ズボンの収納方法はどうしていますか?たたんで収納している人も多いかもしれませんが、ハンガーに吊るして収納する方法もあります。ただ、ハンガーに吊るすときはかけ方や、使うハンガーの種類に気をつけてくださいね。

今回はズボンをハンガーにかけて収納する方法や専用ハンガーについてくわしくご説明します。

「ズボンハンガー」って便利なの?

スラックス

デニムのような丈夫な素材のズボンならたたんだり丸めたりして収納しますね。しかし、スラックスなどのやわらかい素材のズボンは、たたみにくかったり、苦労してたたんでもシワになってしまったりといった困りごとも。毎回ていねいにたたむのがちょっとしたストレスになっている人も多いのではないでしょうか。

そんなズボンはハンガーにかけてラックに吊るす収納がおすすめ。たたんで収納するときのようにズボン同士でこすれることもないので傷みを防げる上、シワがつきにくくなりますよ。

また、ハンガーに吊るしておくとひと目でどこに何があるのかわかるので、コーディネート選びもラクちんになるメリットも。ハンガーラックにスペースがあれば、スラックス以外のズボンもズボンハンガーに吊るして収納するのも素敵ですよ。

ズボンをハンガーにかけるには?

スラックスをハンガーに掛ける

ハンガーにズボンを吊るすときは「①通常のハンガーの下部分に二つ折りにしてかける」「②ピンチタイプのハンガーで留める」の2通りが基本のやり方です。

通常のハンガーを活用する場合は「中央にかける」のがコツ。片側に寄った状態でかけてしまうとハンガーが傾いてズボンの形が崩れてしまうので注意しましょう。

おうちのハンガーを活用するだけでは少し使い勝手が悪いときは②の専用の「ズボンハンガー」を用意するのがおすすめです。

使いやすい「ズボンハンガー」はどれ?

次に紹介するおすすめのズボンハンガーを活用してコンパクトに収納しましょう。

『コンチハンガーZ 』(MAWA)

ハンガーの片側が開いたつくりになっていて、ズボンやストールなどを二つ折りにしてかけやすくなっています。不安定そうに見えますが、滑り止めがついているのでずり落ちることがありません。

1つのハンガーに2本のズボンをかけられるので、コンパクトにまとめられますよ。

『スラックスハンガー』(レック)

4枚のスラックスを重ねて収納できる大容量タイプのズボンハンガーも売られています。とりだすのが難しそうに見えますが、ひとつひとつの段は交互に開くようになっていてイライラすることもありません。

すべり止め加工付きとフックが回転できる機能がついているので毎日の身支度がもっと簡単になりますね。

『スカートハンガー 4段』(NKプロダクツ)

クリップタイプの4段ズボンハンガー。ズボンやスカートなどを4つまとめて収納できます。中の段を取り外しても使えるので、ズボンやスカートの形状に合わせて対応できるのもうれしいところです。

『スラックスハンガー』(平安伸銅工業)

ハンガーラックの下のスペースに余裕があれば、スラックス用のズボンハンガーラックでまとめて収納する方法も。20着ものズボンをかけて収納できるので、たくさんのズボンがある人におすすめです。

最近では100均でもズボン用のハンガーが販売されているので興味がある人は、まず気軽に試してみるのもいいですね。

覚えておきたい

エコなわざあり

ズボンハンガーに吊るさず立てて収納するのも

Tシャツの立てる収納

クローゼットのハンガーラックには限りがあるので、すべてズボンハンガーにかけるのはむずかしいかもしれません。そんなときはたたんで引き出しに収納しましょう。

デニムなどの厚い生地のものは少々雑にたたんでもシワになる心配はないので、コンパクトにたたむか丸めてあげてください。

引き出しを開けたときに見渡せるように、重ねずに立てて収納するといいですよ。

ズボンハンガーで吊るす収納でクローゼットを使いやすく

ウォークインクローゼットの使い方

ズボンはたたんでも吊るしても収納できるので、普段どうやって使うかを考えて方法を検討してみてください。

頻繁に使うのであればズボンハンガーに吊るして収納したほうが取り出しやすくなります。シャツやコートなどほかの衣類の使用頻度も踏まえて、ハンガーラックにかける服を選べるといいですね。

また、ズボンをハンガーにかけるときは新しく専用のハンガーを買うとかさばらずにすみます。ハンガー収納を検討しているならおうちにあった商品を選んでくださいね。