服の臭いの取り方｜臭いが取れない原因は？脇の部分を消臭するには？

服に残る臭いに悩まされていませんか？毎回きちんと洗っていても臭いが取れないと、どうやって取ればいいのかわからず困ってしまいますね。

今回は、服に残るイヤな臭いの取り方や生乾き臭の防止方法などをまとめてご紹介します。簡単な方法でスッキリ消せますよ。

服が臭い！脇に部分の臭いが取れない原因は？

服が臭くなる原因のほとんど、「汚れを流しきれていない」か「干し方に問題があった」かのどちらか。また、それらが組み合わさっている場合もあります。

しっかり対処するために、それぞれの原因をくわしく確認しましょう。

体の汚れが落ちきっていない

服にはべったりと汗や皮脂汚れがついています。これらの汚れは洗濯でほとんど落とせますが、脇や襟元などの汗がたくさんつく場所だと洗いきれずに残ることがあります。

そして、落ちなかった汚れが蓄積して臭いを放つようになります。洗いあがりはキレイに見えても着ているうちに臭いが出てくることもあるんですよ。

生乾きで菌が繁殖

雨続きの時期など、湿度が高いときは乾燥に時間がかかります。湿った状態が長く続くと雑菌がどんどん繁殖し、臭いを発するように。

これがいわゆる「生乾き臭」と呼ばれるものです。早く乾くように干すときにも注意が必要です。

服の臭い取り｜必要な道具は？

必須

『ワイドハイター』などの酸素系漂白剤

『アタック』などの洗濯洗剤

あると便利

洗面器

服に残る臭いを取るのに特別な道具や強い洗剤などは必要なく、ふだん使いの洗剤の使い方に少し工夫するだけでOK。

洗濯洗剤がガンコに残る皮脂汚れを分解し、酸素系漂白剤で雑菌を退治すれば臭が落ちなかった服もキレイにしてくれます。

使う洗剤や漂白剤は「粉末タイプ」を使うとさらに効果的。一般的に液体洗剤よりも粉末洗剤の方が強い洗浄力を持っているんです。洗剤選びから工夫してみるのもいいですね。

服の臭い取り｜つけおきで消臭

服に残る臭いを取るには「つけおき」が一番簡単で効果が高い方法です。手を動かして作業する時間もほとんどないので手軽に試せますよ。

コツは「お湯を使ってつけおきする」こと。漂白剤は40℃ほどの水温のときに汚れを分解する力が高まります。30分ほどのつけおきで雑菌を退治し、臭いの根本から分解してくれますよ。

服の臭い取り｜熱で消臭する

つけおきでも臭いが取れないような服には、「熱」を使ってみましょう。このやり方は化学繊維の服やプリントのある服などには使えませんが、簡単にできて便利な方法です。特に、脇の頑固な臭いが取れないときは、おすすめです。

やり方はアイロンのスチームを当てるか、熱湯を上からかけて、雑菌を死滅させるだけ。

熱で消毒したら、あとは死骸を流すためにも一度洗濯すれば完了。火傷に注意しながら挑戦してみてくださいね。

服の臭い取り｜洗濯槽を掃除する

服をキレイに洗っても、乾かすのに気を配っていても臭いが出てしまうときは服ではなく洗濯機に原因があるかも。実は洗濯機の奥は湿気がこもっていて、カビなどが広がりやすいんです。

そんなときは洗濯機のなかを一度掃除してみましょう。やり方は市販のクリーナーを入れて1回運転するだけととても簡単です。

クリーナーをいくつか常備しておいて、2か月おきに洗浄するとキレイな状態を保てますよ。

服につく嫌な臭いを防ぐには？

服の臭いが問題なく取れたら、ふだんの生活からできるやり方で臭いを防止しましょう。

濡れているとすぐに雑菌が繁殖するので、できるだけ乾いた状態をキープできるように意識するのがポイントですよ。

肌着を着る

そもそも汗がしみこまなければ残る汚れをぐっと減らせます。脇の下までカバーできる袖付きの肌着を中に着て臭いや汚れがつくのを防ぎましょう。

汗ジミも防いでくれるので暑い日でもぐっしょり濡れてしまうことはなくなりますよ。

すぐに洗濯する

汗を含んで湿った服をそのままにしていると、すぐに雑菌が繁殖して臭いが出てきます。洗濯カゴがいっぱいになるまで放置しがちですが、一度着た服はできるだけ早く洗いましょう。

乾きやすく干す

乾きやすいように干すことが生乾き防止のコツ。干すときは洗濯者同士の間隔を15cmほどあけ、空気の通り道をつくりましょう。

部屋干しのときは扇風機の風を当てたり、エアコンの除湿を使ったりと家電の力を借りるのがおすすめの方法です。

服の臭いを解消してお気に入りで出かけよう

お気に入りの服も、何回も着ているうちにだんだんと臭いが気になってくるものです。うまい臭いの消し方がわからず、落ち込んでいたという人もいると思います。

服の臭いは雑菌が広がったことが原因。除菌してあげればもとのようなキレイな状態に戻せますよ。

臭いを解消して、お気に入りの服でお出かけを楽しんでくださいね。