流す
洗剤が残らないように水で流す。汚れが残っていれば古歯ブラシなどでこする。
『キッチン泡ハイター』のような塩素系漂白剤を使うときは忘れずに換気すること。
重曹とクエン酸でキッチンの排水溝を掃除する方法
『キッチン泡ハイター』など強力な洗剤が苦手な人は、自然素材の「重曹」と「クエン酸」を使った掃除方法をおすすめします。
重曹とクエン酸を混ぜると泡が発生する力を利用してキッチンの排水溝をキレイにできますよ。
キッチンの排水溝のパーツを外す
大きなゴミは取り除き、排水溝のフタやゴミ受けなどを外す。
キッチンの排水溝に重曹をかける
外したパーツと排水溝内に粉のままの重曹をまんべんなくかける。白く覆うくらいに多めにかけるとよい。
放置する
重曹が汚れにしみ込むまで、15分ほど放置。
クエン酸水をかける
コップ1杯の水にクエン酸をスプーン1杯ほど混ぜたクエン酸水を排水溝にかける。
泡がおさまったらすすぐ
発生した泡がおさまったら水で洗い流す。残った汚れは古歯ブラシなどでこする。
クエン酸がなければ、食用のお酢やレモン汁でも代用できます。
キッチンの排水溝汚れを放置しておくと悪臭や雑菌の温床になるので、こまめに掃除してあげてください。
※『キッチン泡ハイター』と、酸性のクエン酸が混ざると有害なガスが発生するため、それぞれの掃除方法を同時に行わないでください。
キッチンの排水溝内を掃除するならパイプクリーナーを使う
キッチンの排水溝を掃除してるのに流れが悪いときは、排水溝内をパイプクリーナーでキレイにしましょう。
キッチンの排水溝をパイプクリーナーで掃除する手順は、以下の通りです。
キッチンの排水溝のパーツを外す
排水溝の中が見えるようにパーツを外す。
排水管にパイプクリーナーを規定量注ぐ
パイプクリーナーの量はパッケージの裏の表記を確認する。
1時間ほど放置する
パイプクリーナーが汚れに浸透するように放置する。
水を流してパーツを戻す
水を流してパーツを戻せば完了です。
それでも流れが悪いときは、別の道具を使って掃除するか、業者に依頼してください。
キッチンの排水溝の汚れを予防するには?
キッチンの排水溝は汚れると見るのも嫌なものなので、できれば汚れないようにしたいですね。そこで、キッチンの排水溝が汚れるのを予防するためのアイデアをひとつ。
それは排水溝のゴミ受けにアルミホイルを入れるアイデアです。
アルミホイルには金属イオンが含まれているので水を流すたびにその力で雑菌を抑制してくれるからなんです。
アルミホイルを団子状にくるくる丸めて、ゴミ受けにポンッと置いておきましょう。これだけでヌメリが発生しにくくなりますよ。
キッチンの排水溝はこまめに掃除してキレイに保つ
キッチンの排水溝は汚れやすい場所なので、汚れてきたと思ったらすぐにキレイにしましょう。
ただ、汚れがひどくなってから掃除するのは労力もかかるので、日頃からこまめに汚れをためない工夫も大切ですよ。
普段から、皿洗いをしたあとにゴミ受けのゴミを捨てて、ササッと掃除用のスポンジなのでこすり洗いすれば汚れがたまることはなく、ぬめりも発生しません。定期的に熱湯をかけて消毒するというのも効果的です。
ドロッとしたぬめりにうんざり...なんてことがないように、キッチンの排水溝をキレイにキープする習慣を身に着けましょう。