ドラッグストアなどでよく目にする『かんたんマイペット』。リビングなどの掃除に便利な洗剤ですが、使ったことがないとどんな使い勝手なのか想像しづらいですよね。

そこで今回は、『かんたんマイペット』がどんな洗剤なのか、実際に使ってみた感想などとあわせて紹介します。

『かんたんマイペット』ってどんな洗剤?

窓のサッシにかんたんマイペットをかける
『かんたんマイペット』は、ドラッグストアなどで250〜300円ほどで買えるお部屋用の洗剤です。

その特徴は「利便性の高さ」で、リビングのフローリングや壁、窓ガラス、鏡、ドアノブ、カーペットといたるところに使えるんですよ。

しかも2度拭き不要で時間をかけずに掃除でき、香りもさわやかで、除菌効果(※1)ももちあわせているすぐれもの。

おうちのちょっとした汚れなら、これ1本でほとんど対応できるんですよ。

『かんたんマイペット』で汚れが落ちるワケ

かんたんマイペットの成分
では、なぜ広範囲の汚れを落とすことができるのでしょうか?

『かんたんマイペット』で汚れが落とせる理由は次の2つにあります。

「界面活性剤」のはたらき

界面活性剤とは、汚れを落としやすくする働きがある成分です。本来混ざりあわない「水」と「油」など、異なる性質の境目(界面)を混ざりやすくして汚れを落としやすくします。

「弱アルカリ性」の性質

弱アルカリ性の性質は、反対にある酸性汚れを中和して落としやすくする働きがあります。酸性汚れの代表は「油」なので、皮脂による黒ずみやキッチンの油などを簡単に落とせます。

『かんたんマイペット』と布巾を用意!

かんたんマイペットの掃除に使う道具
用意するもの
必須
『かんたんマイペット』
マイクロファイバークロスなどの布巾
あると便利
古歯ブラシ
綿棒
ゴム手袋

『かんたんマイペット』は拭き掃除に使う洗剤なので、布巾さえあれば準備はOK。布巾は繊維残りの少ないマイクロファイバークロスがおすすめです。

あとは「古歯ブラシ」や「綿棒」があると細かい場所の掃除がはかどります。肌の弱い人はゴム手袋の用意も。

『かんたんマイペット』の基本の使い方

『かんたんマイペット』の基本的な使い方は2通りあります。それぞれどんな場面で使うのか見てみましょう。

汚れている場所に直接かけて拭き掃除

壁にかんたんマイペットを吹きかけて拭く
1つ目の使い方は、「汚れめがけて直接スプレー」して拭き掃除する方法です。

次の場所は直接スプレーしてOKです。

● サッシ
● ガラス
● 冷蔵庫などの家電の外側
● 照明器具のかさ
● 鏡

除菌までする場合は、スプレーしてから5分ほど置いて拭き取るといいですよ。

布巾にかけてから拭き掃除

マイクロファイバークロスにかんたんマイペットを吹きかける
2つ目の使い方は、「布巾にスプレー」してから拭き掃除する方法です。

素材にスプレーの泡でシミができたり、洗剤が入り込んで故障したりしないようにするためで、少しデリケートな場所を掃除する場合に適しています。

● フローリング
● 壁
● ドア
● 畳
● カーペット
● 家具や戸棚

これらの場所は表面に塗装やコーティングがほどこされていることがあるので、布巾につけてから拭いてくださいね。

【実践】『かんたんマイペット』の汚れ落ちをチェック!

それでは実際にどれくらい汚れをおとせるのか見ていきましょう。

窓のサッシ

窓のサッシのかんたんマイペットをかける
窓ガラスやサッシは直接スプレーしてOKな場所です。

汚れが目立つ部分にスプレーします。

サッシをマイクロファイバークロスで拭く
マイクロファイバークロスなどの布巾でサッと拭き取ると、

窓サッシの汚れ
砂ボコリや細かいチリなどがしっかり取れました。

かんたんマイペットでサッシを拭いた後
使いはじめのようなピカピカな状態に戻りました。

キッチンの壁

かんたんマイペットの掃除(キッチンbefore)
続いてキッチンの壁についた油汚れ。少しわかりにくいですが、ハネた食材のカスなどもついています。

この油汚れにはマイペットの界面活性剤、弱アルカリ性の性質がよくはたらきます。

かんたんマイペットの掃除
今回は壁材がパネルだったので直接洗剤を吹きかけましたが、壁紙なら布巾につけてから汚れを拭きましょう。

かんたんマイペットの掃除(キッチンafter)
ササッと拭くとこの通り。油汚れもしっかり落とせました。

フローリング

かんたんマイペットの掃除(フローリングbefore)
フローリングは表面にワックスや塗装が塗られていることがあるため、布巾に洗剤をつけてから拭きます。

かんたんマイペットの掃除(フローリングafter)
クッションフロアのフローリングで試したところ、しっかり汚れが落ちてキレイに。マイクロファイバークロスを使えば黒ずみ、ホコリもたくさん取れます。

