「どうも臭いが気になる…」というときに市販の消臭スプレーを使っている人も多いと思います。
そんな消臭スプレー、実はおうちにあるもので手作りできるって知っていましたか?ここではオリジナルの消臭スプレーを手作りする方法をご紹介します。
もくじ
消臭スプレーを手作りするメリット
消臭スプレーを手作りするメリットはさまざまあります。
身体にやさしいものだけで手作りできるので、小さな赤ちゃんやペットがいるおうちでも安心して使えますよ。
好きなアロマオイルや香水などを使えば臭いを消せるだけではなく、気に入った香りも広がりますよ。
消臭スプレーの作り方|必要なものは?
- 必須
- 重曹
- スプレーボトル
- あると便利
- 好きな香りのアロマオイル
- 除菌用アルコール
用意するのは基本的には「重曹」と「スプレーボトル」の2つがあればOK。
これだけでも消臭剤としては十分ですが、香り付け用のアロマオイルを用意すれば、香りも楽しめます。
消臭スプレーの作り方|正しい手順と簡単に作るコツは?
消臭スプレーを手作りするのはとっても簡単。
「水200mlに対して重曹を小さじ2杯」を目安にいれ、よくふって混ぜたら完成です。これだけで消臭効果を発揮します。
あとは、好きなアロマオイルを数滴たらすと、消臭と一緒によい香りをプラスできます。
水と一緒に除菌用アルコールを混ぜておくと除菌効果も加えられるのでおすすめです。
消臭スプレーの作り方|トイレ用も手作りできる?
実は重曹の代わりにクエン酸を使うと、トイレの消臭スプレーにできます。
クエン酸は「尿が原因の悪臭」を分解するのが得意なので、壁や床にハネた尿がトイレ独特のイヤなニオイを消してくれます。トイレの臭いが気になるときに吹きかけるとスッキリしますよ。
作り方は水200mlにクエン酸小さじ1杯を混ぜるだけ。クエン酸は無色無臭なので好みに合わせてアロマオイルやアルコールを加えてもいいですよ。
消臭スプレーの使い方!どこに使える?
重曹を使った手作り消臭スプレーは特に汗の消臭に効果的。重曹は皮脂などの油を含んだ汚れを分解し、雑菌が繁殖しにくい環境を整えてくれます。
臭いの原因となる汚れに直接はたらきかけ、臭い物質自体をなくしてくれるんですよ。
衣類の消臭
襟元や脇などは皮脂の汚れがつきやすく、使っているうちにだんだんと臭いや黒ずみが出てきますね。
こまめな洗濯がむずかしい上着はもちろん、ワイシャツなどどんな衣類にもこの消臭スプレーは活用できますよ。
カーペットやソファの消臭
カーペットやソファなど、布が使われた大きな家具は汗を吸い込んでイヤなニオイを発するように。
そんなときも重曹でつくったスプレーで消臭できます。汚れがひどいときはたっぷりつけて拭き取れば洗剤としても使えますよ。
寝具の消臭
寝汗を吸い込んだ枕や布団などもニオイが出やすいアイテムのひとつ。この汚れも皮脂が変化したものなので手作りスプレーで消臭できます。
長時間肌がふれる場所なので安全性の高い手作りスプレーが安心ですね。
靴の消臭
靴はたっぷりの汗と外の汚れが染み込み、どんどんニオイが出てきます。靴の消臭にも重曹のスプレーが効果的。
皮脂汚れを分解し、雑菌の繁殖を抑えてくれます。スプレーしたら風通しのいい場所で干しましょう。
生乾きタオルの消臭
除菌アルコールを配合した消臭スプレーなら、雑菌が繁殖したことが原因の生乾きのイヤなニオイまでしっかり消臭します。
部屋干しするときにシュシュッと掛けておけば、イヤなニオイの予防までできますよ。
消臭スプレーを手作りするときの注意点は?
手作りした消臭スプレーを使うときは、市販のものに比べて「早めに使い切る」ようにしましょう。
保存料などが全く加えられていないので、なかの水が傷んだり、成分が変化してしまうこともあるんです。
一度水に溶かした消臭液は1ヶ月を目安に使い切りましょう。どれも100均に売られているようなアイテムなので、もったいないと思わず思い切り使うといいですね。
置型消臭剤も手作りでつくれる?
重曹を使った消臭スプレーは布製品全般の消臭に使える便利なものですが、粉のまま使うと置き型の消臭剤としても使えるんです。
フタの開いた小瓶に重曹をいれ、ニオイの気になる場所に設置するだけ。
とくに下駄箱や冷蔵庫などの空気がこもる収納空間の消臭にぴったり。粉の上からアロマオイルなどを垂らしておけば香り付けもできますよ。
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消臭スプレーを手作りしてお気に入りの香りを楽しもう
掃除していてもニオイはどうしてもできてしまうものです。家のあちこちに消臭スプレーを用意しているおうちも多いですね。
おうちで消臭スプレーがつくれれば成分も安心なうえ、自分好みの香りにカスタマイズするのも簡単。
お気に入りの香りがするものなら、使うのがもっと楽しくなりますね。