服や靴下にべったりついた泥汚れ、どうにかして落としたいですよね。
とても厄介な汚れですが、泥汚れに効く洗剤を使えばスッキリ落とすことができますよ。
今回は泥汚れに効く洗剤を、固形石鹸タイプと水に溶かすタイプそれぞれでピックアップしました。これがあればもう泥汚れも怖くありませんよ!
泥汚れはどうして落ちにくいの?
洗濯物につく汚れの中でも、泥汚れほど落としにくいものはありませんね。どろんこになった服はいくら洗っても落ちず、結局泥汚れが残ったままになっている服も多いのではないでしょうか。
実は、泥汚れはほかの汚れとは少し性質が違います。コーヒーや醤油などの一般的なシミ汚れは洗濯機で洗えば溶かし落とすことができます。しかし泥汚れは、土や砂が繊維に入り込んでできた汚れなので、水や油で溶かして落とすことができないんです。
泥汚れを落とすには、繊維の不覚に入り込んだ砂や土を物理的に押し出すしかありません。ここに泥汚れの落としにくい原因があるんです。
そんな泥汚れを落ちやすくしてくれる洗剤には固形石鹸タイプと水に溶かして使うタイプの2種類があります。それぞれのタイプからおすすめの洗剤をピックアップしたので、洗剤選びの参考にしてください。
【固形石鹸タイプ】泥汚れに効く洗剤おすすめ4選
小さな子供がいるおうちなど、泥汚れを洗濯する機会が多い場合は専用の洗剤を用意するのがおすすめ。
使いやすい洗剤や道具を選んでおけば、面倒な思いをすることはぐんと減らせますよ。
1.『ウタマロ石鹸』
レトロなパッケージと、鮮やかな緑色が特徴的な「ウタマロ石鹸」。泥汚れを落とすのに抜群の効果を発揮します。衣類の白さを際立たせる蛍光増白剤が配合されているので、白い靴下や体操服などを真っ白に仕上げられます。
2.『アタック プロEX 石けん ケースつき』
洗濯洗剤でおなじみの『アタック』シリーズに、泥汚れ対応の固形石鹸があります。青いスティック状の石鹸が特徴で、付属のケースに入れてこすりつけるようにして使います。ケースにはブラシがついていて泥汚れを物理的に払い落とすこともできるので便利です。
3.『ブルースティック』
ブルースティックは部分洗い用の固形石鹸で、頑固な汚れを落とすのを目的に作られています。泥汚れを始め、機械油など普通の洗剤では落ちにくい汚れに高い効果を発揮します。実際に使っている人の口コミ評価も高く、その効果は折り紙付きです。
4.『エネロクリーン』
クリーニングのプロが太鼓判をおす部分洗い用洗濯石鹸です。スポーツユニフォームや運動着の泥汚れをしっかり落とします。泥汚れ以外にも、汗ジミや血のシミなどにも効果を発揮します。
固形石鹸タイプの洗剤で泥汚れを落とす方法は?
固形石鹸タイプの洗剤で泥汚れを落とすときは、石鹸を塗ってもみ洗いしてから洗濯機に入れるだけ。汚れがひどいときは少しつけ置きすると効果が高まります。
大まかな泥を払い落とす
汚れた部分をはたき、おおまかな泥を落とします。濡れている場合はドライヤーなどで乾かすと落としやすくなります。歯ブラシなどでこまかな泥まで落とすと汚れ落ちがよくなります。
固形石鹸を塗る
汚れた部分をお湯で濡らし、泥汚れを覆うように石鹸を塗ります。両面からたっぷり塗り込んでください。
もみ洗いする
洗面器に水をため、泥を溶かし出すようにもみあらいします。泥が出てきて水が濁ってきます。
水やぬるま湯でよくすすぐ
汚れの裏側からシャワーなどでお湯をあてて、泥を押し出すようにすすぎます。
洗濯機に入れて洗う
最後にいつも通りに洗濯機で洗えば完了。
固形石鹸は泥汚れを落とす効果が高いので、この手順に沿って洗えばかなりキレイになりますよ。
【水に溶かすタイプ】泥汚れに効く洗剤おすすめ5選
固形石鹸とは違い、水に溶かしてつけ置きすることで泥汚れを落としてくれる洗剤をピックアップしました。
5.『バイオ濃厚洗剤 ポール』
昔から汚れ落ちの評判が高い粉末洗剤です。泥汚れもすっかり洗い流す力があるので、洗濯機洗いでも十分キレイにできます。ひどい泥汚れでもつけ置きしてから洗えば真っ白に洗い上げられます。
6.『泥汚れ用洗剤 レギュラー』
頑固な泥汚れを落とす洗浄成分を配合した洗剤。酸素系漂白成分を使っているので、色柄ものにも安心して使えます。あらゆるスポーツでできる汚れをしっかり落としてくれます。
7.『泥汚れ専用洗剤 泥ピカゴールド』
独自の酵素を配合した成分が、頑固な泥汚れを落としてくれます。生地にやさしい成分を配合しているので生地を傷めず、洗い上がりの着心地も悪くなりません。黒土や赤土など土の種類も問わず、落としてくれますよ。
8.『ユニフォーム洗剤 クリーンリーグ』
天然の界面活性剤を使った環境にやさしい洗剤なのに、頑固な泥汚れを落としてくれます。クエン酸が配合されているので、除菌効果もあります。泡がたくさんでないので、すすぎも楽ちん。
9.『ミオソティス』
泥汚れ専用の洗剤で、ユニフォームや作業着の頑固な泥汚れを真っ白に洗い上げます。天然ヤシの油由来の界面活性剤を使い、環境にも配慮。手肌にもやさしく、生地も傷めません。
水に溶かすタイプの洗剤で泥汚れを落とす方法は?
水に溶かすタイプの洗剤は、バケツなどに張ったお湯に溶かし、そこに汚れ物をつけ置きするだけで真っ白に洗い上げてくれますよ。洗剤によっては洗濯機で使うこともできるので、それぞれの洗い方をチェックしてみてください。ここではつけ置きするときの手順を簡単に紹介します。
バケツにお湯を張り、洗剤を溶かす
40度前後のお湯を張り、洗剤を規定量とかします。
泥汚れがついた洗濯物を浸す
汚れた洗濯物をただ浸すだけでOKです。洗剤が染み込むようにしっかりと浸してください。
汚れがひどいときはもみ洗いする
ひどい泥汚れは軽くてでもみ洗いしてください。手が荒れないようにゴム手袋などをつけましょう。
洗濯機に入れて洗う
あとはいつもどおり洗濯機で洗えば完了です。
つけ置き洗いなので固形石鹸よりも手間が少ないですが、泥汚れをしっかり落としてくれますよ。
専用の洗剤で泥汚れを真っ白に洗い上げよう
普通に洗濯しても落ちない泥汚れは、落とすのをあきらめていた人も多いと思います。しかし、専用の洗剤を使えば驚くほど白く洗い上げられますよ。あきらめていた泥汚れにぜひ試してみてください。
泥汚れ専用の洗剤には固形石鹸タイプと水に溶かして使うタイプがあります。固形石鹸は部分洗いがしやすく、まとめて洗うときは水に溶かすほうが一気につけ置きできて楽ちんです。泥汚れがつく洗濯物の量にあわせて使い勝手のいい方を選んでくださいね。