ふと枕を見ると黒い汚れが...。「こすっても落ちないし、もしかしたらカビ!?」と驚いてしまいますよね。

布団に比べると少ないですが、枕もケアをおろそかにしているとカビがはえることはあるんです。

今回は枕にカビが生えたときの取り方や正しくケアして再発を防ぐ方法などについて説明します。

枕にカビができるの?原因は何?

枕の黒カビ
そもそもカビは、高温多湿でエサとなる汚れが多い場所で繁殖します。小さなカビ菌が増えてくると、群れになって目に見える黒カビへと変化します。

毎日使っている枕は、実はカビが繁殖しやすい条件が整っています。

寝ている間についた汗による湿気、頭髪や皮脂などの汚れ、頭を置いていることで上がる温度、すべてがカビにとって好都合な環境なんです。特に髪を洗ってしっかり乾かさずに寝ると枕は一晩中湿ったままでカビは急激に増殖します。

枕のカビを放置するとどうなるの?

白カビ
ちょっとしたカビくらいならと考える人もいるかもしれませんが、枕は頭をつける場所なので、カビが繁殖した状態を放置するのは衛生的によくありません。

繁殖したカビは仲間を増やすために胞子を飛ばしますが、それを吸い込むことでアレルギーを引き起こすケースもあるからです。

枕のカビを見つけたら放っておかずに、できるだけ早く除去しましょう。

枕のカバーについたカビの取り方

つけおき洗い
枕にカビができた場合は、まずカバーだけなのか、枕本体にまで広がっているかを確認しましょう。カバーを外して、枕本体が汚れてないかをチェックします。

カビがついているのがカバーだけであれば、普段の洗濯をする前に『オキシクリーン』などの酸素系漂白剤につけおきしましょう。これでカビの黒ずみ汚れをスッキリ洗い落とすことができます。

酸素系漂白剤の規定量を40〜50度のお湯に溶かし、そこに枕カバーを1時間ほどつけておきます。時間が経ったら、濡れたままの枕カバーをいつもどおり洗濯しましょう。これで枕カバーのカビ汚れはキレイになります。

枕本体にできたカビの取り方

消臭スプレー
枕カバーについたカビは比較的落としやすいですが、むずかしいのが枕本体のカビ。カビが枕の内部まで入り込んでいると、完全に除去するのがむずかしいからです。

しかも枕によって洗えるものと洗えないものがあるので、枕の洗濯表示を確認した上でそれぞれの対処法をチェックしてください。

洗える枕のカビの取り方

枕が丸洗いできるのであれば、枕カバーと同じように『オキシクリーン』などの酸素系漂白剤を活用しましょう。

最初にカビを退治できるアルコール度数が70〜80のアルコール除菌スプレーを用意してください。こちらをカビができた箇所にたっぷり吹き付けて湿らせます。

その後、酸素系漂白剤を規定量溶かした40〜50度のお湯に枕を1時間ほどつけます。その後は洗濯表示に従って洗濯機か手洗いで丸洗いし、しっかり乾燥させれば完了です。

乾燥させずに使うと再びカビが繁殖してしまうので、よく晴れた日の風通しのよい場所でできれば丸1日は乾かしてください。

洗えない枕のカビの取り方

洗えない枕のカビは取り除くのがかなり難しいです。できることとしては、カビ部分にアルコール除菌スプレーをたっぷりかけて、天日干しにしてしっかりと乾かすことくらいです。

丸洗いしているわけではないので内部のカビまで洗い流せたかどうかを判断できません。丸洗いができない枕の場合は、プロのクリーニング店にお願いするか新しく買い換えるかを検討してみてください。

枕のカビはクリーニングで落とせる?

クリーニング スーツ
水洗いできないものでも洗うことができるクリーニング店であれば、どんな枕でも基本的には対応できます。高価な枕で買い換えるのがもったいないのであれば、クリーニング店にカビ取りを依頼してみましょう。

枕ひとつあたり2000円前後が相場なので、一度近くのクリーニング店に汚れ具合も含めて相談してみてください。

ただ、クリーニング店はプロの技があるとはいっても、カビができてからずっと放置していた黒ずみなどは落としきれないこともあります。クリーニング店ならどんなカビでもキレイにしてくれるわけではないことは覚えておいてください。

枕のカビを予防する方法は?

布団
枕にカビが生えてしまうと取り除けないこともあります。だからこそ、枕にカビが出ないように普段から対策するのが肝心ですよ。

以下の方法を意識して、枕に湿気と汚れをためないことを意識しましょう。

濡れた髪で寝ない

寝ているときはただでさえ寝汗をかいて枕は湿気を帯びます。髪を濡れたままにするとさらに湿気が増えてカビが繁殖しやすい環境になりますよ。寝るときはしっかりと髪を乾かしてからにしましょう。どうしても乾かせないのであれば厚めのタオルを敷くなどして枕が直接濡れないように配慮しましょう。

枕をあげる

朝起きたら布団と一緒に置きっぱなしという人もいるかもしれませんが、それだと湿気の逃げる場所がなくなってしまいます。寝るとき以外は枕は布団から離し、立てかけるなどして湿気を逃しましょう。

定期的に干す

枕の洗濯表示に従って、定期的に天日干しか陰干しをしましょう。干すことで湿気がなくなりますし、天日干しすればカビ菌の活動も抑えられます。

枕カバーはこまめに洗う

枕カバーはこまめに洗って、汚れを落としましょう。皮脂汚れや髪の毛はカバーにつくので、洗っておけばカビのエサになる汚れを少なくできます。枕本体を洗えるのであれば、カバーと合わせてときどき洗ってあげるとさらにカビ予防効果が高まります。

カビのない枕で気持ちよく眠ろう

夜、布団の中でリラックスする時間は何ものにも代えがたいですよね。でも枕にカビが付いていたら、せっかくの時間が台無しです。

疲れた身体をリラックスさせるためにも、枕はいつでも清潔に保ちましょう。カビができてもカバーや本体を丸洗いできればきれいにすることはできます。自分で落とすのが難しければプロの力に頼る方法もあります。

枕のカビに気をつけて、毎日気持ちよく寝てくださいね。