ただし…

かんたんマイペットの掃除(フローリングafter)
フローリングのなかでも素材が無垢材の場合は、そもそも水が苦手です。

そのため、『かんたんマイペット』で濡らしてからゴシゴシこするのは素材によくありません。

カーペット

カーペットのシミを歯ブラシでたたく
カーペットやソファなどの布製品につく汚れにも『かんたんマイペット』が使えます。今回はコーヒーをこぼしたときについたシミの染み抜きに挑戦しました。

先端に『かんたんマイペット』を含ませた歯ブラシや綿棒でトントンたたくように洗剤をなじませ、

カーペットのシミをクロスで拭く
仕上げに固くしぼった布巾で水拭きします。

かんたんマイペットでカーペットの染み抜き
汚れを落とす前にたくさんついていたシミを、左側の一部分のみ染み抜きしたところキレイに落とせました。

ただし、よく見ると跡が残って見えるので、薄まる程度と考えた方がよさそうです。

照明のスイッチ

かんたんマイペットの掃除(スイッチbefore)
照明のスイッチは電子機器なので直接スプレーするのがNGな素材。

かんたんマイペットの掃除(スイッチ)
布巾にスプレーしてから汚れを拭き取ります。細かい部分は綿棒などでこするといいですよ。

かんたんマイペットの掃除(スイッチafter)
スイッチを押すときについた手の皮脂による黒ずみが落ちてスッキリきれいになりました。

覚えておきたい

エコなわざあり

どうして『かんたんマイペット』は2度拭きがいらないの?

拭き掃除したあとの汚れ
2度拭き不要と聞いて「本当に洗剤は残らないの…?」と疑問に思いますよね。ここではその疑問にお答えします。

洗剤が残らない理由は、『かんたんマイペット』の「界面活性剤の割合」にあります。手軽に使えるようかなり薄めて作られているため、布巾で1度拭き取れば洗剤もすべてキレイに取り除けるようになっているんです。

洗剤の残りがどうしても心配…という人は、仕上げに乾拭きや水拭きを組み合わせて仕上げると間違いなく拭き取れるので安心ですよ。

『かんたんマイペット』で掃除するときの注意点って何かある?

かんたんマイペットの使える範囲
さまざまな場所に使える万能洗剤のかんたんマイペットですが、使うときに2つ注意点があります。

使えない素材がある

次の素材には『かんたんマイペット』が使えないので注意しましょう。逆に言うと、これ以外には使えると考えてOKです。

使えない素材
● 水拭きできない素材
● 液晶ディスプレイの画面
● 革製品
● うるし塗り
● 銅やしんちゅうでできた製品

素材によって色落ちすることがある

カーペットやフローリングなどの素材によっては変色したり、色落ちしたりする場合があります。

はじめて使う場合は、隅の目立たない部分であらかじめ変色しないかチェックすることをおすすめします。

『かんたんマイペット』はどこで買える?

かんたんマイペットはホームセンターやドラッグストアなどで購入できるリビング掃除の定番商品です。

もし近くで購入できないようなら、ネット通販などを活用しましょう。

『かんたんマイペット』

今回使ったスプレータイプの『かんたんマイペット』。400ml入でおうちのさまざまな場所を掃除できます。

『マイペット』

液体タイプのマイペットもあります。スプレータイプよりも界面活性剤が多いので汚れ落ちがよいのが特徴。ただし、自分で濃度を調節する手間がかかります。

使い方を守って『かんたんマイペット』でおうちをキレイにしよう

リビングにかんたんマイペット
おうちの拭き掃除に重宝する『かんたんマイペット』。界面活性剤の力でおうちの汚れを幅広く落とせます。

万能手軽なマイペットを用意して汚れがひどくならないうちに掃除し、おうちのキレイを保ちましょう。

※1:すべての菌を除菌できるわけではありません。