「ズボンプレッサー」というアイテムを知っていますか?なんとなく聞いたことがあるけど使ったことはないという人も多いですよね。
実はズボンプレッサーはスーツをピシッと整えるのにとっても便利なアイテムなんです。今回はズボンプレッサーの使い方や使う際のポイントについてご紹介します。
もくじ
ズボンプレッサーとは?

ズボンプレッサーとは、簡単にいうと「スラックス用のアイロン(プレス機)」のことです。ビジネスホテルなどでよく貸し出されていますよね。
ズボンプレッサーを使うことで、1日履いて形の崩れたスラックスが見違えるようにピシッと直ります。
ズボンプレッサーを使うメリットは?どんな人に向いている?

ズボンプレッサーが向いているのは毎日スーツやパンツを履くお仕事をしている人、ズボンのシワを伸ばしたい人です。
続いて、ズボンプレッサーのメリットをご説明します。

① 簡単にシワが伸ばせる
膝周りなどのガンコな着用ジワもズボンプレッサーを使えば簡単に直せます。スラックスなどは熱に弱くてアイロンをあてられないものも多いですが、ズボンプレッサーならスラックス向けにあらかじめ温度調節されているので安心して使えます。
② キレイな折り目がつく
「プレッサー」というだけあって、両側から挟み込むことでスラックスにキレイな折り目がつけられます。シワが伸ばせて折り目までつくので、クリーニングに出したあとかのように見た目の印象がよくなりますよ。
③ 除菌・消臭ができる
ズボンプレッサーはアイロンのように熱を使うので、雑菌を退治し、汗の臭いなどを取り除く力もあります。汗をかいて臭いが気になる日でもプレスするだけで元通りにできますよ。
ズボンプレッサーの使い方|折り目をキレイにする手順

ズボンプレッサーの使い方はいたって簡単です。次の手順にそうだけでキレイな折り目がつけられますよ。
基本的には「折り目を揃えてプレスにかける」だけです。あとはプレッサーの内側にあるシートを両足で挟むようにいれるだけで、スラックスにキレイな折り目が入ります。
スラックスを前後に開く
折り目に沿って前後に開き、両脚をあわせておく。
プレッサーにいれる
プレッサーを開き、股下から裾までの部分を差し込む。
プレスシートを足の間にいれる
一度片足を持ち上げ、足と足の間の部分にプレスシートを入れる。
プレスする
持ち上げた足を元に戻してプレッサーを閉じ、15分ほどプレスする。
冷めるまで待つ
そのまま放置して、冷めたら取り出して完了。
ズボンプレッサーの使い方|注意点は「焦って使わないこと」
紹介した通りに使えばほとんど問題ありませんが、以下のポイントに注意すると折り目がずれるなどの失敗も防げます。

乾かしてからセットする
汗を多くかいた日や、雨に降られた日はスラックスが濡れています。そのままプレスするのは傷みの原因になるので一度乾かしてから使うようにしてください。ひと晩干しておいて、出発前の30分ほどでプレスにかけるといいですよ。
折り目をしっかり揃える
折り目に沿って開いたら、両足を揃えたままの状態をキープしながら差し込むのが大切。折り目がずれてしまうと線が二重になってしまうので注意しましょう。
自然に冷めるまで待つ
タイマーが終わっても温かいうちは取り出さないようにしましょう。温かい状態ではまだ生地が安定していないからです。そのまま履くとシワができやすいので、きちんと冷ましてから取り出してください。
ズボンプレッサーのおすすめ2選!自宅でも使いやすいのは?
ズボンプレッサーは家庭用のものも販売されています。
「頻繁にクリーニングに出したくない」「毎日きれいなスラックスを履きたい」という人にはピッタリ。アイロンがけの手間なくキレイなスラックスで出かけられますよ。
『ズボンプレッサー』(東芝)
高級感のあるデザインが特徴のズボンプレッサーです。消臭機能がついているので臭いの気になる季節でも安心。
ジャケットをかけるハンガーがつき、一緒に乾燥できるのもポイントです。
『ズボンプレッサー ヨコ型』(東芝)
部屋の隅に置いても圧迫感が少ないのがヨコ型のズボンプレッサー。寝かせるタイプなのでズボンを差し込むのもラクちん。
除菌プレス機能がついているので、臭いや履き心地が気になる場合も使いやすいですよ。
ズボンプレッサーの使い方を覚えて身だしなみバッチリ

ズボンプレッサーはよく見かけるけど「使ったことはない…」という人も多いですよね。
実際の使い方はいたって簡単で、折り目を揃えて挟んで待つだけです。これだけでスラックスの崩れた形が新品のように整い、ピシッとしますよ。
ぜひズボンプレッサーを取り入れて、いつでもキレイなスラックスを履けるようにしてみてはいかがでしょうか?