暑くなってくると食卓によく並ぶ「そうめん」。さっぱりしていておいしいのに加え、茹でるだけで簡単に作れるので、常備しているおうちも多いのではないでしょうか。しかし一袋を使い切れなかったり茹でたものが余ったりしたとき、どう保存すればいいか迷うことも。
そこで今回はそうめんの保存方法についてご紹介します。
もくじ
そうめんはどう保存するのが正しい?保存期間は?
そうめんの賞味期限は、メーカーや製造元によって異なりますが、正しく保存すれば、常温または冷蔵室での保存で3年ほど日持ちます。
ただし、開封したそうめんは虫やカビが繁殖しやすくなります。なるべく記載してある賞味期限を目安に使い切りましょう。
茹でたそうめんは、冷蔵室で2~3日日持ちします。しかし徐々に味が劣化していくので、早めに食べるのがおすすめ。
さらに長持ちさせたい場合は、冷凍保存もできます。正しく保存すれば2~3週間ほど日持ちしますよ。
そうめんの保存方法|①常温保存のやり方
そうめんを常温保存するときは、風通しの良い冷暗所で保管するのがポイント。水分を吸うとカビが生えやすくなってしまうので注意しましょう。
また、20℃を超えると虫が発生しやすくなります。暑い季節でおうちに涼しいところがない場合は、冷蔵保存した方がいいですよ。
そうめんの保存方法|②冷蔵保存のやり方
気温が高いときなどは冷蔵保存が◎。また多く茹でてしまった場合でも冷蔵室に入れると日持ちします。
乾麺
未開封のそうめんは、保存袋に入れてしっかり密閉してから冷蔵室へ入れます。開封している場合は、開け口をラップでくるんでから保存袋へ入れましょう。
そうめんは、ほかの食材の香りを吸収しやすい特徴があります。味が落ちてしまうので、冷蔵室に香りの強い食材があるときは常温で保存するのがおすすめですよ。
茹でたそうめん
茹でたそうめんは、水気を切ってタッパーやジッパー付き保存袋に入れて保存をしましょう。必ず密閉できているか確認してくださいね。
そうめんの保存方法|③冷凍保存のやり方
茹でたそうめんを長期間保存するのであれば冷凍がおすすめです。
そうめんの水気を切って、ジッパー付き保存袋にできるだけ平らにして空気を抜かずに口を閉めます。
一度このままそうめんを冷凍室へ入れ、少しそうめんが凍った状態で取り出したら、再度空気を入れ直して再び冷凍室へ入れましょう。
空気を入れて保存することで、そうめんが解凍時にべちゃべちゃにならず、おいしく食べられるんですよ。
冷凍そうめんを解凍するときの注意
冷凍したそうめんは、解凍せずそのまま湯がきましょう。電子レンジや自然解凍をすると歯ごたえが悪くなってしまうので注意してくださいね。
劣化が気になる場合は、凍ったまま加熱してにゅうめんや炒め物にするのもおすすめです。
そうめんの使用方法にあわせて保存しよう!
そうめんは正しく保存すれば長持ちする食材です。茹ですぎた場合も、冷凍すれば日持ちしますよ。この機会にそうめんの正しい保存方法を覚えてくださいね。