敷くだけで布団のジメジメを解消してくれる除湿シートをお探しですか?

人は寝ている間に、コップ一杯の汗をかくといわれています。布団はその汗を吸い込むので、どうしてもジメジメしてしまいがち。

そんな悩みを解消する除湿シートもいろいろあるので、どれを選んだらいいかわかりませんよね。

今回は除湿シートの選び方とおすすめアイテムを紹介するので商品選びの参考にしてください。

除湿シートは必要なの?

布団 たたき

布団のジメジメを解消したくて、除湿シートの存在を知ったという人は多いと思います。

そもそも除湿シートが必要になったのは、最近の家やマンションの気密性が高いから。特にマンションは戸建てに比べて窓が少なく、風が通り抜けにくいので湿気がとどまってしまいます。しかも、床が畳ではなくフローリングになると、吸湿性がほとんどありません。

このような環境だと、布団に染み込んだ湿気の逃げる場所がなくなって、ジメジメしてしまうんですね。

そこで布団の下に除湿シートを敷くことで、湿気の逃げ場をつくれます。除湿シートが布団に染み込んだ湿気を吸い込んで、カラッとしてくれるんです。

毎日布団の上げ下げしたり、布団を干したりできていれば除湿シートは必要ありませんが、敷きっぱなしの時間が長かったり、布団を干す習慣がないのであれば除湿シートの活用をおすすめします。

除湿シートの選び方は?どこに注目すればいい?

除湿シートは、寝具メーカーや繊維メーカーなどさまざまなで製造されていますが、その種類は大きく2つにわけられます。

「シリカゲル」などの吸湿成分を使ったものと、湿気を調整する繊維が使われたものです。

シリカゲルなどを使った除湿シート

価格がリーズナブルで、入手しやすい。比較的固めの感触で、マットといったほうがいいものもある。やや耐久性に乏しい。洗えるタイプと洗えないタイプがある。

吸湿繊維を使った除湿シート

シリカゲルを使ったシートに比べて価格が高い。その分、湿気を調節する機能は高く、軽くて扱いやすい。

除湿シートのおすすめ5選

シリカゲルなどを使った除湿シートと吸湿繊維を使った除湿シートそれぞれのおすすめ商品をピックアップしました。

【シリカゲルタイプ】『西川リビング 調湿シート からっと寝』

シリカゲルBタイプとよばれる多孔質シリカゲルを使っています。一目でわかる吸湿センサーがついていて、センサーがブルーからピンクに変わったのを確認したら干せば元通り。軽くて扱いやすいですが、洗濯することはできません。

【シリカゲルタイプ】「Kumori 除湿シート」

シリカゲルを練りこんだ生地を使った除湿シート。シリカゲルをポリプロビレンで挟んだ3層構造になっていてしっかり湿気を吸い取ります。まるごと水洗いできるので、衛生的です。

【吸湿繊維タイプ】『テイジンプロンティア 快眠ドライPLUS』

テイジンのベルオアシスという吸湿繊維をつかった除湿シート。シリカゲルの約2〜3倍の吸湿性がある。防ダニ、抗菌防臭の機能もあり、干すだけで繰り返し使える。防湿センサーがついていて色が変わったら干すだけ。

【吸湿繊維タイプ】『東京西川 多機能吸湿パッド ドライウェルプラス』

高吸放湿性繊維の「モイストファインEX」を使用した吸湿シート。値段は高いですが、その分吸湿性が高く、丸洗いもできて衛生的です。

【吸湿繊維タイプ】『テイジン すのこ型吸湿マット エアジョブ』

すのこのように、網目状になった吸湿マット。吸湿性の高い紀州備長炭繊維を使っていて、クッション性のあるマットです。1〜2週間に一度干す必要があります。コンパクトにできて持ち運びや収納にも便利。

除湿シートの効果的な使い方は?

布団 ベッド

除湿シートを使ったとしても、使い方を間違えると効果が半減します。正しく使って、効果を最大化させましょう。

基本的にフローリングやベッドの床板に敷いて、その上に敷布団を敷きます。除湿シートがズレていると湿気が吸い取られなくなってしまうので、汗を吸い込む中央部分の下にきちんと敷いてください。

また、きちんとお手入れするのも忘れずに。湿気を吸い込んだ状態で使い続けると、布団の湿気を逃せずカビなどの原因になってしまいます。吸湿センサーの色が変わったら必ず干すか布団乾燥機にかけるなどしましょう。除湿シートによって手入れの仕方が違うので、最初に取り扱い方法をよく読んでください。

おすすめの除湿シートで気持ちのいい朝を迎えよう

ベッドメイキング 布団

布団にとって湿気は大敵です。ジメッとした布団だと寝付きも悪くなる上、カビなどの原因にもなります。

そんな湿気は除湿シートを使えば手軽に解消できます。除湿シートを上手に使えば、布団を干す重労働も少なくなりますよ。

湿気に悩んでいる人はぜひ除湿シートを活用してみてくださいね。湿気で不快だった朝がなくなり、快適な朝を迎えられるようになります。