おうちの掃除になにかと役立つ「メラミンスポンジ」。
窓ガラスのようなデリケートな素材に使っても大丈夫かな?と気になりますよね。
今回はコジカジ編集部が、メラミンスポンジをガラスに使ってもいいのかという疑問にお応えします。あわせて、上手に活用する方法も紹介するので、参考にしてくださいね。
もくじ
そもそもメラミンスポンジはどんな道具?
メラミンスポンジとはその名の通り「メラミン」という樹脂からつくられたスポンジのこと。
メラミンはかなり硬い樹脂のひとつですが、発泡させることでふわふわとやわらかな感触をもたせた特殊な素材です。
メラミンスポンジは細かな網目のような穴があいているため、その凸凹で汚れをかき出してくれるのが特徴。
樹脂自身が削れながら汚れを絡め取るので、洗剤を使わなくても消しゴムのような汚れ落ちが実感できます。
メラミンスポンジはガラスに使える?グラスの水垢落としにも?
メラミン樹脂はかなり硬いとはいえ、ガラスよりはやわらかいものなので、デリケートなガラスの表面を傷つける心配はありません。
むしろ、ガラスなどは洗剤を使って掃除するのが面倒な場所なので、ちょっとの水だけで汚れを落とせるメラミンスポンジはかっこうの掃除アイテム。グラスの水垢落としにも使うことができます。
ただ、コーティングやフィルムが貼られている特殊なガラスにメラミンスポンジを使うと、その特殊な加工を削り落としてしまう恐れがあります。
次に該当するものはメラミンスポンジを使わないほうがよいので、事前に確認しておきましょう。
また、ガラスと思っていたら実はアクリル板だったというケースも。アクリル板はメラミンスポンジでこすると表面を傷つける恐れがあります。ドアにはめ込まれた窓などはアクリル板であることが多いので、事前に確かめてくださいね。
メラミンスポンジを使ったガラスのこすり方
- 必須
- メラミンスポンジ
- 洗面器
- ほつれのないクロス
メラミンスポンジを使ったガラスの掃除では、水を張った洗面器と、乾拭き用のクロスを用意したら準備完了です。
スポンジはサイコロ状にカットしておくと扱いやすい上、無駄なく活用できます。
クロスは糸がほつれにくい「マイクロファイバークロス」を使うのがおすすめです。
こすり方
メラミンスポンジを使ってガラスをキレイにする方法はとってもシンプル。基本的に「濡らしたスポンジでこすってから乾拭きする」だけで大丈夫です。
メラミンスポンジで汚れをこする
濡らしたメラミンスポンジでこするだけ。汚れた箇所を念入りに。
乾拭きする
クロスで拭き取り、汚れが落ちたことを確認。落ちていなければ①に戻る。
サッシレールをこする
サッシの汚れを落とすのも忘れずに。メラミンスポンジなら軽くこするだけでスルスル落ちる。
すすぐ
洗面器の水を使って汚れを流したら完了。
メラミンスポンジを使わずガラスを掃除するには?
特殊加工されたガラスはメラミンスポンジでキレイにすることができませんよね。そんなときは、クロスを2枚用意して「水拭き」と「乾拭き」で汚れを落とせばOK。
できれば『ガラスマジックリン』などの窓用洗剤があると便利。手元になければ、アルコール除菌スプレーでも代用できます。アルコールなら蒸発が早くあと残りしにくいので、ピカピカな仕上がりになりますよ。
メラミンスポンジはガラスの掃除以外にも大活躍
ガラスの掃除に最適なメラミンスポンジですが、それ以外のシーンでも活躍しますよ。
窓辺であれば、たとえば網戸に詰まったホコリをごっそり取る働きも。窓を磨くのと同じように水に濡らしてこするだけで、汚れがポロポロと落ちていきます。
他にもシンクの水垢を落としたり、コップに残る茶渋を落としたりといったさまざまな使い方があります。基本的な扱い方さえマスターしておけば、家中の汚れを落とすのに重宝しますよ。
メラミンスポンジでおうちのガラスがピカピカになる!
なにかと便利なメラミンスポンジはおうちのガラス掃除にも大活躍。泥やホコリが混ざった落ちにくい汚れも、メラミンスポンジを使えばスルスル落ちていきますよ。
基本的に「ツルツルした面の掃除に使える」ので、ほかの場所にも使ってみてくださいね。